2012年6月12日

JPPA AWARDS 2012

平成24年度6月1日に「第16回JPPA AWARDS」贈賞式がありました。

JPPA AWADSとは、日本ポストプロダクション協会が毎年開催しているコンクールです。
学生部門では「映像技術」「音響技術」ともに、【ドラマ部門】と【その他部門】それぞれに、『ゴールド賞』『シルバー賞』『奨励賞』がポストプロダクション業務で、優秀な技術を持って作品を制作したスタッフに贈られる賞です。

今回の応募された総数は、学生部門が53作品(音響技術20作品、映像技術33作品)でした。
今回、厳正な審査の結果、例年以上に見事大阪芸術大学が多数の賞を入賞されました。
多くの学生並びに卒業生が各賞を受賞しましたので以下に今年度の受賞者を掲載致します。

eizo000.jpg2012学生音響技術部門入賞作品
カテゴリー【ドラマ】
ゴールド賞 『死にたすぎるハダカ』 黒田綾香
シルバー賞 『魂男 -soul men-』   田口祥平

2012学生映像技術部門入賞作品
カテゴリー【ドラマ】
ゴールド賞 『魂男 -soul men-』   小林靖子
奨励賞      『死にたすぎるハダカ』  阿部羅秀伸

カテゴリー【その他】
ゴールド賞 『轟音 -龍神村物語-』  笠原栄理

以上の学生並び卒業生が受賞しました。


2012年6月11日

大阪芸術大学オープンキャンパス2012

oc01.jpgみなさんこんにちは!
日曜日は晴れていて適度に涼しく、絶好のオープンキャンパス日和になりましたね!
私たちOUA-TVスタッフも、芸大の魅力をお伝えすべくキャンパス内を撮影して回ってきました。
改めて思いましたが、芸大のキャンパス、広いですね…!
入ったことのない校舎や教室がたくさんあって「ここにスタジオがあったんだ!」とか
「こんなものが作れる機械があるんだ!」と非常に興味深かったです!

oc00.jpg私も高校生の時に芸大のオープンキャンパスに来たのですが、
学科の先輩や先生方がとても熱心に接して下さったのを覚えています。
「芸術の世界は本当に厳しくて、辛くなって何度もやめたいと思うだろう。それでも君は本当に最後までやるという覚悟を決められるか?」
とある先生に聞かれて、今思えば何も考えていなかったのですが、迷わず「はい」と答えました。
その後に「よく言った。私達が全力でサポートするから必ず入学しておいで」と笑顔で仰ってくださり、
なんだか不安がストンと落ちて、ああ、この大学にしよう、と決めたんです。
力強くてとっても素敵な言葉をもらったなと今改めて思います。

高校生の皆さんの中には不安や悩みを持っている方がたくさんいると思います。
本当にこの道に進んでいいのかなと思ったり、やってみたいけどできるかどうかわからないと思ったり…。
そういう時は一度、オープンキャンパスに来てみてください!
説明会に参加したり、各学科の実習体験ができたり、先生方に直接相談もできます。
きっと「やっぱりこの学科にする!」と意思が固まったり、「ちょっと思っていたのと違ったかな…」という方も新しい可能性が見えたりすると思いますよ。
大阪芸術大学のオープンキャンパスは7月15日、16日、9月16日のあと3回開催しますので、是非足をお運びください。

6月10日のオープンキャンパスの模様はまた来週の放送でたっぷりとお見せしますのでお楽しみに!


2012年6月8日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

0608tv002.jpgみなさんこんにちは!
今週末、いよいよ芸大のオープンキャンパスが開催されます!
たくさんの来場者で賑わう学園祭も好きですが、私はオープンキャンパスが結構好きだったりします。
私の所属していた放送学科では、アナウンスコースや広告コースなど、普段別のコースを専攻している同級生と一緒になって学科説明のための番組を作るんですよ。
見学に来てくれた高校生たちに実習で使う機材の説明をしたり、曜日によって開講日が異なる先生方が一度にいらっしゃったりと、たくさんの方と交流ができるのがとても楽しいです!
これってお祭りみたいでわくわくしませんか?
自分の学科が使用する施設しか知らずに卒業してしまう方が多いと思いますが、オープンキャンパスは他学科の秘密を知るいいチャンスかも?
高校生のみなさんはもちろん、芸大生の方も参加してみると面白いかも知れません!

 

0608tv001.jpg

さて、今週の大阪芸大テレビは、先日ブログでも紹介した「OSAKA DESIGN FORUM2012」の話題からお伝えします!
今年で6回目を迎えたこのイベント。
毎年デザイン学科の学生たちが中心となって、世界で活躍するデザイナーを招き、講演会やトークセッションを行っています。
本学デザイン学科教授でグラフィックデザイナーの三木健先生や、ロッテキシリトールガムなど多くの商品パッケージデザインを手掛けたグラフィックデザイナーの佐藤卓さんの公演が行われました。
普段は聞くことのできないデザインの話、必見です!

0608tv000.jpg続いては、大阪芸大グループの学生たちをご紹介する「キラリ☆芸大生」のコーナーです。
夢の実現へ向けて励む、まだ磨かれていない原石のような芸大生たち。
そんなキラリと光る学生たちの活躍の様子をお届けします!
今回は一つ目の話題のデザインフォーラムにも作品を出展していた、デザイン学科の芥川佳世さんをご紹介します。
芥川さんの所属する家具研究会とは、一体どんな活動をしているのでしょうか?

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜12時35分からサンテレビで放送中!
その他の局でも好評放送中です!
皆さん是非ご覧下さい!!

<<オンエア情報>>

6月8日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:35から

6月9日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2012年6月7日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

さあ、ついに今年1回目となる大阪芸術大学のオープンキャンパスが今週末の日曜日に開催されますね!今日のメディキャンでは、オープンキャンパスを楽しみにしてくださっている皆さんからいただいたメッセージをご紹介したり、『大阪芸術大学オープンキャンパス2012』の情報をたっぷりとお届けしますよ!ぜひ、少しでも「参加してみようかな」と思っている方はぜひ今日の放送を聴いてみて下さいね!

さあそれでは、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介します!

まずは、毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げる「ゲストの扉」からご紹介します!

0607medi002.jpg今日のゲストは先週に引き続き、絵本『アルルおばさんのすきなこと』を出版されたばかりの、大阪芸術大学「美術学科」出身のイラストレーター『見杉宗則さん』です!

見杉さんは大阪芸術大学「美術学科」で油画を学ばれました。なんと、同級生には以前メディキャンにゲスト出演していただいた「ザ・ロケットゴールドスター」こと山?秀昭さんがいらっしゃったんだそうです!卒業後に、建築パースを描くデザイン事務所を経て、フリーランスのイラストレーターに転身されました!見杉さんのほのぼのとしたタッチが親しまれ、現在は主に広告、カレンダー、幼児向け書籍などを中心に活躍しておられます!

先週は、見杉さんの作品がどのように生み出されるのかというお話や、国土社から出版されたばかりの絵本『アルルおばさんのすきなこと』の制作秘話などをお届けしました!

0607medi000.jpg今週は、建築関係の絵を描くお仕事をされていた見杉さんがどういうきっかけでイラストレーターに転身されたのかというお話から始まります!そして、現在のほのぼのとしたタッチのイラストを描くようになったきっかけ、イラストレーターというお仕事の本質や、どの様にお仕事をオファーしていただくのかというお話まで、イラストレーターになりたいとお思いの方には、本当にためになるお話が満載ですよ!

さて、先週のブログに、「スタジオにお持ちいただいた見杉さんのイラスト作品の中に驚きの一枚があったのです!」と書かせていただいたのですが、みなさんオンエアで確認していただけましたでしょうか?その作品とは、皆さんも大阪の街中で一度は目にしたことがあるとおもいます『EVタクシー』の車体に描かれているイラストの原画だったのです!街を走行しているタクシーに描かれているイラストなのでゆっくりと見られる機会は少ないかもしれないですが、実はイラストの中に通天閣などの大阪の名所も隠れているんです!ぜひ機会があればじっくりと見て探してみてくださいね!

ぜひ今日もお聴き逃しなく!

0607medi001.jpgさあそして、今日のプレゼント!
今日のプレゼントは、ゲストの見杉宗則さんからいただきました!
発売されたばかりの絵本「アルルおばさんのすきなこと」をなんとご本人のサイン入りで1名様に差し上げます!

そして今週はもうひとつ!
6月10日の日曜日に開催される大阪芸術大学「オープンキャンパス2012」を記念して、大阪芸術大学オリジナルの傘を3名様に差し上げます!

プレゼントの応募方法は、今日の放送で要チェックです!
ぜひGETして下さいね!応募お待ちしております!

 

さあ、今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から30分、アート情報満載でお送りします!展開が見逃せないラジオドラマ劇場テアトル山田のコーナーももちろんありますので是非聴いて下さいね!


2012年6月6日

大阪のおきつね様 -豊穣神の使い-

0606003.jpgみなさんこんにちは!
近ごろ天体ショーが続きましたね。
金星の太陽面通過が今朝から昼にかけて見られました。
太陽と金星と地球が一直線に並んで、太陽に黒い点が見える現象で、日本で次に見られるのは100年くらい後だそうです。
前回の金環日食と違って日食グラスをかけた肉眼ではちょっと見づらかったのですが、
インターネットで世界各地から投稿された画像を見ると、とっても綺麗でした!
同じ太陽なのに衛星や天文台から撮るものでは全く違いますね。

kinsei.JPG日本は曇りの地域が多かったようですが、芸大の周辺はよく晴れていて、体育館前広場からも綺麗に撮ることができました。

その写真がこちら!
こうやって見ると、太陽って本当に大きいですね!
金星の黒い点はレンズの汚れじゃないですよ(笑)

さて、今日は図書館からいただいた投稿ブログをご紹介します!

 


大阪のおきつね様  – 豊穣神の使い –

0606002.jpg大阪府立中央図書館1階エントランスギャラリーでは、6月10日(日)まで大世晃僖(Taiyo Teruki)写真展 大阪のおきつね様 -豊穣神の使い- を開催中です。 

大世晃僖(霞末侑作)さんは、本学大学院芸術研究科博士課程(前期)芸術制作写真専攻を2012年3月に修了し、現在は、フリーランスカメラマンとして活動されています。
今回、LIBRARY DESIGN LAB.(図書館サークル)と(株)図書館流通センターとのコラボレーション企画第3弾として、大阪府立中央図書館での写真展開催が実現しました。ほたるまちキャンパスでの修了制作展のときよりも作品数も大きさもパワーアップし、より見応えのある展示となっています。
DMとポスター制作は、サークルの北丸郁香(デザイン学科2回生)さんが担当してくれました。
大世晃僖さんが、おきつね様の撮影を始めたきっかけは、地元の氏神神社の稲荷社を拝んだ時に不思議な体験をしたことから始まったそうです。「凄く温かい光に包まれているような感覚になり、お稲荷さんから『私を写すとよい』というメッセージを直感的に受け取り、それ以来お稲荷さんの事が頭から離れなくなり、お稲荷さんを研究するようになりました。」
今回の写真展は、大阪府立中央図書館での開催であることを踏まえて、タイトルを「大阪のおきつね様」としました。
DM・ポスターの写真は、安倍晴明神社の境内社である泰名稲荷社のおきつね様です。「泰名(やすな)」とは安倍晴明の父の名前といわれています。

 

0606001.jpg安倍晴明神社は、大阪市阿倍野区にある神社です(大阪環状線「天王寺駅」から阪堺電気軌道「東天下茶屋駅」から東南へ徒歩5分)。この神社は、阿倍王子神社の境外社・末社であり、平安時代に活躍した陰陽師、安倍晴明は、この地で誕生したといわれています。境内では、占いなども行われ、不思議な雰囲気が漂っており何度も行ってみたくなる神社です。また他にも安倍晴明神社に関係する神社のおきつね様がいます。それは、大阪府和泉市葛の葉町にある信太森葛葉稲荷神社(しのだのもりくずのは)です。ここは、安倍晴明の母親といわれる葛の葉狐が祀られています。その後の詳しい話は、ぜひ、会場で大世晃僖さんの引き出しから聞き出してくださいね。

 

0606000.jpg写真展は、本当にたくさんの方々に見て頂いており、凄く嬉しい限りです。そこでお客様の感想を一部ご紹介します。

・ドキドキ、ゾクゾクした。
・迫力のある良い写真を撮るね。
・怖いけれど、癒されるものがある。こんなにもいろいろな表情があるのに驚いた。稲荷神社にお参りに行ったらおきつね様の顔を注意深く見てみようと思った。
・心の内を全部見抜かれている感じがした。悪いことはできないなと思った。

 
「稲荷信仰は約千三百年前から既に存在しているものです。古き良きものの価値を新しい感覚の姿で現代に甦らせたいと考え、写真表現を通して多くの人たちに稲荷大神の使いであるおきつね様の魅力を伝えたいと思いました。私たちは日本の信仰について知っているようで、実はあまり知らない気がします。…(コンセプトボードより)」大世晃僖さんの「おきつね様」を目の当たりにして、少しでも、日本古来の姿や歴史に興味が湧けば、「『狐 : 陰陽五行と稲荷信仰』吉野裕子著 法政大学出版局, 1980.6  1118304119  384/M/39」 などの本を紐解いてみてはいかがでしょうか?その他、大阪府立中央図書館所蔵の「『稲荷信仰の世界 稲荷祭と神仏習合』大森惠子著 慶友社 2011.12 387」 「『稲荷大神 お稲荷さんの起源と信仰のすべて イチから知りたい日本の神さま』中村陽監修 戎光祥出 2009.11版 175.962」なども興味深いですね。

「安倍晴明」ゆかりの作品以外にもいろいろな大阪の歴史的な物語や伝説がある神社のおきつね様が展示されています。  
6月10日(日)までの会期中にぜひ、足を運んで、ご高覧ください!

 

大世晃僖(Taiyo Teruki)写真展   大阪のおきつね様 ― 豊穣神の使い ―

日時:5月29日(火)-6月10日(日)火-金: 9:00-19:00, 土・日: 9:00-17:00

大阪府立中央図書館1階エントランスギャラリー
〒577-0011 東大阪市荒本北1-2-1