2012年8月2日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

さて、最近街を歩いていると、沢山の学生さんや、家族旅行をされている方を見かけて夏休み期間なんだなぁ。と、改めて思ったのですが…みなさん!夏休みこそ、沢山のアートに触れられる絶好の機会ですよね!
少しだけ遠出してみたり、普段なら忙しいせいかなんとなく通り過ぎてしまう街の景色をじっくりと眺めてみたりと、自らアートを発見するきっかけになるかもしれませんよね!
そこで今日のメディキャンでは、大阪芸大がお贈りする夏休みにふさわしいコンサート『大阪芸術大学 プロムナードコンサート2012 アニメ meets クラシック&ポップス』の最新情報をお届けしますよ!
チケットプレゼントもございますので、ぜひ今夜のメディキャンを聞いて、今年の夏はアートな夏を過ごしてみてはいかがでしょうか?

さあそれでは、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介します!

 

まずは、毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げる「ゲストの扉」からご紹介します!

IMG_0020.JPG今日のゲストは、先週に引き続き大阪芸術大学の「建築学科」ご出身のカバン作家でバックブランド『kabott』の川角章子さんです!

川角さんは、大阪芸術大学の建築学科をご卒業後の2000年9月にバックブランド『kabott』を立ち上げられて、2001年1月にWEBショップをオープンされました!
そして今、川角さんがお作りになられるかばんが「可愛くて物語性を感じる」と評判を呼んで、全国に熱狂的なファンをお持ちでいらっしゃいます!さらに、個人のかばん作家としては異例の作品集をすでに2冊も出版されているんです!

 

P1050726.JPG先週のブログで、川角さんは意外な学科のご出身なんです!とご紹介させていただいたのですが、川角さんはなんと建築学科をご卒業された後にかばん作家になられたのです!今日の放送では、その学生時代のお話をメインにお届けします!
なぜ、川角さんは建築学科をご卒業された後にかばん作家の道を選ばれたのか。
そして、川角さんがバックに「ストーリー性」を持たせるという作風にいたったきっかけのお話など、今夜も「ものづくり」に興味があるという方や、将来お仕事にしたいとお思いの方にはぜひ聞いていただきたい30分です!

お楽しみに!

P1050729.JPGさあそして、今日のプレゼント!
今日のプレゼントは、ゲストの川角章子さんからいただきました!
かばん作家、川角さんの作品集『絵本の森でうまれたバッグ』を、なんとご本人のサイン入りで1名様に差し上げます!

そして、もうひとつ!『大阪芸術大学 プロムナードコンサート2012 アニメ meets クラシック&ポップス』のチケットをペア5組、計10名様に差し上げます!

プレゼントの応募方法は、今日の放送で要チェックです!
ぜひGETして下さいね!応募お待ちしております!

 

さあ、今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から30分、アート情報満載でお送りします!展開が見逃せないラジオドラマ劇場テアトル山田のコーナーももちろんありますので是非聴いて下さいね!


2012年8月1日

8月です!

DSC_2498.JPGこんにちは!
いよいよ8月に入りました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
さて、芸大は夏休み…と思いきや、今日から前期末試験が始まっています!
学生のみなさんはここを乗り切らないと夏休みに入れません。
休み前の最後のひと踏ん張り、頑張ってくださいね!

芸大事務局は8月10日から20日まで一斉休暇に入ります。
その間は各テナントもお休みです。
8月中の各利用可能日をお知らせします。

【就職課】
8月1日・2日 9:30-16:30
3日・4日 9:30-12:00
6日から9日、21日から24日、27日から31日 9:30-16:30
就職活動に必要な証明書などは数部用意しておきましょう。

【パピルスメイトの利用可能期間】
9号館教務課内
月曜日から金曜日 9:30-16:30
土曜日 9:30-12:00
※8月10日から20日は利用不可
11号館入試課前
月曜日から金曜日 9:30-17:00
土曜日 9:30-12:00
※8月10日から20日は利用不可

【図書館】
8月1日 9:20-16:40
8月2日から3日 9:20-17:40
8月4日 9:20-15:40
8月6・7日 9:20-17:40
8月27日から31日 9:20-17:40
長期貸出期間
大学院生 7月2日から8月7日
学部生・通教生 7月2日から9月6日
この期間に貸出されたものの返却期限は9月21日です。

【ヤマハ楽器店】
8月1日から6日、8日、9日 9:30-15:00
8月7日、10日から31日は閉店
芸大店の休み期間はヤマハ心斎橋店をご利用ください。
ヤマハ心斎橋店定休日 8月8日、13日、14日、15日
楽譜 TEL 06-6211-8218 まで

【マツダ画材】
8月1日から6日 9:30-15:00
8月8日から19日 9:30-15:00
8月25日から31日 9:30-15:00

【丸善】
8月1日から9月5日 9:30-15:00
※8月7日、14日から24日、26日はお休み

【カメラのアルス】
8月1日から6日、8日から15日、17日から19日 9:30-15:00
8月25日、27日から31日 9:30-15:00

利用する方は間違えないように気を付けてくださいね。
今月も暑さに負けず元気に過ごしましょう!!


2012年7月31日

キャラクター造形学科の卒業生・在校生が続々と受賞・デビュー・連載獲得!

キャラクター造形学科05生・鳴海アミヤさんの新連載『銀の王』が月刊少年サンデー7月号から始まりました。
前作の『No.1海童』はスポーツギャグでしたが、今回は初の
ファンタジー作品。今後の展開が気になるところです。
現在発売中の別冊少年チャンピオン8月号にも05生・佐藤健太郎さんの初連載『魔法少女オブ・ジ・エンド』と08生・藤田勇利亜さんの読切『DIABOLU』が掲載されています。

佐藤さんは第76回新人まんが賞で準入選、藤田さんは第78回新人まんが賞で佳作を受賞しており、学科の卒業生が同じ雑誌で二人同時に掲載されるのは初めての快挙です。
本年度の瀬戸内市立美術館公募展では応募総数111点の中から、07生・下地明代さんが佳作、11生・田村彩さんが刀匠会賞と努力賞、同・松野真琴さんと同・明神光美さんが佳作と4人が5つの賞を受賞しました。
今回のテーマは日本刀。難しい題材でしたが、卒業生・在校生ともキャラクターを活かした発想と構図でチャレンジしてくれました。
受賞作は7月25日から9月9日まで瀬戸内市立美術館3Fギャラリーで見ることができます。

IMGP9050.JPG7月24日、午後1時20分から9号館101教室で2012年度シンボルキャラクター授賞式が開催されました。各年度の新シンボルキャラクターは学科が創設された05年から続いているイベントです。
今回の応募総数は183点。展示と人気投票は7月3日から10日まで芸術情報センターAVホールで行われ、7月15日と16日のオープンキャンパスでは21号館101教室で投票数が多かった上位20作品が展示されました。
そのあと、キャラクター造形学科教員による審査が行われ、最優秀賞には12生・濵野恵美さんの“ペンダコ”が選出されました。“ペンダコ”は12生のシンボルキャラクターとして、これから4年間さまざまなイベントで活用される予定です。

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)


2012年7月30日

りそな銀行アートプロジェクト

1207301.jpgこんにちは!学内外の様々な方々と共同で、プロジェクトの企画・運営を行うサークル「LIBRARY DESIGN LAB.」です。
先日、りそな銀行様に、現在も行われている「りそな銀行アートプロジェクト」を含め、これまで行ってきたイベント等の取り組みに対して感謝状を頂きました。
りそな銀行の大阪地域市外南ブロック担当の執行役員の方が、富田林支店、河内千代田支店の部長お二人と共に本学にお越しくださいました。そして、「お客様により親しんで頂ける銀行にしていくお手伝いを、これからもお願いしたい」とのお言葉と共に感謝状を頂きました。

img-712092238-0001.jpgりそな銀行様とのプロジェクトが始まったのは、部長も含め、今在籍しているメンバーのほとんどが入部する前の2010年です。
この度このような表彰を頂けたのも、これまで先輩方が築き上げてきたものに対してだと受けとめています。
これを一つの機として、先輩方の信頼を裏切らず、更に高い目標に向かって活動していきたいと考えています。

risona2012summer.jpgさて上記の通り、りそな銀行とLIBRARY DESIGN LAB.とのプロジェクト、「りそな銀行アートプロジェクト」は現在も、りそな銀行金剛支店で行われています。
富田林支店、河内千代田支店と巡回し、季節も変わったことから、デザインも華やかな桜から爽やかな木々の緑に変化しました。
8月一杯展示させて頂くことになりましたので、もうご覧になった方も含め、銀行とアートの新しい出会いをぜひ、感じてください。
新入部員も募集中です!
DSCN1862.JPGlibrarydesignlab@gmail.com

投稿:大阪芸術大学図書館


2012年7月28日

陶芸の提案2012   ギャラリー白、白3

2月20日から3月3日まで、陶芸作品の展覧会が行なわれました。
出品者には、元川知子さん(工芸学科06卒)、山本朱さん(短大部陶芸コース02卒)、増田敏也さん、高間智子さん、金理有さん、加地舞さん、一色智登世さんがおられました。

DSCF2547.JPG
「現代陶芸」の位置   大長智広(愛知県陶磁資料館学芸員)

DSCF2544.JPGかつてアドルノ(ドイツ:1903-1969)は遺稿となった『美の理論』(1970)において次のように述べた。
「アートに関することで自明なことは、もはや何一つないことが自明になった。
アートのうちにおいても、アートと全体の関係においても、もはや何一つ自明でないばかりか、アートの生存権すら自明でないことが」。
この古典的な言葉は、従来の表現媒体の形式的革新と歴史的意義の崩壊を指摘し、論理的根拠を失った美術・芸術においては、「アート」という冠によって何でもアートになるという状況を描出したものであった。
現在のジャンルの溶解は、こうした状況をより複雑化したものといえる。

DSCF2536.JPG

とはいえ、美術大学それ自体がある種の制度の上に存在するように、美術や芸術自体もまた制度を通じて形成されるとするならば、一見自由に見える表現行為自体が制度内に成立することになる。
つまり表現行為が、ある方面からは拡張したように見えても、角度を変えると、ある種の様式や方法論に縮小・還元される危険も伴うということである。
その意味で、やきものを表現手段とするということは、作家個々がなぜものを作るのかという自己の所在とトラディショナル・アートとしての陶芸の所在を、原点に即してその時々の時代性を伴いつつ明確にしていくことのように思われる。 展覧会テクストより一部抜粋

DSCF2541.JPG魅力的なテクスト内容でしたので、掲載させていただきました。

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報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室