2015年5月28日

富田林市「観光交流施設きらめきファクトリー」が誕生!

5月1日、近鉄富田林駅前に新施設「観光交流施設 きらめきファクトリー」がオープンしました。
富田林市の観光文化とにぎわい創出の拠点となるこの施設。
1階には観光案内カウンターが設けられていて、地元特産のせんべいや豆菓子、みそなどの販売が行われています。
そして、2階にはさまざまなイベントが催される多目的スペースがあります!


この建物の設計には、本学建築学科教授の田口雅一先生、加治大輔先生が携わられています。
また、企画と運営は、富田林商工会、富田林市観光協会、そして大阪芸術大学の3団体による連携で行っているとのこと。
大阪芸術大学からは、芸術計画学科長・犬伏雅一先生を中心に、芸術計画学科の学生たちが参加。
さらに、芸術計画学科の卒業生・佐々木航大さんは、アートディレクター・プランナーとしてこの取り組みに関わっています。
佐々木さんは、今年3月に大学を卒業し、アブセンスという会社を設立して、こういった企画の運営やデザインなどを行っているそうです!

5月1日から10日の間は、オープニングイベントとして、電子工作集団「動いた。」による展覧会「動いた。展」を企画して開催しました。

今後も、人々が何度も来訪して楽しめるような期間限定の催事を企画予定だそうです。
学外の貸しギャラリーなどで個展やグループ展を行う学生も多いかと思いますが、そんな学生たちにとっては新しい作品発表の場にもなりそうですね!!

投稿:島田(OUA-TV)


2015年5月27日

マッド・ジョージ先生による映像学科「デジタル合成演習」

一気に夏らしい気候になってきましたね。
もう少しすると梅雨入りですし、真夏になると日差しが強すぎるので、屋外で活動するなら今がちょうど良い季節かも!


先日、総合体育館の前の芝生広場では、映像学科の学生たちが撮影を行っていました。
指導にあたっているのは、特殊メイク・特殊造形アーティストで映画監督のスクリーミング・マッド・ジョージ先生!
マッド・ジョージ先生は、ニューヨークの芸術大学を卒業後、「ポルターガイスト2」で映画界入りし、「エルム街の悪魔4」などの映画や、マリリン・マンソンなどのミュージック・ビデオ制作で活躍されているんですよ!

この撮影は「デジタル合成演習」という授業の一環で、”投げたりんごが突然大きくなる!”というシーンの制作に挑んでいました。
学生たちが手にしている風船は、大きくなったりんごを想定しており、デジタル編集を施して、大きなりんごに差し替えるらしいですよ?!

そして、使用しているカメラにも注目!!
こちらは、RED ONEというカメラです。
映像学科では2013年5月よりこのRED ONEを導入しました。

RED ONEは映画の撮影やスチール撮影に用いられ、2Kから4.5Kまでの超高解像度の画像・動画の撮影が可能!!
PLマウントという、映画撮影用では最もポピュラーなレンズマウントが採用されているので、既存のシネマレンズを取り付けることができ、これまでの映画と同じく、フィルムカメラで撮影したような映像クオリティーが確保できるデジタルシネマカメラです。
また、秒120フレーム、24p(1秒間に24コマ)の5倍のハイスピード撮影が可能となっています。
昨年度はオープンキャンパスにて撮影した特撮ドラマ「装甲巨人ガンボット」にて爆破シーンやロボットの稼働シーンを撮る際にスケール感を出すため、RED ONEでハイスピード撮影が行われました。
映像学科ではフィルムからデジタル化へ移行する時代に合わせ、REDのような機材を導入し業界に出ても通用する実習授業の講義もされているんです!!

今回の授業ではどんな作品に仕上がるのか…楽しみですね!

投稿:島田(OUA-TV)


2015年5月25日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

今日から、芸術情報センター展示ホールで大阪芸術大学所蔵品展「ホームエンターテイメントの始まり-音楽を楽しむ、映画を楽しむ-」を開催しています!
6月1日(月)から12日(金)まではSPレコード試聴会を、6月13日(土)にはおもちゃ映画上映会も行うそうです!
どんな展示なのか…私も気になるので、また時間を見つけてご紹介したいと思います。
みなさんもぜひ、展示ホールへ足を運んでみてくださいね。
>>博物館主催展ページ

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長、そしてこの4月から舞台芸術学科教授として就任された内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています! 

今日のゲストは、先週に引き続き映像学科卒業生で映画監督の山下敦弘さんです!

これまで、山下さんの幼少期から大阪芸術大学に通っていた頃までの話をしてきましたが、今日はいよいよ、大学卒業後の話にスポットを当てます!
山下さんの作品といえば、「どんてん生活」や「ばかのハコ船」「リアリズムの宿」など、ダメ男を描いたものが多いですよね。
それには何か理由はあるのでしょうか?
また、「苦役列車」「もらとりあむタマ子」では元AKB48の前田敦子さん、「味園ユニバース」で関ジャニ∞の渋谷すばるさん、「超能力研究部の3人」では乃木坂46のメンバーなど、アイドルが出演する映画も数多く監督されていますが、それぞれのアイドルたちにはどのような印象を持たれたのでしょうか。
さらに、山下さんにとって”映画を撮る喜び”もお聞きしました!

気になるトークの内容は、番組で!!

「大阪芸大スカイキャンパス」
5月25日(月)
20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(OUA-TV)


2015年5月22日

デザイン交流会&さて、今週の大阪芸大テレビは?

このブログでもご紹介したデザイン学科の新施設「プロジェクトラボ」!
今日は、このラボで大阪芸術大学と台湾の高雄師範大学によるデザイン交流会が開かれました。


高雄師範大学では、卒業制作・研究の一環として、海外でのプレゼンテーションを行うそうです。
台湾の学生約20名がプロジェクトラボに訪れ、高雄師範大学と大阪芸術大学の学生たちが各6チームずつプレゼンを行い、その後ディスカッション。
国際交流を通じて、互いのデザインについて刺激しあっていました!!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、「INTAC2015 国際交流写真展」の話題からお伝えします。
INTACとは、International Art Collaboration(国際芸術交流)の頭文字。ベルリン芸術工科大学(ドイツ)、オンタリオ芸術大学(カナダ)、タンペレ工科大学(フィンランド)、中央大学(韓国)、そして大阪芸術大学(日本)の学生たちが交流し、それぞれの学生の写真作品が展示されました。
普段の芸大生だけの作品展示とは、ひと味違う展示内容になっています!お見逃しなく!

 

続いて、大阪芸術大学の学生たちが制作した映像作品をお届けする、「OUAシアター」のコーナーです。
今回は、DAIGEI FILM AWARD 2015で上映された作品の中から、吹田有規さん監督作品「ひーろー(仮)」を紹介します!
とっても一途でダサすぎるヒーローが登場します!!
ぜひ、ご覧ください!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時55分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
5月22日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:55から ※今週から放送時間変更
5月23日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2015年5月21日

ART&DESIGN FORUM EXIHIBITION 最終日

5月9日より開催してきました大阪芸術大学スカイキャンパスでのART&DESIGN FORUM EXIHIBITION
最終日は、写真家の織作峰子先生をお迎えしてのセミナー「視えない像を求めて」が開かれました。

ミスユニバースを経て写真家になられた先生。なぜ、撮られる側から撮る側へ転身したのか。
そんな先生の生い立ちから始まったセミナーには、多くの熱心なファンの方にお集まりいただきました。


写真と詩は近い、とおっしゃる先生。
「歌を歌うつもりで写真を撮る、詩を書くつもりで写真を撮る」これを心がけると良い写真が撮れるそうです。

また、世界的なミュージシャンであるポールマッカートニーのライブでは、日本人で唯一織作先生だけにワンシャッターのみの撮影が許されたことがあったそうです。
そのエピソードは、聞いてるこちらも手に汗を握るほど緊張感が伝わってきました。

最近は桜の写真を撮り続けているそうです。
桜といえば、ただ美しいだけでなく怖さも含んでいるとか・・・撮影中に何度も心霊現象に遭遇されたお話は、少し早いですが夏休みに聞く怪談のようでした。

さて、多くの方に足を運んでいただいたART&DESIGN FORUM EXIHIBITIONですが、皆様のおかげで大盛況のうちに最終日を迎えられることができました。
連日のブログも最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

藝術研究所では、今後もさまざまなイベントを行います。
またこのブログでも案内させて頂きますので、ぜひチェックをお願いします!

投稿:藝術研究所