2013年9月4日

美術学科の学生が日本画で受賞!

「芸術の秋」と言うだけあって、暑さが和らいで涼しくなってくると、じっくり時間をかけて絵を描いてみたくなったりします。
みなさんはどんな絵の具が好きですか?
大抵の人が一度は使ったことがある絵の具と言えば、アクリルガッシュとポスターカラーがメジャーですね。
そういえば私、油画は経験したことがあるのですが、日本画って教わったことがありません。
使用する顔料も高価なイメージですし、技法も独特で難しそう…。でも、いつかやってみたいんですよね!
日本画コースの学生のみなさん、どなたか私に教えに来てくれませんか?笑

という訳で、今日は日本画の話題です!

美術学科日本画コース3年生・竹内茉利さんが、碧い石見の芸術祭の「全国日本美術大学奨学日本画展2013」にて、準大賞を受賞しました!

「全国日本美術大学奨学日本画展」とは、全国の美術系大学から推薦で出品された作品による大規模な日本画展です。
今年は19の大学から162点の作品が寄せられました。

 


竹内さんが描いた作品のタイトルは、「刻む」。
日本画特有の淡い色調の中にも、見る人を引きつける力強さが感じられます。

今日は竹内さんにお会いして、今回の受賞作品についてインタビューさせて頂きました!

 

>>受賞作品について
溝の中に水が流れるところを見て、時間の流れを表現できたらな、と考えて制作しました。
作品の大きさは50号(116.7×91cm)で、日本画の中では大きい方ではありません。2ヶ月くらいで制作しました。
審査員の方に、「見たまま描いているのではなく、見たものをまず自分の中で解釈して、それから作品として制作しているのが他の作品とは違う」と言って頂けました。
それは今回一番目指していたところだったので、意図が伝わりとても嬉しく思いました!

>>今後の抱負は?
美術の先生になりたくてこの大学に入学したので、その気持ちは今も変わりません。
来年はいよいよ卒業制作なので、自分の方向性をきちんと見つけて、最後に大きな作品を作り上げたいと思っています。

 

受賞作品を含めた全162点の作品は、現在開催中の碧い石見の芸術祭2013《全国美術大学奨学日本画展》で展示されています。
竹内さんはじめ、本学日本画コースの学生たちの作品も10点展示されています。
瑞々しい感性で描かれた作品たちを、みなさんも是非ご覧になってみませんか?

碧い石見の芸術祭2013《全国美術大学奨学日本画展》
会期:8月20日(日)~9月16日(月・祝)9時~17時
休館日:月曜日(9月16日は開館)
会場:浜田市立石正美術館ギャラリー・三隅中央会館多目的ホール

>>詳細

 

投稿:島田(OUA-TV)

2013年9月3日

芸大発行漫画誌「ストレンジャー・ソレント」創刊!!

大阪芸術大学が誇る漫画雑誌と言えば、小池書院が出版している「大学漫画」。
キャラクター造形学科が開設された2005年から年に数巻ずつ、現在22号まで刊行されています。
オープンキャンパスなどの行事でも配布されていますので、芸大生のみなさんなら知らない人はいませんよね!

 

さて、そんな中、大阪芸術大学と小池書院から新たな漫画誌が創刊されたのをご存知でしょうか?!
その名も「ストレンジャー・ソレント」。
キャラクター造形学科初代学科長の小池一夫先生が編集長を務められ、昨日(9月2日)から全国の書店・コンビニで発売されています。
「若手育成のためのフィールドとして、幅広く新鋭の作品を掲載し、漫画界に新風を吹き込みたい」との小池先生の思いが込められた漫画誌です。

私も早速、実物を入手しました!

巻頭を飾るのは、世界的なイラストレーター・天野喜孝さんと小池先生がタッグを組むヴィジュアル・ストーリー、「帰れソレントへ ―「ZAN」より―」。
青い目のサムライが、戦国前夜の日本を舞台に、望郷の想いを胸に、戦い続ける物語です。
また、キャラクター造形学科卒業生(Q08生)の嶋本剛世さん(ペンネーム:Gousei)をはじめ、新鋭の漫画作品が数多く掲載されています。

嶋本さんの作品のタイトルは「剛改!濃い顔学園」。
その名の通り、インパクト大な濃ゆーいタッチのキャラクターたちが沢山登場します!

今回、嶋本さんにお話を伺うことができました!


>>どんな作品なんですか?

偶然、女子高生が互いのソフトクリームの味の濃さについて話しているのを見て、「濃さで張り合うっていいんじゃないか」と思い付いたのがきっかけです。
ギャグ漫画なのですが、ギャグはセリフにだけでなく、単語や人名にも取り入れました。実は、人名などはこの話の伏線にもなっています。
それから、絵の方は自分なりにかなり濃く描いたつもりなので、好き嫌いが分かれると思います。
でも、そんな濃いキャラクターたちに共感したり好感を持ってもらい、少しでも多くの方が笑顔になってくれたらと思いながら描きました。

>>掲載されたことについて、また今後の意気込みは?
掲載して頂いたことについて、関係者の皆様に本当に“感謝!”しています。
本当にありがとうございました。
読んだ人がみんな笑顔になるような、偶然一緒に読んだ二人が結婚しちゃうような、そんな素敵な漫画をこれからたくさん描いていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

 

私も勿論読ませて頂きましたが、本当に言葉一つひとつに嶋本さんの細かな拘りを感じました!
読めば読む程味の出る、クセになっちゃうギャグ漫画です。

みなさんも是非、実際に店頭で手に取ってご覧ください!

 

誌名 ストレンジャー・ソレント 10月号
 刊行 隔月刊(奇数月1日発売)
 判型 B5判、272P、中とじ
 発行 大阪芸術大学
 発売 小池書院
 発売日 2013年9月2日

投稿:島田(OUA-TV)


2013年9月2日

9月テナント営業再開!

9月になりました!
週末から雨が降ったり止んだり…今日も朝から強く雨が降っています。
9月は台風の多い月。しばらくは荒れた天気に注意が必要ですね。

さて、長らくお休みしていたキャンパス内の各テナントも、9月から少しずつ営業を再開しました。

総合体育館1階には、お弁当や飲料、お菓子、そしてちょっとした日用品まで揃うコンビニエンスストアがあります。
こちらの営業も、本日からスタート。
芸大の近くにもコンビニはありますが、やはり学内で気軽に利用できるのは有難いですよね!

その隣の書店「丸善」も、本日より営業。
8月中ずっと閉まっていたシャッターが開いているだけで、芸大の活気が帰ってきた気がします!

更にその隣には、「カメラのアルス」が店を構えています。
実は8月中も唯一営業していたアルスさん。
一眼レフカメラがずらりと並んでおり、写真の現像もしてくれますよ。

いずれの営業時間も、6日(金)までは9:30-15:00となっています。
7日(土)より通常営業となりますので、ご利用の際はお気をつけくださいね!

 

投稿:島田(OUA-TV)


2013年8月30日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

8月もラスト!芸大の夏休みはあと1週間。
新学期を前に、「嫌だー!」なんて現実逃避していませんか?
確かに夏休みはとっても魅力的な毎日ですが、それは普段授業で頑張っている日々があってこそのもの。
夏休みもキャンパスライフも、私から見ればどちらも輝かしくて羨ましいなあ…。
学生のみなさん、悔いなく過ごしてくださいね!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、松下IMPホールで行われた「We are Sneaker Ages予選会の話題からお伝えします!
このコンテストは、高校と中学校で軽音楽系クラブに所属する生徒たちのために、公の場で演奏する機会を設けようと、産経新聞社と三木楽器株式会社主催で行っているもので、今年で34回目を迎えます。
このコンテストには大阪芸術大学グループも特別協賛しており、キャンパスでの参加説明会や、音楽学科の先生方によるサウンドクリニックなど様々な形で大会を応援しています。
中高生たちのパワフルな演奏、是非番組でお楽しみください!!

 

続いては、これまでにお送りした映像の中から、特に人気のあったものをもう一度お送りする「OUA-TVアーカイブ」のコーナーです!
「大阪芸大テレビ」の現エンディング曲「オールライト」を歌ってくれているのは、音楽学科ポピュラー音楽コース(現在、ポピュラー音楽コースは演奏学科に変更)の卒業生、安部大希さん。
安部さんの曲は、先ほどご紹介した「We are Sneake Ages」の規定曲や甲子園ワイプCMのテーマソングにも使用されていますので、みなさんが耳にする機会も多いのではないでしょうか。
今回はそんな安部さんの曲の中から、2010年に「大阪芸大テレビ」のオープニング曲にもなった「孤独な太陽」をご紹介します!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時40分からサンテレビで放送中!
また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!みなさん是非ご覧ください!!
 

 

<<オンエア情報>>
8月30日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:40から
8月31日(土)
テレビ和歌山 22:55から

 


2013年8月29日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」にてアシスタントパーソナリティを務めている康本光です!

最近、朝晩が涼しくなってきましたね!寝つきやすくなってきて凄く嬉しいですー!夏場は寝つきにくくて・・・暑いけど、薄い掛け布団がないとすぐお腹を冷やしてしまうんですよね。どちらかと言うと、寒い部屋でお布団をいっぱい被って寝る方が好きなので、これからの季節は個人的に幸せです!

 

それではさっそく、今日の聴きどころのご紹介です!毎回豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生と楽しいトークを繰り広げる『ゲストの扉』のコーナー!

今回のゲストは先週から引き続き、大阪芸術大学文芸学科出身、現在はTBSテレビ事業局映画事業担当局長、エグゼクティブプロデューサーの『濱名一哉(はまな かずや)』さんです!

大学在学中から早くも自主映画のプロデュースを担当されていた濱名さんですが、これまでに「犬神家の一族」や「ROOKIES-卒業-」、「大奥」などでエグゼクティブプロデューサーとして関わっていらっしゃいます!本当にヒット作がたくさんありますので、興味のある方は一度調べてみてくださいね!
さて、映画を作るにあたって必要なものってなんだと思いますか?情熱?夢?勿論それらも大事ですよね!しかし情熱や夢だけではカバーできないこともあります。たとえば、お金!夢を追いかける皆さんに向かって厳しい現実を突きつけるようで心苦しいですが、やはり何事も先立つものがなければアクションがおこせませんよね!自主映画を作る際にもそれは変わらないもので、濱名さんも困難にぶつかったようです。今回の放送ではそんな自主映画を作っていた頃のお話や、ご自身が手がけられた作品でとくに愛着のあるものなどをお聞きしています!オンエアをお楽しみに!

 

それでは、今日のプレゼントの紹介です!

今日お越しいただいた『濱名一哉』さんより、この秋公開される話題の映画『SPEC』のグッズを3名様にさしあげます
プレゼントの応募方法は、今日の放送をお聞きください!ご応募お待ちしています!

今日もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から放送!アート情報もりだくさんの30分でお送りします!展開が見逃せないラジオドラマ劇場テアトル山田のコーナーもお聞き逃しなく!