2009年10月30日

明日から2日間は学園祭!!

明日10月31日(土)と11月1日(日)、大阪芸術大学学園祭『!!!!!!!』が開催されます!!
ステージでのライブパフォーマンスはもちろんのこと、模擬店にフリーマーケット、学生の手作り作品の販売、更には作品展に、クリエイターをゲストに迎えた講演会など、見どころ・聞きどころ・食べどころ満載です!!
是非皆さんお友達やご家族と一緒にいらしてください!!

詳しくは、大阪芸術大学学園祭ホームページをご覧ください!!

アクセス
近鉄南大阪線・喜志駅下車、大阪芸術大学スクールバスで約10分


2009年10月29日

キノコの再来

 

どうも、僕「キノコ」です。
最近、ブログネタがいっぱいあるんですが、記事にしたくてもなかなか取材に行く時間がなくて…。

そんな中、先日またまた『キノコ』を発見しました。

意外とキノコっていっぱい生えるんですね・・・。

以前初めて発見した時のあの感動と興奮は一体何だったんでしょうか…
                       …意外といっぱい生えているんですね★☆

写真で見ると大きく見えますが、歩いていると思わず踏んでしまいそうになるくらい小さくて、芝生と同化しています。

芝生の張替から1ヵ月近く経過しましたが・・・写真を見る限り少し緑が増えたような気がしませんか?

張替直後の総合体育館前広場現在の芝生の様子(影っててわかりづらいですよね。すみません。)

こうして芝生が順調に育っているのも、学生の皆さんが立ち入り禁止の柵をしっかりと守ってくれているからです!ありがとうございます!!

木や花、虫や鳥、風や香り・・・自然に囲まれた芸大キャンパスには四季折々の風景を感じることができます。

冬まであと少し・・・寒い冬を乗り越えて、きっと春には青々とした芝生が卒業生を送り出してくれるでしょう!!
 


2009年10月27日

映画館ができました!!

鮮やかな青で表示されている『映画館』!! 
 先週の昼休み、芸大のメインストリート・天の川通りで多くの人だかりが出来ていました。

 何が始まったのかというと…そう!『映画館の内覧会』です!!

 
 そうなんです!!皆さん!!なんと、大阪芸術大学に『映画館』ができました!!
 まさか学内に『映画館』ができるなんて、想像もつきませんでした!!
 
 内覧式は盛大に行われました!!
 35mm、16mmフィルム映写機、DLPプロジェクターによる大画面での映写、ドルビーサラウンド6.1chEXの圧倒的な臨場感溢れる音響再生によって、一般の映画館と同等のクオリティを持つ客席数119席のシアターです。
 
 また、ダビングルームのデジタルミキサーはベースマネジメント/ダウンミキシングのモニタリングがサポートでき、最新のサラウンド6.1chにも対応。また音楽スタジオやポストプロダクション&ブロードキャストなどで最も多く使われているデジタル・オーディオ・ワークステーション、Pro Tools HDを導入。

本物の映画館にも顔負けしない『映画館』です!!
 ファースト・テイクからファイナル・ミックスに至るまで、トップクオリティのプロダクションを効率的に進めることができる最新の設備が整っています。
 

 内覧会では試写も行われ、ワタシも実際にその迫力を体感してきました!!もうそれは音の響きが座席や地面からズドドドドッッ!!と伝わってきて、まるで自分自身がスクリーンの世界の中に入り込んだかのような錯覚を覚えるほど、その迫力は凄かったです!!

映写機を初めて生で見ました!!大きいですね!!
 11月19日(木)には、この映画館で『ゴジラvsビオランテ』でメガホンを取った映像学科学科長の大森一樹先生(本編)と、川北紘一監督(特撮)の特別授業が開催されます。このような施設を実際に使って授業ができるなんて、学生たちが羨ましいです!!

 
 新グラウンドにクラブハウスの改築と、芸大は来春に向けてさらに成長し続けています!!ワタシももう一度学生に戻ろうかな?と思ってしまいました!


2009年10月23日

Logic Circuit 赤土浩介 展

     

西天満のGallery wks.で、9月28日(月)~10月10日(土)『Logic Circuit赤土浩介 展』が開催されました。
2008年3月14日のブログでもご紹介した赤土浩介さん(本学大学院芸術制作研究科2000年修了)の前回の展覧会
『OVER OVER』は、どこまでも自由に制作されていましたが、今回の『Logic Circuit ロジック サーキット 論理回路』
では、悩みながら、考えながら・・・がテーマとなっています。
「はじめからイメージを固めて描く必要はない。曖昧なゴールを目指すのは、そこでしか起こらないたくさんの選択肢に
未知の可能性があるからだ。・・・」

『Logic Circuit 赤土浩介 展』

悩みながら、考えながら・・・と言うと色々な受け止め方をする方がおられるとは思いますが、
心理的にも技法的にも悩んだり、考えたりしながら、描き進めておられるのだろうなと感じました。
確かに前回は、有機的な丸みを帯びたフォルムで描かれていたように思いますが、今回は、直線で描かれていたり、
マスキングテープが張られていたりなど、無機的な部分が混在しています。

「Root」 acrylic color on canvas F100 / 1620×1303m
「Root」 acrylic on canvas F100 / 1620 × 1303

ちょうど、現代美術家で本学短期大学部デザイン美術学科(立体造形)講師の中西學先生(本学美術学科1982年卒業)が
見に来られて、赤土浩介さんと素材や技法についての談義が始まったので、隣で興味深く拝聴することができました。
赤土浩介さんの作品は、キャンバスに麻布を自分で張っておられるとのことです。ガッシュやアクリル絵の具で彩色した後に、
スプレーやパステルで表情を付けておられますが、それらを引き立たせる為には、アクリル絵の具が良いし、自分の目指す質感
を出すには麻が良いとのことでした。

左「 Trip art 」acrylic color on canvas S50 / 1167 x 1167 mm   右「 フォルミズム(A)」acrylic color on canvas F80 / 1455 x 1120 mm
左「Trip art」 acrylic color on canvas S50 / 1167 × 1167 mm
右「フォルミズム(A)」 acrylic color on canvas F80 / 1455 × 1120 mm

中西學先生も麻の質感がうまく出ているとおっしゃっていました。かなり塗り重ねていることにも触れられると
赤土浩介さんも普通はキャンバス地に絵の具が通らないように目止めや地塗りなどの前処理を施すけれども、あえて麻布のまま、
アクリル絵の具をかなり塗り重ねていますと言われていました。そして、色にもかなりこだわっていますとのことでした。

左「 かくれんぼ ロジック 」acrylic color on canvas F80 / 1455 x 1120 mm
左「かくれんぼ ロジック」 acrylic color on canvas F80 / 1145 × 1120 mm

いつも新しい試みに挑んでおられる中西學先生と赤土浩介さんならではのお話をお伺いして、日頃、完成された作品を鑑賞する中で、
そこまで目が行っていなかった素材や技法について、作家さんたちは色々研究を重ね、試行錯誤を繰り返しながら自分の作品が
一番生きる素材や技法を探し出し、自分独自の色や形を見出していかれるのだなと改めて思いました。

左「 GO 」acrylic color on canvas F60 / 970 x 1303 mm   中「 puzzle 」acrylic color on canvas F15 / 652 x 530 mm
左「GO」 acrylic color on canvas F60 / 970 × 1303 mm
中「puzzle」 acrylic color on canvas F15 / 652 × 530 mm

芸術家はよく『作品と対話する』と言われますが、赤土浩介さんも『作品と対話する』そうです。
「二転三転と変化する色や形、七転八倒するイメージや行き先。対話は欠かせない。」
今回の『Logic Circuit』で、悩みながら、考えながら・・・美しい色彩やユニークな画面を魅せてくれた赤土浩介さんが、
これからも作品との対話を重ねながら、どんなイメージに到達していかれるのか・・・、
また次を楽しみにしたいと思います。

『Logic Circuit』 赤土浩介展
SHAKUDO kosuke exhibition
 9月28日(月)~10月10日(土)*展覧会は終了しています。
 11:00~19:00
 日曜休廊/土曜・最終日は17:00まで

Gallery wks.
http://www.sky.sannet.ne.jp/works/