2009年10月9日

KIAF 09

      

会場はこちらCOEX convention center!!
 先日のブログ『ART OSAKA』取材でもお世話になった中嶋寿挙さん。『ART OSAKA』では直接取材することが出来ませんでした。というのも、中嶋さんはその頃、韓国で開催される『KIAF 09』というアートフェアに参加するため、その準備に追われていたそうなんです。

 韓国でのアートフェア!?それは是非レポートして頂きたい!ということで、中嶋さんにお願いしました★☆

>>今回展示された作品の紹介をお願いします。
 「今回出品した作品は『MY PANTY!シリーズ』と『頑張る気持ちシリーズ』の2つです。


「頑張る気持ちシリーズ」 
MY PANTY!シリーズ』は男性3人が女性を取りあう三つ巴の関係を描いています。男3人はどうしても彼女が欲しくて、相手にも渡したくなくて、必死にひっぱ弄っている姿を描けたらと思っています。
 『頑張る気持ちシリーズ』は顔が大きくて太っている女の子が、好きな男の子とのために頑張る姿を描きたいと思っているシリーズです。今回は、ヨガをして顔と身体をシェイプアップする姿を描いています。

世界各国から多く作品が一同に集結!! このシリーズには、顔が大きくて太っていても必死に好きな男の子を追いかけるという作品もあります。HPで、是非そちらも見て頂きたいです。どちらも男女の関係、恋愛、好きな気持ちをテーマに、必死に何かをする姿を描きたいと思っています。」


>>当日の会場はどんな様子でしたか?
 「今回で展示は2回目ですが、初めて現地へ足を運びました。会場とブースや通路がとても広く、国を上げてフェアを開催しているので、サポートがとても整っていました。」

中嶋さん、お忙しいところ本当にありがとうございました!!

>>日本のアートと韓国、アジアのアートの違いは感じましたか?
 「韓国の作品はサイズが大きく、自分の作品がとても小さく見えました。これからの活動で、サイズアップも考えていかなければと思いました。」

 『学生のうちに海外旅行に行きなさい!!』と、よくゼミの先生から口酸っぱく言われたことを思い出します。いろんなものを見て、触れて、感じることで、将来の貴重な財産となると伝えたかったのでしょう。

 写真からも、海外での展示会・作品はその国の文化や価値観が反映されているようにも見えます。こうした作品を目の当たりにして、また作品制作に取り掛かる…。これはどんな世界でもどんな職業にでも言えることではないでしょうか?

最後に、中嶋さんからこんな言葉が…
 「私はまだ、アーティストとして未熟ですし、これから先続けていけるかは未知です。今はギャラリーに展示の機会を頂けているだけでも恵まれた状況かもしれません。しかし、いつ無くなるかわからないものです。それでも一生懸命、出来るだけの事はやっていきたいです。」

 
 年明け2月には地元スペースでの展示が予定されていて、webギャラリー『タグボート』の作品入替日が今月14日に予定されています。

 中嶋さんの今後のご活躍に期待しています!!

 中嶋さんの作品の販売は『ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート』へ
http://www.g-sho.com/hisakiyonakajima/ <http://www.g-sho.com/>)
 また、web上で販売しているギャラリーは『@Gallery TAGBOAT』まで
http://em.m-out.com/ec/html/category/001/007/802/category802_0.html
 中嶋さんの活躍はホームページでもご覧頂けます!!
http://sites.google.com/site/hisakiyonakajimahome/


2009年10月8日

将来の夢はテレビマン!!

こんな形でお別れなんて…お疲れ様でした!! 

 大型で強い台風18号が日本列島に上陸!!各交通機関のダイヤにも乱れが生じています。

 
 今日未明に台風は関西地域を通過しピークを過ぎましたが、特に大雨で地盤が緩んで土砂災害の恐れもありますので、皆さん注意してください!!

 まだ風も強く、ワタシが愛用している傘も強風に煽られて、こんな姿になってしまいました…。

 さて、先日の話ですが、OUA-TVに放送学科1年生が見学にやってきました。学内にこうした本格的なインターネットテレビ局があるのはここ大阪芸術大学だけ!!

 OUA-TVがどのようにして番組を制作しているのか、どんな風に取材をしているのか等々、学生たちは少し緊張した面持ちでしたが、真剣にスタッフの説明を聞いていました☆★
 NEWSがどのようにして放送されているのか、わかったかな?
難しい質問をされてワタシもタジタジでしたよ・・・
 「どうすればキャスターになれますか?
 「どんなカメラを使っているんですか?
 「編集作業ってどんな風にしているんですか?
 「これは何に使う機材ですか?
 
マスコミ業界を目指して放送学科に入った学生たちにとっては興味津々!!ワタシも「難しい質問をされたらどうしよう…」と冷や汗をかきながらも、いろんな質問にお答えしました。
 
OUA-TVを見学して、少しでもテレビの仕事を理解して貰えたでしょうか?この中から、プロデューサーやディレクター、カメラマンになる学生が一人でも多く出てくるよう、皆さんしっかり授業を受けて下さいね!!

2009年10月7日

学園祭実行委員会

 

後期の授業も始ってしばらく経ちますが、みなさん夏休み気分は抜けましたでしょうか?
後期も様々なイベントが目白押しです。うっかり忘れてたなんてことがないように注意しましょう!
 
最近様々な場所でこのポスターを見かけますが、
後期一番のイベントといえば、“学園祭”です。
 
タイトルが「!!!!!!!」って・・・何て読むんですかね?
そんな芸大の学園祭のブログがあるのをご存知でしたか?
アドレスはこちら→http://maturiblog.buzzlog.jp/
内容はまるで学園祭の舞台裏を覗いていく感じ。みなさんも是非、スタッフのワクワク感とシンクロしてください!
毎日更新しているみたいなので、芸大ブログ同様、要チェックです!
 
今年の学園祭も例年以上の盛り上がりが期待できそうですよ!
 
その理由の1つが作品展。
実は作品展の出品者募集が始まっているのにみなさんお気づきですか?

9月28日から始まっているこの出品者募集、10月10日(土)まで受付中です!

この作品展で選ばれた優秀作品1点が、東京で行われる美大生のアートの祭典The six!に出品されます。

クリエイターとしての第1歩を踏み出すチャンス!
あなたのとっておき作品を、学園祭の作品展

参加申し込み冊子は各学科合同研究室、各大学院研究室、通信教育事務室、第1食堂前、第2食堂内に設置してあります。に出品しちゃいましょう!

みなさんぜひ手にとって下さい!
お問い合わせは新文化クラブハウス3階の学園祭実行委員会BOXまで!
 
TEL:0721-93-3720
 
投稿者:学園祭実行委員会
 


2009年10月6日

アートプログラム『土に遊ぶまち』

 10月3日(土)からなんばパークスで大阪芸術大学環境デザイン学科、芸術計画学科によるアートプログラム「土に遊ぶまち」が開催されています。
 今回、教務課特派員が、早速レポートに行ってまいりました。
 難波や天王寺が一望できます!!
 パークスホール内に展示されている難波~天王寺の200分の1の巨大模型。
 
 いつも歩いている身近なところを鳥になった気分で空から見ることができます。
 通天閣周辺ってこんな風になっているんですね!!
 注目していただきたいところはまず、高層ビルの屋上に植えられている樹。
 なんばパークス・パークスガーデンには巨大ショッピングモールと屋外に植えられた数々の植物がうまく調和しています。大阪市内のビル街にもこのようなオアシスがもっとたくさんあったならきっと体もこころも安らぐでしょう。
 
 そして、市内をつなぐ道路の街路樹。街路樹を増やすことによって増える木陰がこどもたちの遊ぶ姿を取り戻し、誰もが歩きたくなるような四季を感じられる魅力的な街になるはず・・・。
 小さい子どもたちも興味が持てますよ★☆
 最後は、路面電車です。巨大模型内の難波~天王寺間を路面電車が走っています。このエリアには、天王寺公園、新世界、通天閣、日本橋という大阪の観光スポットがあります。車窓からこれらの場所がゆったりと眺められたら…。はじめて大阪を訪れた人も、毎日その場所を通る人も素敵な時間を過ごすことができますよね。



 続いて8階特設会場の隠れ家へ
 
 そこには、芸大のキャンパス内に植えられている孟宋竹(もうそうちく)を使った隠れ家が設置されています。
 子どもの頃、だれもが作った秘密基地。みんなで秘密基地の中に色とりどりの砂で染める街をつくろうというワークショップも行われています。
 好きな色を色付けして秘密基地へ・・・
 7階のパークスホールの受付にて、白砂に色をつけます。みなさん思い思いに色づけしてください。それを持って8階秘密基地へ向かい、秘密基地内へ自分で作った色砂ブロックを置きます。
 最終日まで時間があるので最後にどんな秘密基地ができるのか楽しみです!
 ぜひ参加して秘密基地の制作者の一員になってください。

小さい頃に秘密基地に憧れました☆★

 初日の10月3日(土)には、「なんばパークス植物探検ツアー」と題して、環境デザイン学科の松久喜樹先生の案内で、パークス内に植えられている植物や造園の工夫などを紹介するツアーも行われました!
 
 また、模型の上を会場に、環境デザイン学科の福原成雄先生司会、学科長の若生謙二先生らをパネリストに「土に遊ぶまち」シンポジウムも行われ、学生たちによるプレゼンテーションや、大阪のまちの未来についてディスカッションが繰り広げられました。この模様は後日、OUA-TV NEWSで紹介しますのでお楽しみに!
 先生方によるシンポジウムも行われました!!
 なんばパークスアートプログラムも今回で6回目。
 今回も芸術計画学科の谷先生の率いる芸術計画学科学生によるなんばパークスプロジェクトチーム「ComarT」によるプロデュースです。
 
 タッグを組んだのは、芸大の環境の精鋭集団、環境デザイン学科の学生たち。
 
 「環境デザイン」と聞くと、高校生のみなさんにとっては具体的なイメージをすることがちょっと難しい学科かもしれませんね。
 「環境」と聞いてもなんだか漠然とした感じでしょうか?
 「環境デザインって・・・・土を掘り起こす?計算して地図を描く?細かい模型作る?無理―!!」
 なんて、身構えなくてもよいのです。意識を向けるのはまずは皆さん


2009年10月5日

女子駅伝部が杜の都を目指して初挑戦!!

     

 
 芸大応援旗も完成しました!!
 
 2週間ほど前の話題ですが、ご了承下さい!!

 9月26日土曜日、神戸市北区の『しあわせの村』で、第19回関西学生対校女子駅伝競走大会が開催されました!今年度から本格的に始動した我が大阪芸術大学女子駅伝部も初出場を果たし、10月に杜の都・仙台で行われる全日本大学女子駅伝対校選手権大会出場の切符をかけて、たすきを繋ぎました!!

応援団も多く駆け付けました!!ありがとうございました!!
 神戸しあわせの村の中の周回コース30.0kmを6人の選手がたすきを繋いで走るこの大会。学生女子長距離界において関西は『大激戦区』と呼ばれ、関西の各大学が全国の舞台でも互いがしのぎを削って優勝を争うほど、関西の壁は高く厚いものとなっています。

 いよいよスタート!!これまで女子駅伝部を見てきたワタシも、ようやくこの舞台が来たかと思うと、もうとにかくそれだけでも嬉しさが込み上げてきました!!芸大からも、学生や職員が応援に駆け付け、芸大の旗を振って沿道で応援しました!!

林田さnは1年生ながら区間3位の走り!! レースはというと、この日は9月とは思えないほど気温も上がり、強い日差しが照りつける中でのレースとなりました。前半で出遅れたものの、数多くの大会で結果を残してきた3区の林田詩緒里さん(芸術計画学科1年)が強豪校の選手たちと互角以上に走り切り、区間3位という好記録をマーク!!
 その勢いは4区の三谷真美子さん(芸術計画学科1年)にも表れ、一時は順位を一つ上げる粘りも見せました!!

 最後は残念ながら繰り上げスタートとなってしまい、たすきを繋ぐことができず、順位は最下位19位だったものの、来年、再来年に繋がる期待の膨らむレースとなりました。
 
主将の迫田さんも1年間で大きな成長を遂げました!!

 この1年間、チームを引っ張ってきた迫田晶子さん(舞台芸術学科4年)は・・・
「初めての駅伝大会ということで、たすきは繋がりませんでしたが、間違いなく気持ちは最後まで繋げて、全員しっかり完走しきれたと思います。精神的に強い心を鍛えられて、一人じゃなくて人に支えられているって感じる芸大女子駅伝部です。いつか全国で一番になる日を夢じゃなくて現実にできるように、後輩たちには頑張ってほしいです。

 
 

中瀬監督もお疲れ様でした!!来年に向けてまた頑張ってください!!

女子駅伝部の中瀬洋一監督は・・・
「一人ひとりが任された区間を記録はさておいて、一生懸命走ってくれたので、悔いのない走りをしてくれたってことに満足していますし、母校のたすきは繋がらなかったけど全員が怪我なくゴールできたことに誇りを持って嬉しく感じています。来年この場所で笑うのは本当に自分たちだっていうことで、明日からまた練習に励みたいと思います。

 

 4年生は引退となってしまいますが、在学生にとってはこの日からまた新たなスタート!!きっと近い将来必ず、杜の都・仙台で、芸大女子駅伝部が颯爽と走り抜ける姿を見られる日が来ます!みなさんも熱い応援宜しくお願いします!!

 また、この大会の模様は今月1日更新のOUA-TV NEWSにて放送中です!!彼女たちの活躍を是非ご覧下さい!!