2007年11月14日

チュルリラ、チュルリラ・・・ですよね?

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現在、Tulipのツアー中ということで大阪に来られていて、24日、25日にフェスティバルホールで予定されている「Live Act Tulip 2007追加公演の宣伝も少しされていました。これがTulipの最後のツアーになるそうです。

本日14号館ホールにて財津和夫先生の講義が行われました。「作曲家活動のエピソードを語る」と題された今日の講義にはポピュラー音楽コースの学生の以外にも多くの学科から教員までもが聴講に来ていました。

講義はあまりアカデミックにやってしまうと皆さん眠たくなるでしょ、ということから難しい内容は避け、音楽を聴きながらエピソードをお話いただくという構成でした。

お子様がお生まれになったときに「僕が作る歌なんてこの子に比べたらたいしたものではない、もう何も作らなくてもいいや」「クリエイティビティってなんだろう」と考えたときがあったことなど、先生のプライベートな部分も交えてたくさんのお話を聴かせていただきました。

大学生時代に作ったバンド「ザ・フォーシンガーズ」の話。第3回ヤマハライトミュージックコンテストの九州代表として意気揚々と上京したそうです。もちろんグランプリ狙いで乗り込んだそうなのですが、そこには「オフコース」や「赤い鳥」も出場していたとのこと。すっごい歌のウマイ彼らの練習風景を目の当たりにして、メンバーの3人に「(ヤバイ、このまま行くと)俺たち3位だ」と報告したそうです。でも結局結果は6位。そこだけ聞くと「まあまあすごい」と思いますが決勝には全部で6グループしか出ていなかったとのこと。それもやっぱりスゴイことです。

Tulipとしてデビューして「心の旅」のヒットが出るまでの話、「あのヒットがあったから今こうして講義する立場にいます」ともおっしゃっていました。

その後、ソロ活動になってから様々なアーティストへ曲を提供するお仕事を精力的にすすめて行かれるのですが断ったお仕事はないそうです。(というのは事実と少し異なり、演歌は2、3断ったことがあると訂正されていました。)

先生の作曲のお仕事は(1)まずアーティストの顔を思い浮かべる→(2)そのアーティストが今まで歌ってきた曲を思い浮かべる→(3)ちょっと変化球を加えて曲作りに入る、のだそうです。
その後合計8曲の貴重なデモ音源を聞かせていただきました。松田聖子さんの「夏の扉」「白いパラソル」「野ばらのエチュード」のまだ歌詞が入っていないデモのお話しでは作詞家:松本隆さんとのエピソードなど、笑いを交えながら説明いただきました。「RAG FAIR」やコーラスグループ「サーカス」、韓国のアーティスト「Position」に提供したデモ音源、最後にはできたてホヤホヤの平原綾香さんに提供する曲の音源も聞かせていただきました。まだ歌詞がついていない状態なので、実際に発売されるときにはどんな風に仕上がっているのか楽しみです。

講義の終盤には、名曲「青春の影」を含め合計5曲をライブで披露していただきました。

講義の中で印象に残った言葉は、
「気持ちがほぐれたり、心の奥のほうがクリーンになったりするのが芸術だ。これは人生で一番すばらしいことだ。皆さんは芸術大学にいますのであまりに身近にありすぎて意識しないかもしれない。そうならないように『自分にとっての芸術って何?』を意識して学んでいってほしい。それを伝えていくことは皆さんにとって死ぬまで続く仕事です。使命です。それぞれの芸術観をもって社会に対して表現していってほしい。」

講義を終え会場を出られる前、マイクのところに戻ってきて、「みなさんがいっぱい勉強して幸せになれることを願っています!」と言って拍手に包まれながら会場を後にされました。
とてもさわやかなメッセージでした。

 

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2007年11月13日

スマイルデザイン研究会

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↑ちぎる君

 

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↑AMEDAMA

大阪芸術大学デザイン学科には、「スマイルデザイン研究会」というデザイン学科公認の研究会があります。この研究会は、「すべてのものが安心して笑顔になれる優しいデザインを目指します。」をテーマに2007年1月に当初16人で活動を始めました。現在では30人程度の人数になっています。やる気がありこの研究会のコンセプトを理解する人はデザイン学科のコースを問わず参加OK

問題をいろいろなところから探してきて解決法を見出し公の場で発表して行きます。今回は1031日→114日に行われた東京デザイナーズウイーク2007で発表した作品をご紹介します。

最初に「ちぎる君」。現在のティシュBOXでは必要なくても必ず1枚は取り出さなくてはいけませんね。しかし1枚必要ない場合は資源の無駄使いになりますよね。
この「ちぎる君」はティシュを1枚ずつ取り出すのではなく必要な部分だけを使いちぎる事ができるという商品です。

次に「AMEDAMA」。雨の日にデパートなどでビニールの傘袋をもらいますね。これもほぼ使い捨てで非常にもったいないですよね。各自が何回も使える傘袋をもっているとしたらどうでしょう?それだったら、傘袋がある傘もありますが、実際傘をさしている時にどこかにいってしまってなくすおそれもありますよね。
これを解消したのが「AMEDAMA」です。手に持つ部分の上ぐらいに布製の傘袋が収納され、何回も使用でき、かつ、なくさないというものです。この傘袋が収納された袋の部分がキャンデーを入れた袋に似ていることからこのネーミングが名付けられたとの事です。

これらの商品は企業からも注目され、ひょっとすると実際に商品化されるかもしれません。スマイルデザイン研究会から世のため人のためになる商品が世間に出て実用化される日もそう遠くはないのではないでしょうか。今後の活躍に注目です。
ガンバレ!スマイルデザイン研究会

 

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2007年11月12日

青空ポンチ

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青空ポンチ」という映画をご存知でしょうか?

2008年夏に公開予定なので、まだ知る方は少ないと思いますが、あの『UDON』や『世界の中心で愛を叫ぶ』などの舞台となった映画の町“香川県”で撮影を行った心温まる青春コメディ映画です。

この劇場用長編映画の宣伝プロデュースやデザイン・企画に大阪芸術大学が協力することになっています。
先日119日(金)に協力スタッフへの説明会が学内で行われました。
一口に宣伝・広報活動といってもTVスポットやweb、チラシ・ポスター、ノベルティと多岐にわたります。大阪芸術大学の学生のアイデアやセンスを世の中の皆さんに知ってもらう良い機会です。

 

大阪芸術大学出身の若手クリエーターがタッグを汲んだ意欲作「青空ポンチ」。

監督は柴田剛(しばた ごう)さん、撮影監督は近藤龍人(こんどう りゅうと)さん。
柴田監督は作品、長編映画「NN891102」(ロッテルダム映画祭、ソナー2000、他で上映)を監督。2002年、パンクライブドキュメント「ALL CRUSTIES SPENDING LOUD NIGHT NOISE2002」で好評を博す。最新作は「おそいひと」(2005年ハワイ国際映画祭Dream Digital Award受賞)

近藤龍人さんは「リアリズムの宿」や「ばかの箱船」の撮影監督。劇場公開された「リンダリンダリンダ」(2005年)の撮影助手も手掛け、現在、映画だけでなくCMPVの撮影にも参加されています。

キャストは映画初出演の石田真人(主演)
http://ameblo.jp/ishida-masato/theme-10003978354.html)をはじめ、
小池里奈(ヒロイン)(http://www.vbp.jp/talent/rina_koike/index.htm)、
板倉善之、山本剛史、戸田比呂子、内堀義之、蛭子能収、神部浩、北山ひろし、あじゃ、など各方面で活躍中の俳優さんたちです。
他にも様々なアーティストがこの「青空ポンチ」に参加しており、ファッションは、日本発のクラブウェアブランド「SUPA RESQUE」(http://www.suparesque.com/)やアーティスト「ヨシカワショウゴ」(http://www17.ocn.ne.jp/~hepalin/menu.html)が衣裳を担当。
音楽は劇中歌に1990年代を代表する青春バンド「JITTERIN’JINN」の曲が起用されていたり、懐かしさと新しさが共存する独自スタイルのピアニカの生演奏「あらかじめ決められた恋人たち」(http://www.arakajime.com/profile.html)のサウンドが使われています。

「ポンチ」とは「心が広く器の大きい坊ちゃん」という意味なのだそうです。
この映画がどんな映画なのか、メディアを通じて認知されていく影に大阪芸術大学の学生の力が注がれています。映画も楽しみですが、宣伝が広く行き渡り効果が大きい広報展開になることも楽しみです。

 

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2007年11月11日

美術学科展覧会「私のありか」に行ってきました!

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美術学科展覧会「私のありか」に行ってきました!
大阪芸術大学出身の作家が集い、その作品が一堂に会する展覧会をレポートします。場所は「パークスホールなんばパークス7階)」
今日は開催2日目。

15時前に着き、しばし作品鑑賞。作品と対話出来るこの瞬間が個人的にはとても好き。
15時から会場内で特別企画のギャラリートーク「美術家たちの内なる世界」が始まる。(11月10日のみ)

6人の個性あるゲスト(作家であり本学で教鞭とっている先生方や作家であり本学卒業生の方)がいくつかのテーマを元に個人の考えを話す、といった内容。現代美術のあり方、普段どういう気持ちで絵を描いているのか、独創とは何か?何故絵を描くのか?(うーん究極!!)といった幅広い角度(視野)で話しを聞くことが出来ました。

興味深かったのは、同じ質問を6人に投げかけても作家さんにより考え方、表現方法が異なっていたこと。「そんなの当たり前やん!」といわれそうだけど・・・。何故だか新鮮に感じました。

この展覧会は18日(日)まで開催しています。

 

 

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2007年11月10日

ポップスコンサート JAZZ&POPS 2007

芸大の銀杏の葉も散りはじめ、キャンパスを黄金色に染めています。
さて、今回は、去る11月9日(金) ファスティバルホールにて開催された
大阪芸術大学グループ ポップスコンサートをご紹介したいと思います。

大阪芸術大学音楽学科ポピュラー音楽コースは、全国でも有数
ポピュラー音楽専門的に学ぶことが出来る4年制のコースで、
9の専攻から構成されています。
コース内容については、↓を参照してください。
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/gakka/ongaku/cose.html

大阪芸術大学ポップスコンサートでは、前田憲男先生をはじめとする
本学教授陣や在校生による演奏に加え、毎年、ビッグアーティストお招きしています。
今回は、クラリネットプレーヤーの第1人者であられる北村英治さん、
そして、歌唱力にも定評のある実力派女性シンガー小柳ゆきさんの
お二人にお越しいただきました。
コンサートの模様は、後にOUATVで紹介されると思いますので、
そちらをご覧頂くとして、今回は、コンサートの舞台裏を取材いたしました。

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開催地のフェスティバルホールは、大阪中ノ島に建設された歴史のあるコンサートホールで
音響の良さは、折り紙付き!世界のトップミュージシャンから絶賛を受けています。
ライブ録音が多い事でもよく知られていますね。

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楽屋入口です。ホール裏手の駐車場のスロープの中ほどにあります。
スタッフパスをいただきましたので、楽屋付近まで入る事ができました。

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出演者の楽屋がわかるようになっています。

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開場前のリハーサル風景です。観客はまだいません。
コンサートの段取りが舞監(舞台監督)よりテキパキと指示されていました。

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ケストの北村英治氏、客員教授のMALTA先生の楽屋にお邪魔しました。
開演前のお忙しい時にもかかわらず写真撮影のお願いに快くご承諾いただきました。
(画像の掲載については、両氏の許可を頂いております。)

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このコンサート司会をされた小林大作先生の楽屋にもお邪魔してしまいました。
先生は、本学放送学科を卒業され、マスメディアの世界で幅広く活躍されています。
本年4月より、放送学科教授に着任されました。
小林先生より、放送の仕事、特にアナウンス関係の職業を目指す方へ、一言!
「アナウンスの楽しさ、そして厳しさを体験し、プロとしての実力を身につけて欲しい。」
とおっしゃっていました。
(画像の掲載については、小林先生の許可を頂いております。)

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コンサート会場に華を添えた大阪芸術大学チアガールズのみなさん
元気な笑顔で会場全体がさらに盛り上がりました。

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今回のコンサートでは、ピアノ弾き語りからビッグバンドの演奏など
バラエティーに富んだ内容となっていました。

構成・企画       大阪芸術大学音楽学科ポピュラー音楽コース
音楽監修        前田憲男 客員教授
総合プロデューサー 山室紘一 教授 
ケスト          小柳ゆき
              北村英治
出演           前田憲男(編曲・指揮) 客員教授
              荒川康男(ベース) 客員教授
              猪俣猛(ドラムス) 客員教授
              MALTA(SAX) 客員教授
              近 秀樹(Piano) 准教授
              池田定男(ギター) 講師
              喜多健博(ベース) 講師
              浅川ジュン(ドラムス) 講師
              横山貴生(SAX) 講師
              大迫 明(トロンボーン) 講師
              田中洋一(トランペット) 講師
              OUAポップスオーケストラ
              (学生バンド)
              SK-?、湯浅公将、OUAポップスシンガーズ、Vicki、
              ViVien、曜(ひかる)、シマユキ、敬也&和音、
              A-FUCKERS、MA★KI★WO
              OUAゴールデン・キューピー・ジャズオーケストラ

司会           小林大作(教授)

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