幸運や楽しい出来事、凡々とした毎日ですら、再び同じ時間が繰り返されることがないように、織りや染めも、同じ意図や素材を使って同様の制作工程で作ったとしても、色や風合い、手ざわり、微妙なニュアンスなど、完全に同じものを創り出すことはできません。 ※1
皆さんは今年2月に、館内で展示した福本繁樹ブックアート和綴じ「さいはひぼん(福本)」鬼本・彦本・姫本豆本を覚えておられますか?
多様な素材と手法による作品に一貫して言えるのは、学生たちの素材に対する徹底的な探求と幾何学的な形が誘発する端正な美です。この小さくも美しい布(きれ)だからこそ、平面に並べてみるもよし、和綴じにしても、額に入れてもよし。自由な発想や表現で、染織工芸はまた新たな芸術領域に昇華していくのだと思います。 新感覚ユニット!「小枝プロジェクト」 現代工芸の制作として、学生たちは「100本の短い枝や棒のような材料を使ってかごを作る」という課題に取り組みました。枝や棒の感じを出すために学生たちがそれぞれに考え選んだ材料は、ストローやつまようじ、綿棒、マッチ棒、ペン、クリップなど。既成の枠にとらわれない、ユニークなかごが学生の手により編み出されました。 見る人が楽しんでもらえるよう丸テーブルに置いて、いろんな角度から鑑賞して頂きました。ねらった通り、作品展を観に来られた方はもちろん、作品展を知らずに閲覧室に来られた方も全員と言っていい程、足を止めて見入っておられました。 「ちひさきものはみなうつくし」作品すべてにあてはまる言葉です。
作品を作るときに、 作品展は終了しましたが、図書館では今後も本学で学ぶ未来の芸術家たちが制作した作品を発表する場、“アートライブラリー”としての機能を発揮し、学生に様々な芸術作品に触れてもらい、新しい可能性や 平城遷都1300年祭に行ってきました!!
スーパーキャラクター
堤大介氏と語るディズニー/ピクサーアニメの世界
異才きらめき!展 IN 大阪
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