2008年4月8日

桜美しき4月

先週の後半は天気もよく、まさに4月4日の入学式は天気、気候とも良くまさに桜満開で新入生を祝う門出にふさわしい日となりました。
桜 満開 大阪芸術大学 見ごろ
本学の桜も満開を向かえ、新入生、在校生がガイダンス等で大学にやって来るのを歓迎しているかのようでした。
桜 満開 大阪芸術大学 見ごろ
あいにくの昨日の雨で悲しいかな、かなり散ってしまった桜もありますが、散れば散ったで桜の花びらのじゅうたんがこれまた趣深しといった感じです。

夜桜 満開 大阪 見ごろ
大阪芸術大学のよさは、いろいろと多くあるのですが、四季折々の変化の美しさといったものがその1つに挙げられ、その美しさは格別です。この自然の移り変わりを見ているだけで心が和む気がします。もし、私がオフィス街で仕事をしていたとしたら、このような気持ちにはなれなかったと思います。
桜 満開 大阪芸術大学 見ごろ
大学で学ぶ学生にとってもそれは同じだと思いますし、芸術活動を行う上で、美しい自然を見て創作活動をするということはきっとプラスになっているはずです。
桜 満開 大阪芸術大学 見ごろ
私たちは、大阪芸術大学のことを「芸術の森」と表現することがあるのですが、この「芸術の森」には、様々な美しい光景があります。この様子をまた、このブログで紹介して行きたいと思います。ご期待下さい。

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2008年4月7日

ハモネプリーグ2008春

今日はテレビ番組のオンエア情報です。

皆さん、『アカペラ』っていうのはご存知ですよね。楽器を使わずに声だけでハーモニーを奏でるという演奏方法のアレです。そう、学内には実力派のアカペラサークルVIVENTE』(ヴィヴェンテ)があります。そのVIVENTEが明日放送予定の『青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ』に出演します!

もともと『ハモネプ』はネプチューンが司会で放映されていた『力の限りゴーゴゴー!』の中の名物コーナーでした。アカペラにスポットを当てたそのコーナーは大きな反響を呼び、世の中は一気にアカペラブームとなりました。昨年9月にその『ハモネプ』が復活し、全国で地区大会などが行われる形式のいわば「アカペラ甲子園」の形になった第二弾があす放送されます。

今回放送されるのは、全国755組の中から選ばれた15組。地域色がありキャラクターも様々に立っている精鋭たちのようです。VIVENTEの皆さんがどんな活躍を見せてくれるか非常に楽しみです。またVIVENTEがこの15組に選ばれ出場することが決まった先月、VIVENTEの方々の学生生活を取材するために大阪芸術大学の学内にもテレビカメラがはいっていました。放送の中でどんな風に、大学内の様子が紹介されるのかこちらも併せて楽しみです。
VIVENTE ハモネプ ネプチューン
写真は本日サークルの勧誘中のVIVENTEの皆さんです。明日48日の放送を見たらVIVENTEに入りたい新入生が殺到するかも?

青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ
4
819:0021:48(フジテレビ系列で放送)

「楽器を使わずに声だけでハーモニーを奏でる歌の甲子園!!研・つんく♂・武田鉄矢らプロ絶賛!!驚異のパフォーマンス続出▽今時の若者等身大青春ストーリー完全放送」
(番組オンエア情報より)

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2008年4月6日

物語のかけらを集めて ?Meeting?

西長堀にあるstudio Jで、31日(土)?22日(土)Meeting」苅谷昌江展が開催されました。苅谷さんは、本学美術学科平面コースの2001年度学長賞を受賞されています。その後、京都市立芸術大学大学院の油画専攻に進学されました。
2004年に修了後は、仕事をしながら創作活動を続けておられ、昨年12月に京都文化博物館で行われたAMUSE ARTJAM2007 In Kyotoでは、グランプリを受賞されました。今回の展覧会では、その受賞作品である「Space Oddity」も展示されていました。
苅谷昌江展 Meeting
最近、伝統やしきたりにとらわれず、様々な食材・調味料を用いるなどして、各国の料理の要素を盛り込んだ「無国籍料理」が人気ですが、苅谷さんの絵画からは「無国籍」というイメージを感じます。一見どこかで見たことのある風景のようにも感じますが、実は見たことのない不思議な景色だったりします。じっと眺めているうちにいつの間にか絵の中に引き込まれているような気がします。そして物語の断片を垣間見るような不思議な感覚になります。
苅谷昌江展 Meeting
大きな風景画の真下に2つの小品が並べられていましたが、まるで自分が絵の中に入ってとてもきれいなクリスタルを掘り起こして来たような印象を受けます。そして、それは自分にとって、とても大切な宝物になる…そんな自分自身の物語のかけらを見る者に感じさせる、そんな深さを感じました。
苅谷昌江展 Meeting
苅谷さんは、本学の美術学科学生だった時はやはり学科の垣根を越えて、先生方に質問をしに行ったりしていたそうです。例えば、大学院の入試にポートフォリオが必要と書かれていたので、デザイン学科の先生を突然尋ねて、作り方を聞き、出来上がるとこれで良いですかとまた見てもらいに通っていたとのことでした。
苅谷昌江展 Meeting
大学では、高校までの与えられる受動的な学習形態から、自分で学び取る能動的な学習形態へと大きく変わりますが、苅谷さんは、まさに本学のメリットを最大限に活かしつつ、自ら積極的に学んで、成長されたのだなあと嬉しく思いました。
苅谷昌江展 Meeting
皆さんにも是非、学内はもちろん学外のギャラリーにも積極的に足を運んで、いろいろな出会いを見つけてもらえたらと願っています。苅谷さんの魅力溢れる世界を今回は、Web上でしか見ていただけないのがとても残念ですが、来年また
studio Jで展覧会を開催予定だそうです。その折には、本物の苅谷ワールドを是非体感してくださいね。今回私自身が感じたように苅谷さんとの素敵な出会いや新たな発見がきっとあるはずです。

Meeting 苅谷 昌江展
Masae Kariyaexhibition?
31日(土)?22日(土)
13
00?1900 日・月曜日休廊

studio J
http://studio-j.ciao.jp/

苅谷 昌江 HP
http://yellowvalleys.net/

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2008年4月5日

グループ展 『線 -SEN-』

以前のブログ(2008-02-25で紹介したBodaiju-Caféに行ってきました。
4
1日から工芸学科テキスタイルデザインコース生、4人によるグループ展『線 –SEN-が開催されています。
線 -SEN- テキスタイル・染織コース グループ展
ちょきさん、たくるさん、宇野方斎さん、Yuiさんの4人はそれぞれ技法は違いますが、「線」から生まれる作品を制作することを共通点として集まり、今回のグループ展が企画されたそうです。(DM裏面の説明より)
ちょきさん、たくるさんは現在4年生、宇野方斎さん、Yuiさんはこの春、大阪芸術大学を卒業されました。こうして違う学年同士が、年齢とか、先輩後輩とかの垣根なくアートで繋がっているっていいことですね。お互いがお互いの表現を尊重しあっていたり、刺激をうけあったり。

Bodaiju-café
の店内には4人の作品がカフェの空間に違和感なく展示されています。

線 -SEN- テキスタイル・染織コース グループ展
宇野方斎さんの作品は卒業制作でも拝見したことのあるもの以外にも数点あり、ガラス面に展示されているものは近くで見たり、少し離れたところから見たりするとその面白さがわかります。
線 -SEN- テキスタイル・染織コース グループ展
Yui
さんの作品も以前拝見したことがありましたが、そのときとはまた違った作風でした。伝え聞いたところ、今回のような作品が本来のYuiさんの作風だとか。
線 -SEN- テキスタイル・染織コース グループ展
店内には、ちょきさんがいらっしゃいました。メインとして展示されている大きな新作は目を惹きます。春らしい鮮やかな色彩は、宝石のオパールが見る角度によって翠色(みどりいろ)に輝くときのような色とやさしいピンクの色などで表現されています。ぐっと近づいて見てみると、細かい線のタッチで描かれています。画材はアクリルガッシュなのだそうです。
線 -SEN- テキスタイル・染織コース グループ展
比較的店内がすいている時間帯行ってみましたが、他のお客様の手前、ベストアングルで写真を撮れなかったので、作品の雰囲気がちゃんと伝わるか心配です。線 -SEN- テキスタイル・染織コース グループ展
たくるさんの作品は至近距離で見てみてください。
是非、お店にいってアートな空間全体を味わってください。

●「線 –SEN-
2008.04.01
tue)→13sun) 11002300
Bodaiju-Café
梅田扇町公園店にて
(大阪市北区神山町1-5扇町公園ビル1F TEL.06-6361-3303
HP〕 http://www.bodaiju-cafe.com/
MIXI〕 http://mixi.jp/view_community.pl?id=1533362

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2008年4月4日

最初で最後の入学式

今日は入学式でした。朝、830にはもう正面入り口の前でお待ちになっている方もいらっしゃいました。今年も式典の会場は大阪中之島フェスティバルホールです。私は舞台に上がることはありませんが、客席側にいて「大阪が世界に誇れるホール」として出色している臨場感を毎回感じることができます。フェスティバルホールを象徴する深紅のシート、2700席が新入生、保護者の方々と教員で埋まりました。

入学式 フェスティバルホール
恒例の雅楽の舞でスタートした式典。放送学科教授の平野啓子先生の司会での進行です。
入学式 フェスティバルホール
学長の式辞では、大学生活での心構えのお話と
ギリシャ神話に出てくるピグマリオン王の話、カモメのジョナサンの話がありました。「夢を描くことの大切さ」と「向上心を維持すること」のお話は、新入学生だけでなくどんな人にも刺激になる自己啓発だなぁとあらためて感じました。
平成20年度大阪芸術大学入学式
式典の後半、オケピットが上昇し少し会場がどよめきました。校歌の演奏です。

この後、閉式となり15分の休憩を挟んで記念演奏会となりました。
記念演奏会の始まりは大阪芸術大学のチアリーダーズによるパフォーマンスでした。
平成20年度大阪芸術大学入学式 らん・ら・らん
フェスティバルホールの顔である”金色に輝く竹のトンネル”を表した緞帳「らん・ら・らん」の前で大阪芸術大学の応援歌に合わせてのチアの踊りが披露されました。
平成20年度大阪芸術大学入学式
記念演奏会の3階席からの様子
平成20年度大阪芸術大学入学式
卒業生による声楽独唱

1958年(昭和33年)に誕生したフェスティバルホールも今年(2008年)秋には閉館される予定となっています。新・フェスティバルホール2013年に完成の予定です。ちょうど一年前の4月にこの再開発構想が発表されたので、今の状態のフェスティバルホールが今年最後であることは多くの方がご存知です。来場された新入生の皆さん、保護者の方々はどのような思いでお席につかれていたのだろう、そんなことを考えながら会場を後にされる方を見送りました。
平成20年度大阪芸術大学入学式
音響の良さは世界的にも評価が高く、世界に名だたる芸術家たちを招き、歴史に残る舞台となったフェスティバルホール
平成20年度大阪芸術大学入学式
大学の入学式を二度経験される方はそう多くはありません。今年度入学された方がたとえ二度目の入学式を経験されることになっても、フェスティバルホールで行われた今日の入学式は2つの意味で「最初で最後の入学式」となります。心に残る入学式になったことを祈っております。

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