みなさんこんにちは!
今日は、大阪芸術大学博物館で行われている、大阪芸術大学所蔵品展「アンリ・カルティエ=ブレッソン自選コレクションより-ヨーロッパの人々」に行ってきました!大阪芸術大学が所有するブレッソンの作品は411点、博物館ではこれらを4年で1サイクルとして毎年順番に公開していて、今年が4年目の最後の年です。
今回展示されているのは、ブレッソンが小型カメラを手に世界中を巡り写した写真の中から、イタリア、スペイン、ポルトガルの写真が40点展示されています。ささやかな日常と決定的瞬間を切り取った作品を数々発表した、20世紀を代表する写真家です。
展示されている写真は、スナップフォトがメインで、人々の表情や躍動感が伝わっていきます。この写真は、スペインの内紛時のもので、壁には攻撃による穴が開いています。しかし、その向こう側では、子どもたちが元気に遊ぶ様子が納められています。戦時中でも、元気に遊び楽しむ子どもたちのたくましさが伝わってくる作品です。
人々の笑顔や一瞬の出来事を写した写真、それらはスナップ写真というスタイルとブレッソンの行動力の賜物といえます。
今回の展示会は、前期・後期と分かれていて、前期は今月27日まで。11月7日からは後期が始まります。後期では、ドイツ、イギリス、アイルランドの写真が展示されます。
皆さんも、ブレッソンの素晴らしい作品をご覧下さい。
そして、なんと博物館では「アンリ・カルティエ=ブレッソン」の写真集を販売しています。
価格も2000円とお手頃です!興味のある方は買ってみるのもいいかもしれませんよ!


山田聡さんの映像作品の一つは、一つのモニター画面を4分割しそれぞれが同一のイメージを異なる時間で流し続けるものです。映像素材は川の表面が撮影されており、それを左右からの流れを上下での流れに変換して上映していました。モニターは、観者の視線の高さではなく床に直接置いてあり、見下ろす状態で作品を体験するか座ってほぼ水平に観賞するようになっています。映像を見る行為に、自らの体が関っていることを感じざるを得ませんでした。モニターには、明るい光と暗部のヌラリとしたイメージが奇妙な運動を続けることで、現実とは異なる不思議な視覚体験をすることができました。
アストロ温泉さんの作品は、楽器など道具への純粋性合理性の探求ではなく、それのフロク的拡張を魅力としているようです。道具形態へのフェティズム的快楽になりきれない、あるいは、不条理さすら感じ笑えてしまう作品であったと思います。自動書記的道具はシュールレアリスムの自動筆記やオートマティスムを連想させますが、それらのおどろおどろしい神秘性より可愛らしさに親しみやすさを覚えてしまいます。この機械の目的がただただ円を描くという、アーティストには描く為の訓練に見えるものが、この機械の機能は、誰の為にも役に立たない作業を行なうことであり、純粋芸術を皮肉っているようにもみえます。
今回の自由研究発表会と云うタイトルから、彼らが小学生の頃子、夏休みの自由工作が不十分なまま提出したことを後悔し、卒業後その宿題を求められなくても、勝手に世の中に発表している2人の子供達(アーティスト)を見たようでした。
アストロ温泉さんの作品で演奏中の鈴木さんと山田さんです。
みなさんこんにちは!
さて、今週の大阪芸大テレビ。
続いては、先週に続き舞台芸術学科の定期公演「御時幻影」の第二幕をダイジェストでお送りします!
今回のゲストは、大阪芸術大学 写真学科ご出身のフォトグラファー、宮田昌彦さんです!
スタジオには、宮田さんが実際にお撮りになられたお写真をお持ちいただきました!元宮崎県知事の東国原さんのお写真や、阪神タイガースの金本選手のお写真など著名人を写した作品から、奈良の平城遷都1300年祭のポスター用に撮られた大自然と地元の方々を写された作品、そして大阪の熱い夏を彩るだんじり祭りのお写真など、様々な作品を見せていただきました。そのお写真を一枚一枚拝見させていただく毎に、宮田さんはその写真を撮影された時のお話しをとても楽しそうに話して下さいました!一枚のお写真から、一気にその当時の風景が脳裏に広がってこちらまで笑顔になりました。
今年も大阪芸術大学グループ各校で、年に一度のお祭り『学園祭』のシーズンがやってまいりました!
そして、今日のプレゼント!
安立商店街には一寸法師のゆかりの街というフラッグがたくさん飾られていますが、そのキャラクター“あんりゅーくん”を考案したのがキャラクター造形学科一期生の山瀬鷹衡さんです。
※キャラクター造形学科からのお知らせ