2009年2月5日

卒業制作2008 前日

卒業制作2008はいよいよ明日から始まります。前日のキャンパスを散策しました。普段通る場所に突如作品が出現しました。キャンパス全体が広大な展示会場です。搬入と展示作業が終わった総合体育館第一アリーナは静まりかえり、4年間の集大成である力のこもった作品が端から端までずらりと並んでいます。

デザイン学科の作品展示風景ガラス窓の向こうに見える絵画作品

またキャンパス内には目を引くポスターが張ってあります。映像学科・文芸学科・プロダクトデザインコース・舞台美術コースのポスターを発見しました。

人形のブロックを用いた映像学科のポスター大道具の雰囲気がでている看板

 総合体育館ギャラリーでは、写真学科と通信教育学部写真学科の教員と学生たちが展示作業を行っている最中でした。高さをそろえるために、壁にひもをはり、脚立に登って作品を展示します。さすがは4回生。協力して、てきぱきと作業が進みます。学生生活最後の展示といった心境でしょうか。作品を丁寧に、とても大切に扱っている印象を受けました。明日からの展覧会が楽しみです。

写真を展示する様子

皆様も大阪芸術大学にぜひぜひお越し下さい!!様々な作品が皆様をお待ちしています!!

卒業制作2008 展覧会・演奏会・研究論文発表
 会期/2月6日(金)→2月15日(日)
     10:00?16:00
 会場/大阪芸術大学 (>>>アクセスはコチラ

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2009年2月4日

「最後に何かありますか?」 自己PR作成実践講座

今日と明日、学内では「合同企業説明」が開催されています。本日(4日)は12社、明日は11社の企業の採用担当の方がお越しいただくことになっています。毎年恒例になったこの企画、参加する3年生達は「スーツの着用」が必須となっていて、学内は初々しいスーツ姿が多く見られました。
合同企業説明会 自己PR作成実践講座
午後からの企業説明会に先立ち、芸術劇場では「自己PR作成実践講座」が行われていました。講師はいつも大変お世話になっている株式会社ダイヤモンド・ビッグアンドリード降矢一朋さんです。降矢さんは本学・美術学科のご出身。就活や人事採用に関わる話の引き出しの数は数え切れません。
自己PR作成実践講座
自己PRのメカニズム、これから就職活動の中ではじめて経験するさまざまな疑問や戸惑いをどうクリアにしていくのかなどをわかりやすく説明してくださっていました。就活も「相手の立場に立って考える」ことで、どう反応していけばいいのか納得いく答えが見えてきます。実は降矢さんは心理カウンセラーの資格もお持ちです。「ううん、なるほど」、連発です。
自己PR作成実践講座 降矢一朋 ダイヤモンド・ビッグアンドリード
例えば、こんなシチュエーション。『採用面接の際、採用担当の方から「最後に何かありますか?」と発言を促されたとき』。そこでどう対応するのか?この話の説明はとても印象に残りました。
自分が誰かとデートをしたとして、楽しく過ごした1日の最後、別れ際に相手から「今日は一日楽しかった、ありがとう。で、私に何か聞いておきたいこと・・・、ない?」。このシチュエーションで言っておくべきフレーズをイメージできる?という問いかけがあり、その後、採用担当者の方の心理が解説されました。
「この学生いいやつなんだけど、次の面接対象者に推薦するにはもっと何かほしいんだけどなぁ・・・。もう一つでも何か他にPRできるものがあればプッシュできるのに・・・」。そうして差し伸べられた手を如何に掴むか?そのときに言うべきことは?・・・これまた、なるほど。

こんなありがたいお話が聴けるとは・・・。出席しないのは損です。今日は「エントリーシート編」でしたが、明日は「面接編」です。シュウカツする人は絶対参加しておきましょう!
自己PR作成実践講座 降矢一朋 合同企業説明会
合同企業説明会終了後、まだまだためになる企画が用意されています。美大生に特化した唯一の就職メディア「美ナビ」(http://www.binavi.com/)を運営している株式会社モーフィングの方に講師をお願いするガイダンスがあります。24日は「次世代の美大生」、25日は「これからの企業で必要とされる人材」というテーマです。いよいよ本格化する就職戦線を美大生、芸大生はどう歩いていけばいいのか?そんな疑問を解決するガイダンスなのだそうです。
自己PR作成実践講座 就職活動
就職活動だけでなく「苦い経験」は、うまくいった経験よりも多くの教訓をもたらしてくれるはずです。はじめからうまくできなくてもいい。「打たれ強く」少しずつでも成長していってください。就職活動のモットー「逞しく」「あつかましく」「粘り強く」。そんな気がします。実践してみてください。

今回の講師、降矢一朋先生関連のWEBサイト
就活ナビ -勉強会「就活ゼミ」受付中-
http://www.shukatsu.jp/
読売キャンパス・ランサーズ ヨミティ -Q&A掲載中-
http://www.yomity.net/
●「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記 -セミナー以外の就活関連小ネタ-
http://blog.goo.ne.jp/kaz-furuya_1964/

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2009年2月3日

ベストポスターズ

大阪芸術大学のほたるまちキャンパスをご存知でしょうか。
大阪市内の堂島にある、こちらのキャンパスでは「ベストポスターズ」という展覧会を開催しています。本展は、第二次世界大戦後の1945?1990年までにヨーロッパ・アメリカで制作されたポスターのなかから厳選された100点を、凸版印刷株式会社が1995年に復刻・刊行したポスター集「The 100 Best Posters from Europe and the United States 1945-1990」に含まれる60点で構成されています。会期前半は、企業ポスターと社会ポスターを30点、後半には文化ポスター30点、年代を追って紹介しています。
ベストポスターズ
その中には、以前ブログでも取り上げました、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン氏のポスターも展示していました。会期前半の展示だったので、見逃された方は、上部展覧会のチラシ(左)をご覧下さい。また、本学の芸術情報センターには、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン氏の「黄金分割による7つの部分をもつ柱」という作品も常設展示されています。是非、一度ご鑑賞ください。
ベストポスターズ
 ポスターは「時代を映す鏡」とも言われます。時代の社会と文化を反映して、その伝える内容も伝え方も様々に変化していきますが、ここに選ばれたポスター群は、いま見てもその斬新さ、完成度の高さに驚かされるものばかりです。それぞれの時代に思いをはせながら、デザイナーたちが四角い紙の上に繰り広げた多様な表現の足跡をお楽しみください。

大阪芸術大学 ほたるまちキャンパス ギャラリー
10:00?16:00(入場無料)
休館日:日・祝日
大阪市福島区福島1?1?12 
堂島リバーフォーラム3F 
 TEL06?6450?1515

なお、後半の会期は2月14日(土)までとなっております。

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2009年1月31日

美術大学総合展覧会「THE SIX」の報告

以前このブログでも紹介された、美術大学総合展覧会「THE SIX」が2008年12月24日?28日に東京代官山で開催されました。
美術大学総合展覧会「THE SIX」
http://www.the-six.jp/

そこで、2008年度学園祭「おセンチ何センチ?」の作品展「Art Museum」で大阪芸大の代表に選抜された市村さん・アストロ温泉さん・西脇さん・竹下さん・瀧井さん・纐纈さんの作品が展示されましたので遅ればせながらご報告させて頂きます。

美術大学総合展覧会「THE SIX」
THE SIXとは日本の美大生、芸大生を集結させた総合展覧会。

全国10の美大、芸大の学園祭や芸術祭から学校の枠を超えて、学年も学科も関係なく、作品が選出します。日本の美大生、芸大生の今を「かたどる」展覧会です。

展覧会当日は、日本中の美大生、芸大生や企業の方々、デザイナーやアーティストなど様々な方々が、多種多様の作品に見入っていました。
美術大学総合展覧会「THE SIX」
美術大学総合展覧会「THE SIX」

今の美大、芸大の日本トップクラスが一堂に会する様は圧巻です。
美術大学総合展覧会「THE SIX」

その中で我らが大阪芸大の代表も誇らしげに展示されています。
美術大学総合展覧会「THE SIX」
THE SIX The Six
THE SIX The Six
The Six THE SIX 美術大学総合展覧会「THE SIX」

ここでもアストロ温泉さんは子供に大人気でした。
美術大学総合展覧会「THE SIX」

展覧会には、作品展「Art Museum」の出展者や学園祭実行委員の方々など、遠路遥々大阪から見に来られている様子も見受けられました。
学科は違えど、やはり芸大生。他の美大、芸大の作品が気になるのでしょうか。

このTHE SIXを通じて私が感じた事は、人と繋がる楽しさと、他を見る多角的な視野の重要性です。作品には必ず制作者がいます。素晴らしい作品の制作者と実際に話すと、価値観の境界領域が開拓され、もっと自分自身が伸ばせます。それこそが自らが成長する上でとても必要でした。

そして他を見ると、普段目にしている大阪芸大の学生の作品が、いかに素晴らしいモノが多いか気付かされます。大阪芸大は実はすごい所でした。

学園祭を、学内で楽しんで、更に発展して学外でも楽しめる。
このような機会がもっとあれば、これから大阪芸大が今まで以上に楽しくなると感じました。

投稿者:学園祭実行委員 「THE SIX」担当
        夏目和樹(放送学科3年生)

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2009年1月29日

旋風、起こす

今週はじめの26日、スポーツ報知で本学の女子駅伝部が大きく取り上げられました。その前にもの産経新聞・夕刊で取り上げられたのが今月10日。と、メディアへの露出が続いています。

1月10日付の産経新聞では「“全入時代”PR本腰」と見出しがうたれ、女子駅伝部の創設が取り上げられました。26日のスポーツ報知ではその前の日(25日)の大阪国際女子マラソン渋井陽子選手が優勝したことを受けて、とってもタイムリーな記事として大変大きく取り上げていただきました。
渋井陽子 土佐礼子 高橋尚子 中瀬洋一
(報知新聞社から 【1月26日付 スポーツ報知
)

なぜタイムリーなのか。そう女子駅伝部の監督を務める中瀬洋一さんは、昨年の春まで三井住友海上でコーチ、マネージャーを歴任された方で渋井陽子選手や北京オリンピックのマラソン代表の土佐礼子選手とともに駅伝日本一を3度も経験されています。さらにそれ以前には積水化学であの高橋尚子選手も指導されていた方なのです。

中瀬監督は日本の陸上界の宝のような存在なのに、驕りなど微塵も感じさせず、日頃からとても気さくなナイスガイです。何事にも丁寧に、そして謙虚に対応される人柄はとても素敵です。お昼ごはんなどをご一緒させていただくと、栄養学の話から運動生理学の話、陸上界のこぼれ話、選手一人一人違う個性を汲んだ指導方法のノウハウ、スポーツ選手のマネジメントの話などブログではお伝えできないような話も含めて興味深い話がフツーにドンドンでてきます。その引き出しの多さから“本物感”がひしひしと伝わってきます。

その中瀬監督の下で走る今春入学予定の新女子駅伝部員の方々は全員、芸術計画学科で学ぶ予定です。その芸術計画学科は新年度から「スポーツマネジメント」という研究分野が追加されることになっています。

4月の大阪インカレまで3ヶ月を切り、それに併せて女子駅伝部の活動も盛り上がっていくと思います。現在の1期生は3名。2月は週2回のペース(火・金)、3月は週3回のペース(火・水・金)で練習が予定されています。迫田晶子さん(舞台芸術)、高木詩真子さん(美術)、福原汐美さん(音楽)、頑張ってくださいね。学内で練習風景を見かけたら皆さんご声援を!
そして、ユニフォームのデザインも決まりました。
渋井陽子 土佐礼子 高橋尚子 中瀬洋一

↓そして、そして、女子駅伝部のドキュメンタリーがNHKで放送予定です。
NHK大阪放送局 情報番組『ウィークエンド関西』
 27日(土) 朝7:308:13 NHK総合チャンネルにて

渋井陽子 土佐礼子 高橋尚子 中瀬洋一
学内には走った距離の目安となる数字が白い文字で表示されました。練習コースは一周1,600メートル。芸坂をふくめ起伏の多い難易度の高いコースです。今日は一般入試初日。寒さも和らぎ3月下旬並みの陽気で、学内はちょっと運動してみたくなる気持ちの良い空気です。駅伝部員の方でなくても、この数字のマークを参考にして練習コースにチャレンジしてみてはどうでしょう?

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