2008年8月24日

hold + ordinary

デザイン学科3年生の2人による作品展に行ってきました。
会場は大阪・西心斎橋、ギャラリーパライソ
hold ordinary hordinary
展覧会のタイトルは、カタカナで読みすると「ホーディナリィ」。お二人が考えた造語なのだそうです。今回の作品展のコンセプトを表すための、作品を楽しむための鍵になる言葉です。
hold ordinary hordinary
hold(持つ、握る、掴む) *ordinary(普通の、普段の) 
hold ordinary hordinary 「 l 」と「 r 」が重なっている文字がポイントです。
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「私たちが日頃見たり感じたりしている何気ないモノや出来事を
形にして自分たちの中にとどめておきたい。」
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平井沙季さんの作品の中で一番印象に残ったのはやはりフラミンゴをモチーフにしたものです。会場の中央に展示されています。
hold ordinary hordinary
左が「Aone Flamingo」、右が「Real flame」という作品。フラミンゴは鳥類では珍しく4年間も子供を大切に育てるのだそうです。また「Flamingo」はラテン語で「炎」という意味を持つそうです。この「フラミンゴ」から連想される「愛情」や「暖かさ」がご自身のお母様の存在とリンクしたそうで、どちらの作品もお母様をイメージして制作されたのだそうです。

樋口朋美さんの作品の真骨頂は、細密に描かれた鳥や魚や昆虫などの小動物を作品の中に含んでいるところです。例えば「Allure」という作品では「魅惑」という言葉を樋口さんのイメージで展開し、横から見た四つん這いの女性の周りに蝶が描かれています。
hold ordinary hordinary
他にも「随波逐流」(自分に主義・主張がないこと)という言葉を表現した作品(写真右)にはリアルなアロワナが、「花鳥風月」の言葉の美しさを表現した作品(写真左)には羽ばたく鳥が描かれています。

会場には楽しい作品や、かっこいい作品、色っぽい作品など二人の合作も含め10数点が展示されています。
お話を聞いて一番驚いたのはその表現の多彩さです。染織の作品に見えるような色彩の作品もあれば、ポスターカラーを使ったように思える作品もあります。でも、どの作品もすべて色鉛筆のみで制作されているそうなのです。
hold ordinary hordinary
会場にいらっしゃったお二人はとても仲がよさそうでした。名前も近いので学生番号も並びなんだそうです。今回の展覧会のシンボルも「平井」「樋口」の「ひ」からとった「h」なのだそうです。会場にはこの「h」をつかった立体作品も展示されていました。
hold ordinary hordinary

hordinary(ホーディナリィ)
 
819日(火)?24日(日)
  12:00
?20:00(最終日は、17:00まで)
  ギャラリーパライソにて

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2008年8月23日

弓道場の様子

昨日のブログでお伝えしたとおり、学内の設備点検のため建物ごとに電気を止めての確認作業が行われています。校舎だけでなくクラブボックスなどもその対象となっています。
ブログのネタを探してグラウンドの一番奥、弓道場まで足を伸ばしてみました。
弓道 弓道部 弓道場 巻藁
弓道部でもいつもとは活動内容を変えて練習をされるようです。というのも、「射場」には電動シャッターが設置されていたり、「的場」を保護するためのフェンスネットも電動で昇降します。なので、電気が止まっているこの設備点検の期間は別の方法で練習するしかないのだそうです。
弓道 弓道場 弓道部 安土
安土」(あづち)といわれる矢を受け止めるための土盛りを整備したり、「矢道」といわれる芝生の広間に生えた雑草を丁寧に抜いたりと弓道場をメンテナンスする様子を見せていただきました。
弓道 弓道部 弓道場 矢道
先日行われた「第56全日本学生弓道選手権大会」では女子団体戦で接戦の末「決勝トーナメント」進出は逃しましたが、かなり好成績だったそうです。

学内を見学に来られる高校生などを案内する際、「弓道場を見たい」という方がいらっしゃいます。偶然にもそういう時は私が対応している場合が多く、主将をはじめ部員の方々には毎回お世話になっています。いつもご丁寧な対応ありがとうございます。
今度は胴衣をビシッと着て、かっこよく練習している様子を拝見しにいきますね。
その時はまたよろしくお願いします。

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2008年8月22日

「処暑」の落し物

学内では7月から始まっていた通信教育部のスクーリングも20日で一段落し、喜志芸大間のスクールバスも現在は運休しています(24日まで)。
昨日は少し雨が降り、学内には涼しい風が吹き抜けていきます。「外にいる方がよっぽど涼しくてええわぁー。だって今、停電してるでしょ。エアコンが使われへんからねー。おまけに断水やし・・・」。すれ違う時にある先生がそんな風に言ってました。
そう、今の期間、建物ごとに電気や水を止めて設備の精密点検が行われています。断水と停電が重なると研究室でお仕事される先生方にとっては大変です。ちなみに日曜日(24日)には全ての校舎で停電・断水となります。大学に来られる方はご注意ください。
 
夏の間も炎天下、長袖で保安にあたっていただいている守衛さんたちも、今日はとても過ごしやすそうです。少し気温が下がり、キャンパス内の人影が少なくなったせいもあってか、学内には少し物淋しい
雰囲気が漂ってきました。

処暑 入道雲 積乱雲 にわか雨 夏の空

昨日、にわか雨を降らせた入道雲は一段と大きなものに感じられました。
処暑 入道雲 積乱雲 にわか雨 夏の空
でも、この去って行く雲の反対側の空はイチョウの緑が映えるとても清々しい様子でした。
銀杏 イチョウ ぎんなん ギンナン
21
号館ではたわわに実っていた銀杏が早くも落ち始めていました。
銀杏 イチョウ ぎんなん ギンナン

総合体育館の芝生広場にもたくさんのトンボ達が飛び交っています。
まだまだ気が早いような気もしますが、キャンパスのあちらこちらで少しずつ秋の訪れを感じることができます。

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2008年8月21日

ビー玉を落とした瞬間・・・

少し前のこと、就職部の方からブログネタのタレコミがあったので、早速現場へ急行!(昨日のことです。)
写真は総合体育館2階の学生食堂の売店です。
キムチ風ラムネ たこ焼き風ラムネ
パンやお菓子、飲料水、アイスクリームなどが売られているなんてことない風景です。
ここにとんでもないものが・・・。いやっ、ブッとんでいるかもしれません。
キムチ風ラムネ たこ焼き風ラムネ
なんと「キムチ風ラムネ」。105円で販売中。お金を払う時、食堂の方にちょっと呆れ顔で軽ーく笑われましたが、事情聴取のため早速事務所に連行。ボトルは透明のプラスティックなので、飲料水自体に赤い色が付いています。赤色102号です。
キムチ風ラムネ たこ焼き風ラムネ
パッケージの「ピリ辛テイスト」の文字と「にんにく」のイラスト。いやな予感がします。
開栓がためらわれます。普通のラムネと同じ要領で、ビー玉を落とした瞬間から・・・
キャーーーッ!

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ?

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ?? ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ えっ?!
んぅ!

たちまち周囲に広がる「にんにく」の香り。あな恐ろし。
「ピリ辛」に関しては、大した辛さではありません。この飲み物はこのニンニクの香りが特徴です。250ml入り「赤い衝撃」。私は半分も行かないところで軽くめげそうになりましたが、なんとか完飲。なかなか手ごわい相手でした。
キムチ風ラムネ たこ焼き風ラムネ 
ゴミ箱に捨てたはずボトルからもなんとなーく「にんにく」の香りが漂ってきます。
(見苦しいのでその様子の写真は掲載いたしません。)
ちなみに昨日はお目にかかれませんでしたが「たこ焼き風ラムネ」「水なす風ラムネ」なるものもあるそうです。
話のネタに、大阪土産に、皆さんも是非一度お試しあれ。

詳しくはハタ鉱泉株式会社のHPで!

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2008年8月20日

夏の緑がきれいな大阪芸術大学

大阪芸術大学は四季の変化がきれいな大学ですが、まさしく今夏の緑がとてもきれいです。
芸術学部生は夏休みですが、通信教育部生のスクーリングが行われている期間になっています。スクーリング生の皆様毎日暑い中お疲れ様です。そのスクリーング生を応援するかのように、大阪芸術大学の緑が青々としています。
今日は少し大阪芸術大学の緑の美しさをご紹介したいと思います。

こちらは総合体育館前の芝生です。学部生の授業期間中はここでお昼にお弁当を食べたりしてとてもにぎやかです。今は芝生も一休みといった感じでしょうか。
総合体育館芝生

次にドレミの広場(こちらでコンサートを行ったりもする広場です)からみた風景です。噴水がなんとも涼しげで、緑との調和が取れていると思いませんか?
ドレミの広場

さらにこちらは、0号館という建物が建っていた跡の芝生です。ここに大阪芸術大学が1964年に誕生した時の最初の学舎が建っていた場所です。ここに建物が建っていたって想像できます?
0号館後芝生

今日は芸術大学の緑の美しさをご紹介しました。美しい緑の木々に蝉(せみ)が止まり、大学の静けさをかき消すかのように鳴いています。蝉(せみ)が多く集まるのも自然色豊かな証拠ではないでしょうか。今、世間では環境問題のことが色々と取り上げられていますが、この緑の量はCO2削減に貢献しているように思えます。大阪芸術大学には環境デザイン学科というエコロジーや環境について学ぶ学科もあります。大阪芸術大学は「地球にやさしい大学」といったら言い過ぎでしょうか?

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