2015年11月23日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

今年は、例年に比べて暖かい日が多いですよね。
南の方では、11月にも関わらず真夏日を記録した地域もあるのだとか…。
季節の進みがゆっくりな状態は、まだしばらく続くようです。

そんな暖秋ですが、今はちょうど紅葉の見ごろを迎えているみたいですね!
みなさんはもう紅葉スポットにお出掛けしましたか?

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長、そしてこの4月から舞台芸術学科教授として就任された内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています! 

今日のゲストは、先週の引き続き環境デザイン学科卒業生で和歌山県串本町長の田嶋勝正さんです!

今回も、串本町で実際に起きた「エルトゥールル号」海難事故をもとに制作された映画「海難1890」についてが話題の中心となります。
この映画の監督である映像学科教授の田中光敏先生は、田嶋さんとは同級生。
田嶋さんは、10年前に田中先生宛に手紙を書かれたそうです。
その手紙には、「海難事故に基づいた映画を作りたい」という想いが込められていました。
そこからどのようにして「海難1890」は誕生したのでしょうか…?

「大阪芸大スカイキャンパス」
11月23日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(OUA-TV)


2015年11月20日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

いよいよ明後日22日(日)、「世紀のダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペティション2015」の授賞式が行われます。
ルネッサンスの巨匠 レオナルド・ダ・ヴィンチに続く21世紀のダ・ヴィンチを探そうと、大阪芸術大学グループが2007年度から高校生(満15-19歳/高等専門学校生含)を対象に作品を公募して開催しているコンペティション。
今年の大賞に輝くのは、一体どんな作品なのでしょうか…?!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、「いま、甦る125年前の記憶『エルトゥールル展』」の模様からお伝えします。
1890年、和歌山県串本町大島沖で実際に起きたオスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」の海難事故。
展示会では、発掘調査で明らかとなった遺物や記録映像、写真など、およそ90点が公開されました。
また、事前に行われた内覧会の様子や、記録写真を撮影した写真学科客員教授で水中カメラマンの赤木正和先生のインタビューもご紹介します!

 

続いて、特集コーナーです!
今年も、大阪芸術大学グループ各校で学園祭が開催されました!
今回は、短期大学部伊丹学舎大阪美術専門学校で行われた学園祭の模様をリポート形式でご紹介します♪
お見逃しなく!!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
11月20日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:45から
11月21日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2015年11月19日

「大阪信用金庫の中小企業支援について」

このブログでは、これまで大阪芸術大学のさまざまな授業を紹介してきました。
アトリエのような教室や設備の整った工房での制作、本格的な機材を使っての撮影、プロの先生方の指導を受けながらのお芝居・音楽のレッスンなど…私がブログ取材でお邪魔した授業はどれも、刺激的で魅力あふれるものばかりでした。
気になる方は、カテゴリー選択から「授業見学ツアー」をクリックしてご覧になってくださいね。

さて、大阪芸大の授業は芸術分野に特化した専門科目だけではありません!
教養科目も充実しているんですよ。
教養科目に設置されるさまざまな科目は、大学における学問探求の導入過程として位置付けられていて、総合的な能力の育成につながるものとして設置されています。
専門的な知識や技術はもちろん大切ですが、それと並行して教養を身につけることもとっても大切ですよね!

今回は、塩見芳則先生が担当されている「経済学」の一環で開かれた特別講義に参加してきました。
経済学では、世の中における経済の動きを体系的に身につけることを目的に、経済現象の背景やその原因は何かについて考える授業が展開されています。


特別講義で講師を担当されたのは、大阪信用金庫の取締役部長・石橋敏幸さん。
大阪信用金庫と言えば、これまでにも大阪芸術大学と産学連携プロジェクトを企画し、大阪信用金庫で顧客に配布するノベルティや通帳のデザイン制作などを進めてきました。

講義のテーマは、「大阪信用金庫の中小企業支援について」。

中小企業・小規模企業事業者の数は、1989年以降から長期に渡って減少傾向にあるそうです。
最近の統計を見てみても、2009年には420万者だった事業者数も、2012年には385万者に…。
こうした厳しい状況を踏まえて、大阪信用金庫がどのような企業支援を行っているのかが紹介されました。

中小企業の事業承継といえば、従来は経営者の親族に承継することが大半を占めていました。
しかし、近年は親の経営する会社には入社せずに自らの生活基盤を築いていること人も多く、親族以外の人に承継する割合が増えてきているそうです。
そういったさまざまなケースに合わせて、課題やその解決策が話されました。
また、企業の創業についてや、大阪信用金庫が行うさまざまな取り組みなども紹介され、信用金庫という組織が社会においてどんな役割を果たしているのかを知る機会にもなりました。

もしかしたら授業を受けていた学生の中にも、将来起業家になる人もいるかも知れませんよね!
石橋さんも「みなさんにこういった機会があれば、今回の講義のことを思い出してくださいね」と話されていました。
大阪信用金庫のみなさん、大変貴重な講義をありがとうございました。

投稿:島田(OUA-TV)


2015年11月18日

大阪芸術大学白浜アートプロジェクト

大阪芸術大学・白浜温泉旅館協同組合では共同で白浜の街に大阪芸大がアートの波を巻き起こす!
色々なアート活動を開催しています。

アート活動の一環として、10月31日(土)大阪芸術大学演奏学科管弦打コース学生達によるホテルロビーコンサートが開催されました。

フルート四重奏と金管五重奏の2バンドで開催いたしました。
フルート四重奏は、「浜千鳥の湯 海舟」と「ホテルフリーゲート白浜」の2つのホテルで金管五重奏は、「白良荘グランドホテル」と「ホテル三楽荘」の2つのホテルでロビーコンサートを開催いたしました。


演奏曲は歌謡曲からアニメ曲と多くの年齢層の方々に楽しんで聞いていただけるプログラムを用意いたしました。
各ホテル共に家族旅行やグループ旅行のお客様で多くの客様に音楽を楽しんでいただきました。


左:フルート四重奏(浜千鳥の湯 海舟)/右:金管五重奏(ホテル三楽荘) 

ロビーコンサートに先立って、地元の白浜中学校吹奏楽部に演奏指導にうかがいました。
中学校到着後、各楽器に分かれてパート練習の指導をし、最後に中学生と大学生が合同での演奏をし、大阪芸術大学学生のみで、アンサンブルの演奏を披露いたしました。
中学生の皆さんは学生たちの演奏を真剣に聴いていました。


左:全員での合奏風景/右:パート指導風景 

今後の予定は、12月26日(土)
●サックス四重奏
19:15~19:45  紀州・白浜温泉 むさし
20:30~21:00  クアハウス白浜
●金管五重奏
19:15~19:45  ラフォーレ南紀白浜
20:30~21:00  ホテルシーモア
開催いたします。

大阪芸術大学工芸学科学生による食器を制作!

ホテルシーモア九絵亭の会席料理に使用する食器を学生が制作 料理皿・お椀・デザート皿等です。
一部お皿、箸置き、等販売をしています。

白浜温泉によられましたら是非ホテルシーモア九絵亭で学生の制作いたしました器で懐石料理を堪能ください。

主催:大阪芸術大学・白浜温泉旅館協同組合

投稿:就職部


2015年11月17日

図書館所蔵品展「Book of daysー『Farmer’s pot -Oryza』ー』」

現在、大阪芸術大学図書館4階では、所蔵品展「Book of daysー『Farmer’s pot -Oryza』ー」が開催されています。


展示されている『Farmer’s pot -Oryza』という作品は、美術学科の中川佳宣先生が制作されたものです。


この作品名のOryzaはイネ科イネ属の米のことを指しますが、栽培されているイネを大きく分けるとアジアイネとアフリカイネの2種類があるそうです。
アジアイネはさらにジャポニカ種とインディアカ種の2系統に分かれます。
また、これらの交雑種による中間的品種のジャバニカ種というものも存在します。

中川先生は、こうした長い年月をかけて育んできた植物の仲間の数に注目されています。
植物図鑑をめくり、ひとつひとつ拾い上げて学名を整理し、それを種に見立てた黒い点と壺型をした紙によるコラージュで表現したのが、これらの作品です。

12日(木)のお昼休み、中川先生によるアートトークが開かれ、美術、建築、写真学科などの学生たちが集まりました。
南河内で農業を営む家庭で育ったと話す中川先生。
先生の作品づくりは、そんな幼少期の経験も影響しているかも知れません。

所蔵品展では、中川先生おすすめ図書も並べられています。

学生たちの前で先生が手に取られたのは、インドの詩人であるタゴールの詩集「タゴール著作集」。
この中の「果実集め」という詩に影響されて、大阪芸大で副手をされていた頃にシリーズで作品を制作したそうです。
自分の頭の中で考えているだけでは、なかなか良いアイディアは生まれませんよね。
こうして色んな本に触れることで、今まで見つけられなかった表現にたどり着くこともあるのだとか。

そして、図書館内には先生の他の作品も並べられています。
「日常の中で気がついたことや考えたことを断片的に描いたもの」だそうで、タイトルはまさに『notebook』。
ご自身で作られた紙に古い布を貼りこみ、アクリル絵具や油絵具でイメージを固めています。

今回の所蔵品展は、今月21日(土)まで。
最終日には、再び中川先生のアートトークが開かれます。
ぜひ、図書館に足を運んでみてください!

投稿:島田(OUA-TV)