2008年11月10日

ゲリラライブ

本日、総合体育館の学生食堂にてなにやらあやしい動きが・・・

食堂のちょうど真ん中あたり、食事をしている人の至近距離でドラムセットを手際よく組み立てるグループが現れました。ライブの準備?周りにいた人は「何だ、何だ?!」とザワザワし始めました。準備が終わるとサッ姿を消したグループ。一体何が起こるのだろう?
ゲリラライブ
12:40ごろから何やら始まりました。着ぐるみを着た学生(?)が食券を買って、うどんを注文し、おもむろに食べ始めました。テーブルを探し相席を頼むところは仕込なしの感じでしたが、テーブルとテーブルの間の狭いところでの突然掴み合いのケンカになるところそうではなく、完全な仕込みの感じでした。
ゲリラライブ
食事をしている人の中から強引に何人か引っ張り出してドラムやパーカッションを演奏させたり、全体が仕組まれている寸劇のようでした。別のスタッフが写真と映像で記録している様子から何かの作品なのかとも思いましたがそうでもなさそうです。いったいこれは何だろう?
ゲリラライブ
ゲリラライブ
そしてライブが始まりました。食堂に最後までいませんでしたので、何のためのライブかはわかりませんが、第二食堂にいた人は思い思いに携帯電話で写真を撮ったりと、かなりの注目を集めていました。

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2008年11月9日

推薦入試(I期)、終了。

推薦入試(I期)、2日目が終了しました。
今日は朝から結構な冷え込みで、これぐらいの気温でこそ入試シーズンって感じがします。今日は14学科の中での最も試験時間の長いデザイン学科の入試がありました。入学試験の際、同伴された保護者の方々は食堂や図書館、ロビーなどで待機していただくことになっています。総合体育館では、薄暗くなる時間でもわりとたくさんの保護者の方々がお待ちでした。
推薦入試 保護者 待機 体育館
試験が終了する17:00直前には空もまだ少し明るさが残っていましたが、この時間帯は一気に暗くなります。
推薦入試 体育館 待機 保護者
会場の中では試験監督から試験の終了が告げられ、ドライヤーで答案用紙を乾かす方、水彩用具を洗う方などの後片付け始まっていました。
デザイン学科 試験終了 
長時間の緊張感から開放され、お互いの健闘とたたえあうような歓談の様子や、ほっと安堵の表情やらがあちらこちらで見られました。
デザイン学科 推薦入試
会場のすぐ外では一日待った「おふくろさん」たちが、受験生の退出を今か今かと待っていました。友達同士待ち合わせる方々、足早にバス乗り場へ急ぐ方、何はともあれ皆さんお疲れ様でした。
デザイン学科 入試 2009
デザイン学科の先生方はこれから採点に入ります。先生方はこれからの時間も本番です。
推薦入試 スクールバス
この推薦入試まで受験生を支えて来られた保護者のみなさま、高等学校の先生方、塾・研究所の先生方、皆さまひとまずお疲れ様でした。
今回の推薦入学試験(I期)、合格発表は1115日(土)です。

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2008年11月8日

推薦入試1日目

推薦入試(I期)1日目の今日は、あいにくの雨模様。
雨 ピ 水たまり 推薦入試
午前中からの試験の美術学科や音楽学科・ポピュラー音楽コースの受験生は、傘を差しながらカルトンや楽器などの大きな荷物を抱えて試験室に向かっていました。
雨 ピ 推薦入試 雨模様
総合体育館(第一アリーナ)では美術学科・油画/日本画/版画コースの試験が行われていました。推薦入試(I期)では人物画着彩の試験ですが、推薦入試(II期)では課題が「鉛筆による人物デッサン」です。ご参考まで。
雨 ピ 推薦入試
そうそう、「漫画から教科書まで☆芸大生の知識の泉 ユーゴー書店」(総合体育館一階)が明日9日の営業をもって閉店するそうです。既にいくつかの書棚からは商品がおろされており、閉店の準備が進んでいました。(この後、どうなるかはまだ未定?)
雨 ピ 推薦入試 雨模様

お昼を過ぎ、雨は一旦あがりました。明日の天気は「くもり」。それぞれの学科の試験が終わるころに晴れ間が出てきそうな予報となっています(そういえば去年の推薦入試も「曇りのち晴れ」だったような・・・)。入学試験のときは少し曇っているぐらいが静かで落ち着く感じがします。明日の気温も今日と同じぐらいのちょっと低めになりそうです。熱い・寒いを調整できるカーディガンなどをご用意しておかれると良いと思います。
>>>
河南町東山の天気予報はコチラ
雨 ピ 推薦入試
また、本日の試験で電車の乗り間違いをされた方もいらっしゃったようですので、ダイヤをしっかり調べたうえで遅れないように予定を確認してください。天王寺方面から来られる方は、例えば
大阪阿部野橋【8:34発】→喜志【8:59着】 河内長野行き準急
がオススメです。喜志駅まで乗り換える必要はありませんし、時間に余裕を持って大学まで到着できるスケジュールです。これより一本遅い電車だと、8:50発の吉野行き急行を利用することになりますが、「古市」という駅で河内長野行きに乗り換えなければなりませんので十分ご注意ください。
受験される皆様、準備万端でお越しください。
>>>交通アクセス(電車でお越しの場合)

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2008年11月7日

いざ上海へ!

昨日(6日)、第20回日中交流作品展に参加するため15名の学生が関西国際空港から中国・浦東空港に向け出発しました。日中交流作品展は大阪芸術大学と上海大学美術学院の方々の作品の展覧会で、本日117日から14日まで上海大学美術学院で開催されています。
上海 寧波 日中交流 作品展 上海大学 美術学院
今回は大阪芸術大学から9名、大学院生1名、短期大学部生1名、大阪美術専門学校からは4名の在校生が参加しています。出発前には空港にて結団式がおこなわれました。
上海 寧波 日中交流 作品展 上海大学 美術学院
一行は本日の開幕式に参列した後、学術交流としてワークショップと懇談会に参加します。その後、本日中に上海をあとにし寧波という都市へ。明日は東銭湖の散策が予定されています。帰国は1110日。中国の芸術と文化に触れ、しっかり国際交流を経験してきてください。

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2008年11月6日

チェ・ジウ主演、韓国ドラマ「アスカの恋人」制作発表

本日ついにドラマ『アスカの恋人』」制作発表がありました。これまでこのドラマのことは、メディアに対して秘密裏にすすめられてきました。今日の制作発表で一気にベールを脱ぎました。
そうあの「冬のソナタ」のヒロイン役として知らない人はいない「チェ・ジウ」が主演する韓国テレビドラマです。日韓連携「国境を越えた産学協同プロジェクト」として、大阪芸術大学が日本での撮影に協力して進められました。
チェ・ジウ ユ・ジテ 韓国ドラマ アスカの恋人 スターの恋人 SBS
このドラマは「冬のソナタ」の作者オ・スヨン氏の作で、韓国では『スターの恋人』というタイトルで放映されます。チェ・ジウユ・ジテの初共演、監督(演出)にブ・ソンチョル氏など韓国トップのキャストとスタッフを配したSBSドラマです。話題になることは必至です。

日本(関西)のロケ地として、神戸や大阪、奈良市内、奈良県明日香村の各所があり、なんと大阪芸術大学も撮影の舞台となっています。昨日も大学内では朝早くから撮影が行われていました。在校生の方々には先週土曜日と昨日学内で撮影中のチェ・ジウさんを見かけた方も多いのでないでしょうか?

本日、芸術劇場の舞台上では、制作発表として『韓流文化のパワーと魅力!』と称した特別講義形式のプレス発表が行われました。塚本学長、アン・ソンミン氏(エグゼクティブプロデューサー)、ユ・ジテ氏(出演俳優)、イ・ヨンチョル氏(撮影監督)、ブ・ソンチョル氏(演出担当)と川村龍一先生のゲストトーク形式で今回の『アスカの恋人』の制作現場のお話や日韓におけるTVドラマ作りの相違点のお話や、韓国の映画・ドラマはなぜ人気があるのかなど韓国のコンテンツビジネスについてなど興味深いお話が展開されました。
チェ・ジウ ユ・ジテ 韓国ドラマ アスカの恋人 スターの恋人 SBS
エグゼクティブプロデューサーのアン・ソンミン氏からは今回の作品が日韓の文化や歴史のつながりをポイントにおいたドラマであることやこのプロジェクトが日韓連合の新しいコンテンツビジネスを生み出すであろう、というようなお話をいただきました。また、監督のブ・ソンチョル氏からは、韓国ではしばらくメロドラマが作られていなかったという背景があることやα族、β族(日本で言う勝ち組、負け組のような社会構造)の一蹴も含めて愛を描くドラマを目指したなど今回のドラマのポイントをお話いただきました。撮影監督のイ・ヨンチョル氏からはカメラを通して観た日本の風景の印象や、撮影には「情熱」が必要だ、などのお話をいただきました。

「チョルス」役のユ・ジテさんからは、「チェ・ジウさんがこの会見に来ていれば男性人の目の色も変わったでしょうね」とジョークを交えながら、今回TVドラマ初出演となった「チョルス」のキャラクターについて、そしてTVドラマ初出演の感想を「ドラマの良いところは瞬間的な感情表現をモニタしやすいことです」など感想をコメントしてくださいました。
チェ・ジウ ユ・ジテ 韓国ドラマ アスカの恋人 スターの恋人 SBS
また塚本学長から「産学協同のお話をいただいて“伸るか反るか”の判断をするときにはいつも“学生の活躍する場があるかどうか”という部分で判断しています」と産学協同の経緯などについてコメントがありました。
 
大阪芸術大学は奈良市内などロケでの撮影実施にあたり、制作・技術協力において映像学科、放送学科、舞台芸術学科の在校生が実習として参加するなど、この『アスカの恋人』」に関わってきました。ドラマロケを現場教材として実習にキャストやスタッフとして参加した学生の体験発表も併せてこの場で行われ、製作現場の状況がよくわかりました。
チェ・ジウ ユ・ジテ 韓国ドラマ アスカの恋人 スターの恋人 SBS
現在放送中のテレビドラマ「ブロードキャストASUKA」にも出演している舞台芸術学科の小林加奈さんは、セリフはなかったそうですが2つシーンに出演されています。「韓国の俳優さんのオーラを感じました」と感想を話し即興でそのシーンの演技の再現もしていただきました。映像学科の今西 健さんは「韓国のドラマスタッフの方は朝3時からロケでもパワーが溢れている。メリハリがスゴイ。この経験でやる気が出た」などの感想をお話されていました。
チェ・ジウ ユ・ジテ 韓国ドラマ アスカの恋人 スターの恋人 SBS
その後の質問コーナーではユ・ジテさんへの「今後取り組んでみたい役柄は?」の質問に「これまでの17作品では“役柄で選んで出演した”という経験はない。どんなシナリオで、どんな監督で、どんなスタッフなのかを考えてきた」「映画、ドラマ、演劇などを問わずいろいろな役をやってみたい」とお話されていました。
チェ・ジウ ユ・ジテ 韓国ドラマ アスカの恋人 スターの恋人 SBS
「映画とドラマの違いについて」という質問には、イ氏から「ドラマも映画も一緒に勉強する必要がある」、ブ氏からは「デジタルとフィルムの媒体の違いを深く認識する必要がある」、ユ氏からは「ドラマではじっくりキャラクターを作ることができるが、映画ではそうはいかないので強烈なキャラクターを演じてみたい」などそれぞれのお立場の見解をお答えいただきました。
チェ・ジウ ユ・ジテ 韓国ドラマ アスカの恋人 スターの恋人 SBS
映像学科の学生さんからイ・ヨンチョル氏に「いつから撮影というものを一生の仕事にしようと思いましたか?」という質問がありました。「中学生のときに『男と女』(仏)という映画を観て、モノトーンの美しさに感動したのがキッカケです。でもその話には後日談があり、その映画の制作にはお金がなく、フルカラーで撮影できなくて仕方なくモノクロで撮ったという現実的なお話をきいたことがあります」と言う答えがとても印象的でした。

今回の講座では日本と韓国のドラマ制作の違いについて、さまざまなお話が聴けました。アン・ソンミン氏の言葉を借りると「視聴者といっしょに呼吸している」がそれを象徴しているようでした。韓国では常に視聴者の反応を反映してシナリオや方向性、放映期間などを柔軟に変化させる制作体制になっているそうです。「いかに愛されるか、いかに受け入れられるドラマにするか」を考えて反応をリアルタイムで反映して仕上げていくのが韓国流なのだそうです。そして「ビジネスの視点からは言うと、これからはプラットフォームにこだわらない作品作りを考えなければならない」というお話がありました。「映画だとかテレビだとか、ケーブルだとか衛星放送だとかではなく、マルチプラットフォームで。最近ではドラマを放映した後、ケータイ電話の動画配信で5分ものの放送をして、更にその5分モノを再編集して映画にすることもある」と、そんな総括で締めくくられました。

ドラマの概要:「アスカの恋人」(韓国名「スターの恋人」)
すべての男たちに‘私の女神様’と呼ばれる世の中で最も美しくてセクシーで強靭な女、映画俳優イ・マリ(チェ・ジウ)。もしかしたら、世の中で最も賢いかも知れないが、実は翌月の家賃も払うことができない貧しい男、国文科の大学院生キム・チョルス(ユ・ジテ)。世界の男性の99%が愛することになるほどの魅力をもったマリと、世界の女性の1%にも選ばれることはないだろう男チョルスが出会います。
このお話はスターが平凡な男を愛するシンデレラのストーリーではなく、一人の男性と一人の女性がどのように愛に陥るかという、“恋愛”のお話です。

ドラマは「スターの恋人」として韓国で123日から放送予定です。(これも韓国流で1週間前倒しのスケジュールになったそうです。)放送時間終了の30分後からインターネットでも配信(有料)されるそうで、日本では20094月から放送予定。

この冬、韓国SBSと大阪芸術大学がチャレンジした「新しいドラマ作りの形」に注目です!

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