この度、藝術研究所では10月9日(日)に大学・朝日シンポジウムとして『声優学概論 ドラマは「声」が連れて来る。』を開催致します。
ゲストに大人気アニメ「ONE PIECE」の主人公モンキー・D・ルフィ役の田中真弓さんをはじめ、様々な作品でご活躍されている豪華な声優陣をお迎えしてのアニメアテレコ実演やシンポジウム、また放送学科アナウンスコースの学生達による朗読・群読・連読・ドラマリーディング等、盛りだくさんの内容でお送りする予定です。
普段なかなか知ることのできないアニメの裏側が覗ける絶好のチャンス。もしかしたらテレビ番組ではきっと実現しないようなキャラクター同士のコラボレーションが飛び出す・・・かもしれません!?
是非この機会に、皆様お誘い合わせのうえ奮ってご参加ください!
大学・朝日シンポジウム
声優学概論
ドラマは「声」が連れて来る。
【出演者】
岩崎富士男 大阪芸術大学 放送学科長 教授
古川登志夫 アニメ「うる星やつら」(諸星あたる)等
田中 真弓 アニメ「ONE PIECE」(モンキー・D・ルフィ)等
中島 信也 東北新社CMディレクター
真地 勇志 大阪芸術大学 放送学科 客員教授 テレビ「秘密のケンミンSHOW」(ナレーション)等
伊倉 一恵 アニメ「シティーハンター」(槇村 香)等
松野 太紀 アニメ「金田一少年の事件簿」(金田一一)等
石川 豊子 大阪芸術大学短期大学部 メディア・芸術学科 教授
日時 : 平成23年10月9日(日) 開場14:00/開演14:30
会場 : イオン化粧品シアターBRAVA!
定員 : 1136名(入場無料)
申込方法 : ハガキ・FAX・Eメールのいずれかで、郵便番号、住所、電話番号、氏名、年齢、
職業(学生の方は学校名、学年)を明記の上、下記宛先までお送り下さい。
応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
結果は招待券の発送をもって発表にかえさせていただきます。
申込・問い合せ先
〒585-8555
大阪府南河内郡河南町東山469 大阪芸術大学藝術研究所事務室
TEL:0721-93-1398
FAX:0721-93-5746
E-mail:sinpo@osaka-geidai.ac.jp


本展は芸術計画学科専門科目「視覚伝達演習(映像システム研究)」(大橋勝担当)の2011年度前期授業で作られた課題物を元に構成されています。この演習授業では現代アートの方法論を参照しつつ、写真材料(スライド写真・写真プリント・映画フィルム等)を用いた実験的な作業を行っています。写真材料による映像は、虚像であり複製可能な情報であると同時に、モノとしての実体をそなえており、この相反する性質について制作を通じて把握することが授業の目的の一つとなっています。
今回はフォトコラージュ、ジョイナーフォト(連結写真)、フォトグラムなどの壁面展示が可能な制作物を用いて、ブリコラージュを展開しました。粗さが目につくかもしれませんが、展覧会を通じて混沌としたエネルギーを感じていただければ幸いです。
期間:2011年7月23日から8月9日 7月27日から29日、8月3日は休み
ギャラリーHP:
2011年度キャラクター造形学科シンボルキャラクター展が
授賞式は7月26日(火)午後1時20分から9号館001教室で行われ、グランプリに輝いた小宮山さんの
シンボルキャラクター展は今年で7回目。第1回グランプリの川上雄太さんは『IAAF世界陸上2007
静かな海そのものを描いた作品は、画面横に横切る無数の白線の集合するところと拡散するところに面積の違いを見ることができ、その状態から静かな海からリズミカルな運動を感じることができます。
一般的に静かな海というイメージから、その白線は緩やかな曲線で描くということになりそうですが、中田さんの線は直線に近く、その連続としてうねる海面を表現しています。短い直線の角度を微妙に変化させながら線の連なりとしていくことで、その海は硬質な質感が醸し出されています。静かな海と感じながらこの硬質感により私たちの情緒感が突き放なされ、海と同様に観者の感情が表面を漂うこととなりました。
報告
結婚式を行なっている2人を中央に描き、彼らが持つ漏斗からは契約の徴の虹が現れ、その2人を祝うかのようにひまわりが彼らの方を向いて咲いています。しかし、その背景には大樹を挟み目隠しした天使と擬人化された犬と太陽が描かれています。ブランコの天使が目隠しをしている事は先が見えない不安の徴だととれます。そして擬人化された犬たちは涙を流しながらお祝いの歌を歌っているのでしょうか。この涙はうれし涙ではありませんし擬人化された太陽も不機嫌そうです。作品の色調は多様な色彩を使用しながらもにぶく抑えられ、画面からは憂鬱感が伝わってきます。
今回の作品には、擬人化されたパンダと思われるもの(黒白の配置が一部現実とは異なりますが)と、道化師(鼻の頭が丸く赤い人物)と思われるイメージが登場しています。パンダの印象は可愛らしさでしょう。そのイメージを取り払うように憂鬱そうな表情や酷く悲しい様子が描かれています。
イラストレーション的絵画表現が私たち観者にとって親しみやすさを感じ、作品に近づくことが出来ますが、しかしその度ごとにアーティストのコンセプトその深淵に導かれてしまいます。その深淵は快楽的な事象には深い悲しみが両義的な事として存在すると私に訴えかけてくるようでした。