2010年10月28日

未来の芸大生たちが来校!

   

学内施設を見学しました!

 10月21日(木)貝塚市第二中学校2年生の20名が松井先生引率のもと来学されました。

 進路学習の一環としての大学見学で、昨年に見学された生徒さんの評判がとても良かったので、今年も案内させて頂くことになりました。

 第2食堂で昼食をとった後、入試案内のDVDを見ていただいてから学内を見学。

映画のワンシーンみたいで大興奮!

 まずは工芸学科ガラス工芸コースの吹きガラス工房にて授業を見学し、映像学科の映画館・撮影所の施設見学、OUA-TVの見学、芸術劇場にて卒業公演リハーサルを観ていただきました。

 見学の途中、本学と石切参道商店街振興組合との産学連携プロジェクトのキャラクター「いしきりん」の着ぐるみと遭遇して一緒に写真を撮られていました。

OUA-TVにも来てくれました!!

 4時間ほどの見学後、帰りの電車で担当の先生に
「来年のキャンパス見学会には絶対行くねん。」
「OUA-TVで声優コースができることを知ってより行きたくなった。」
などと言う声も出ていたそうです。

 本学職員や学生との出会いにより、まだイメージ出来ていなかった18歳の進路を見据えることができた生徒さんも出てこられた、という事も聞きました。

いしきりんとも記念撮影しました!!

 自分の目標や進路をいかに早く決めそれに向かっていかに努力するか、その大切さを分かって頂けたらと思っておりましたので、皆さんの感想は大変うれしく想いました。ありがとうございます。

 最後に、貝塚市第二中学校の2年生の皆さん、今月末の30日(土)・31日(日)には学園祭があります。またいつでも大阪芸術大学に来て下さいね。

投稿者:大阪芸術大学 庶務課 磯野


2010年10月8日

これを機に禁煙生活します!

 

掴もうとするとカマを立てるので痛いんですよね!
 夏の暑さもどこへやら、ここ数日はとても過ごしやすい日が続いています。
 さて、先日一服しようと喫煙所に行ったところ、大きなカマキリがいるじゃありませんか!!

 携帯で撮影したのですが、なかなかよく撮れていますね!若干、ピントが合っていませんが・・・。

 芸大キノコ同様、あまり虫にも詳しくないのでよく分かりませんが、調べてみると恐らく『オオカマキリ』『チョウセンカマキリ』ではないかと推測されます。

 ただどっちなのかがわからなくて・・・。『オオカマキリ』『チョウセンカマキリ』見分け方としては・・・
<前肢の付け根>
 鮮やかなオレンジ→チョウセンカマキリ
 薄き色+黒→オオカマキリ

<顔つき>
 逆三角形→チョウセンカマキリ
 逆おむすび型→オオカマキリ

カマキリさんに促されて禁煙生活を始めます!

 ん?写真を見てもさっぱり分かりません!!どなたかカマキリ博士をご存知ではありませんか!?

 カマキリは「タバコなんてやめなさい!!」と言わんばかりに、灰皿の上に居座っているんです!!その姿を見て・・・タバコを辞める事にしました!!
 カマキリさん、ボクの身体を心配してくれてどうもありがとう!!


2010年10月6日

伝説のグラフィックデザイン誌「タイポグラフィカ」

 

 今回ご紹介するのは、本学図書館が所蔵する伝説の雑誌「タイポグラフィカ」です。戦後、ロンドンで発行されたこの雑誌は、タイポグラフィやグラフィックデザインの既成のイメージを打ち破って、新たなデザインアートを生み出すインスピレーションを与えてくれるものでした。
 イギリスを代表するデザイナー、ハーバート・スペンサーが監修し、50年代から60年代にかけてタイポグラフィデザインをリードし、閃光のように時代を駆け抜けていった「タイポグラフィカ」。1949年に創刊し、前期と後期に分けて各16冊、トータル32冊を刊行して1967年に終了となりましたが、タイポグラフィのジャンルにとどまらず、商品のパッケージやデザイン、レタリングなど、デザインの実験工房的な役割を果たしたと言えます。
 本展示を企画した本学教養課程の藪教授(研究分野:「カストリ雑誌」,ウィリアム・モリス研究等、美学・美術史,デザイン史)は、解説の中で「『タイポグラフィカ』誌は戦前にバウハウスなどで取り組まれていた構成的で機能的なニュータイポグラフィの理念を汲み上げ、タイポグラフィの新たな実験とその実用化を鼓舞している。(中略)本誌では、街頭でのサインや文字、商業印刷物の機能とデザイン、新聞のタイポグラフィ、写真と文字との統合など、視覚伝達デザインや視覚文化の諸問題が論じられている、・・・(略)」と論評されています。

  図書館1       図書館2

表紙のどれもクールでカッコイイですよね。鮮烈なメッセージが伝わってきませんか。

図書館3

 写真を見て頂くとわかるように、表紙のデザインを中心に展示していますが、その中身は文字のデザインをベースにしつつも、グラフィックデザインの歴史や制作工程、街頭の看板や挿絵のイラストなどが惜しげもなく紹介されていて、イギリスのデザイナーたちの博学でマニアックな一面がうかがえます。

 バウハウス最後の巨匠と称されたスイスのデザイナー、マックス・ビルも「タイポグラフィカ」で度々取り上げられ、機能美を追求した彼のモダンなデザインには哲学を感じます。

図書館4モノトーンなのに華やか。整然と配置されたタイトル文字が実に見事です。

図書館5本学で開催したキャンパス見学会(7/18-7/19)にお越しになった保護者の方々。
今も色褪せない色彩やデザインに、興味深く見入っておられました。

 デザインの新しい領域や可能性などをinnovative(革新的)な視点で紹介した「タイポグラフィカ」は、タイポグラフィやグラフィックデザインの歴史をひも解く上で大変、参考となる貴重な資料です。所蔵品展を通して、字体を研究する学生だけでなく、グラフィックデザインやモダンアートなどデザイナーやクリエーターを目指す学生が知的・芸術的刺激を受けて、ヒラメキや発想を大いに
膨らませてくれたと思います。

 本展示は終了しましたが、大阪芸術大学図書館では貴重資料の展示をはじめ、本学で学ぶ未来のアーティストの作品展を開催して、学生が制作し発表する場をつくっています。コンセプトは”アートライブラリー”。学生たちに身近にアートを吸収して、新しい可能性や創造力をつけてもらうことをねらいとしています。 今後も新しい大学図書館を展開していきますので、普段、図書館を利用するすべての利用者、更には芸術に興味のある高校生の皆さんも、本学図書館の情報発信にご注目ください。

大阪芸術大学図書館所蔵品展   
戦後イギリスのタイポグラフィーとグラフィック・アートの雑誌『タイポグラフィカ』
平成22年6月18日~7月20日 図書館4階展示コーナー
投稿者:図書館


2010年9月27日

いつもある何気ない風景

 

3ヶ月でこれほどの蛍光灯を交換するとは・・・。 
こんにちは。ゲイブロくんです。

 先日のブログで11号館・噴水場の清掃の様子をブログにしましたが、今日は芸大の電球交換の裏側をお見せしたいと思います。

 芸大には30近くの建物があります。蛍光灯や電球の数となると・・・もう数え切れません!!『蛍光灯が切れた!』との連絡があり次第、交換をしてくれているのは施設管理さん!!

 この日は、廃棄する蛍光灯・電球を撤去するとのことで取材させて頂きました!!蛍光灯や電球も以前まで産廃物として処理することができたのですが、今では分別処理をしなくてはいけなくなったそうです。
 廃棄する蛍光灯は中間処理業者へ運び、ガラス水銀鉄くずに分別。ガラスは新しい蛍光灯や電球、道路整備に生まれ変わり、水銀の処理は北海道まで運搬して処理しているそうです。

蛍光灯にもいろんな種類があるんですね!!ボクも持たせてもらいましたが・・・腰を壊してしまいました!!
 

ご苦労様です!!宜しくお願いします!! 
 この日集まった蛍光灯・電球の数はおよそ700個!!夏休み中は授業が休講なので作業もはかどるそうです。確かに夏休み中、施設管理の方が学内を行ったり来たり忙しくしているところをよく目にしました。

 蛍光灯の交換は、センター試験の時には9号館だけで1600本ほどの蛍光灯を交換するそうです。一年に1回交換して、受験生に万全の体制で試験に臨んでもらうため、よりよい環境を提供してくれています。

 交換した蛍光灯は、芸大内各所で再利用!!ワット数も抑えて、省エネ対策もしています!!

 いつもある何気ない風景はこうして保たれているんですね。


2010年9月16日

いつもある何気ない風景

       

遠くから見ても結構汚れが目立ちますね。

 こんにちは。ゲイブロ君です。

 先日、11号館の噴水広場の清掃が行われました。こうやって見ると意外と汚れていますね・・・。

 バスを降りて11号館の中を通り抜ける学生が多いですが、ここの噴水広場は風も吹き抜けるので、よく鳩が水遊びをしていたり芸ネコが涼んでいたりと、夏の暑さを凌げる癒しのスポットでもあります。

  消火栓の水圧でしっかりと汚れを落とします!!   まるで消防士のような活躍ぶり!!   小さい石ころにもミズゴケがいっぱい!!   一つ一つ丁寧に磨いてくれました!!

ミズゴケの汚れはかなりしつこいようで・・・。

 あの四角くて大きなモニュメント。噂によると大阪万博で飾られていたものだそうですよ。詳しい事はまたのブログでご紹介します!!

 さて、夏と冬の年2回、ここの掃除をしているそうですが、この夏の異常な暑さのせいで汚れを抑える薬の効果が少なく、かなりの汚れが見られたようです。

こんなにも綺麗になりました!!
 汚れの正体は“ミズゴケ”。 あの大きなモニュメントだけでなく、敷き詰められた小さな石の一つ一つも丁寧に汚れを落とします。一般的なホースでは汚れは落ちないそうで、消火栓の水圧を利用して汚れを一気に落とします!!

 12:30からの作業を開始。この日も日差しが強く炎天下の中での作業。夕方まで続き・・・こんなにキレイになりました!!

 芸大生が気持ちよくキャンパスライフを過ごせるように、施設整備だけでなく、清掃交通警備保安電話交換と陰で芸大を支えてくれています。

 

いつもある何気ない風景はこうして保たれているんですね。