2009年11月5日

偶然か・・・それとも運命か・・・?

  

芸術情報センター4Fにて開催中です!!
 2009年もあと2カ月となりました。皆さんは今年を振り返ってどんな一年でしたか?

 実は、2009年はヘンデル没後250年、ハイドン没後200年、メンデルスゾーン生誕200年記念の年です。

 ヘンデルはドイツ生まれの作曲家で、あのバッハが「音楽の父」と呼ばれるのに対し、ヘンデルは「音楽の母」と呼ばれ、バッハと並び称されるドイツ・バロック音楽最高の作曲家と言われています。
 

この顔に見覚えありませんか?
 ハイドンは古典派を代表するオーストリアの作曲家で、多くの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲、弦楽四重奏曲第77番第2楽章にも用いられた皇帝賛歌「神よ、皇帝フランツを守り給え」の旋律は、現在ドイツの国歌として用いられ、『交響曲の父』『弦楽四重奏曲の父』と呼ばれています。

 メンデルスゾーンはドイツロマン派の作曲家で、作曲以外にもそれまで独立していなかった「指揮者」という職務を独立させ、自らも極めて有能な指揮者として率先して範を示し、弟子たちに指揮法を教え、現在にまで至る指揮法を確立した創始者とされています。

 このような偉大な作曲家たちの記念の年が重なるとは果たして偶然なのでしょうか・・・、はたまた運命なんでしょうか・・・。

 音楽を志すあなたは必見です!!

 大阪芸術大学図書館所蔵品展では、今回『メモリアル・イヤーの作曲家たち ヘンデル・ハイドン・メンデルスゾーン』と題して、彼らの音楽家人生にまつわる品々が展示されています。

 普段クラシック音楽を聞かないという人も、彼らの名前を知らないことはないでしょう。展示されている品々から、彼らが人生をかけて作り上げた音楽を感じられるのではないでしょうか?

 是非、足を運んで彼らの音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

大阪芸術大学図書館所蔵品展
『メモリアル・イヤーの作曲家たち ヘンデル・ハイドン・メンデルスゾーン』
平成21年10月19日(月)~11月14日(土)
大阪芸術大学図書館4Fにて開催中(芸術情報センター内)