2008年5月7日

「OSAKART 大阪にてアート」

大阪芸術大学公開セミナー2008の告知がスタートしました。近々、電車の中吊り広告でも広報していくことになると思います。今年のテーマは「OSAKART 大阪にてアート」です。
大阪芸術大学公開セミナー 公開講座
6月10日から7月8日まで、毎週火曜日、午後6時30分スタートです。
予定されているセミナーは次のとおりです。
●6月10日 「大阪に住んで、書いてきた。」  <文芸学科客員教授 眉村 卓 先生>
●6月17日 「動物の庭園をめざして」  <環境デザイン学科教授 若生 謙二 先生>
●6月24日 「アートで大阪が蘇る」  <放送学科教授 瀧川 忠昭 先生>
●7月1日 「なにわの昭和音楽史―室内楽―」 <演奏学科教授 河野 正孝 先生>
 ※ 7月1日の講座では、先生と学生有志による生演奏もあるそうです。
●7月8日 「映画の中の大阪弁」 <映像学科教授 中川 滋弘 先生>
場所は大阪府立文化情報センター「さいかくホール」です。
大阪府立文化情報センター

受講希望の方は、往復はがきにご住所、お名前、年齢、電話番号、受講希望日、講座名を記入して大阪芸術大学までお申込みください。1枚のはがきで複数の講座にお申込みいただくことができます(先着順・お一人様につき1枚)。
※5月14日以降ホームページでもお申し込みいただけます。(FAXでの申し込みも可能)
※受講料無料

お詫び
56日、関西テレビ系で放送された文楽 ルーヴルに舞う –競演!浪速の料理人密着パリ晴れ舞台のことをブログ(54日付)で紹介させていただきましたが、舞台芸術学科の学生さんたちの舞踊のシーンは放送されませんでした。誤まった情報をお伝えしてしまい申し訳ありませんでした。お詫びいたします。

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2008年5月5日

西岡恵子 展

今日から大阪・西天満「Oギャラリーeyes」で始まった『西岡恵子 展』に行ってきました。
西岡恵子 たまりに沿って溶け合うもの
西岡恵子さんは2006年度(20073月)の卒業生です。卒業制作で初めて見たときの西岡さんの作品は強烈なインパクトがありました。離れて見るとただグレー一色で描かれた抽象画にしか見えないその作品が、近づくにつれ更にキャンバスに吸い寄せられるような不思議な力を持った作品でした。
西岡恵子 たまりに沿って溶け合うもの
今回の展覧会に展示されている6点も、結果的に至近距離で鑑賞してしまうことになりました。「あれ!今、動いたんじゃないかな?」、細かな花の文様は気付かないうちに増えているのではないかと錯覚してしまいます。キャンバスの大きな作品ほどそんな印象を受けます。文様から文様が生まれて勝手に増殖していくような動きを感じます。
西岡恵子 たまりに沿って溶け合うもの

会場に設置されている西岡さんのコンセプトシートを紹介します。

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人が生活する中に存在してきた文様。
それは私にとって身近なものであった。

日本画に触れ、様々な文様を描き始めた。
描き進めるにつれ、何故か花だけが残った。
しかし花を画面に埋め尽くすという行為を繰り返すにつれ、描くという行為から線を引く行為へと関心が移行した。
  出発地点から最終地点まで線を引く。
  そしてその線と線とが結びついていく。
私は均一性を避け、密度やリズムを変化させ、大小様々に描く事により揺らぎのある画面を表現したい。
                                              西岡恵子
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在廊されていた西岡恵子さんに作品のことなどお話を伺うことができました。高校時代に1年間やったことのある日本画の中で着物などの文様に触れる機会があったのだとか。西岡さんの作品のスタイルはそこが起源になっているそうです。大学1年生の基礎の授業で日本画にも再び興味を持っていましたが「日本画じゃないな」って気付いて、2回生の後期から「構想クラス」で制作をするようになったそうです。西岡さん曰く「2回生の終わりから(このスタイルに)戻った」とおっしゃっていました。
西岡恵子 沁み入る隅から繋ぎ目へと
使用しているペンについて聞いてみたところ、はじめはハイテック(水性)というペンで描いていたそうですが、にじまないペンを探して今は「タチカワ」というブランドの製図ペンを主に使っているそうです。大きな作品には4本から5本のペンを使うこともあるそうです。また、卒業制作で描いたサイズ(18001800?)でも、製作中のミスタッチはほとんどないそうでその集中力にも大変驚きました。「ずっとコレを描いているので手が勝手に動くんです」って笑ってお話してくれました。(スゴイっ!)
西岡恵子 沁み入る隅から繋ぎ目へと
「遥かな光の一点を」「霧散した音の先から」「やすらう実に沈むなら」「光の微かな呼吸でさえも」「鼓動の深さに浸透するもの」「路地の果てが霞むまで」など、西岡さんの作品にはどれも詩的で素敵なタイトルがつけられています。普段の生活の中で気になった言葉を溜めておいて、コラージュするように組み合わせていくのだそうです。言葉の意味そのものより、言葉の持つイントネーションやリズムなどを大切にして作品にあうタイトルを探るのだそうです。

是非、会期中に「Oギャラりーeyes」に足をお運びください。
●西岡恵子 展
2008
55日(月)→510日(土)
11
001900/土曜日 1700まで
O
ギャラリーeyes:
大阪市北区西天満4-10-18石之ビル3FTEL/FAX 06-6316-7703
[URL]http://www2.osk.3web.ne.jp/~oeyes/

[E-mail]oeyes@osk4.3web.ne.jp

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2008年5月4日

ルーヴルに舞う

以前のブログ(313日)でも紹介させていただきましたが、今年34日に行われた日仏交流150年記念・京都パリ姉妹都市盟約締結50周年記念スペシャルイベントの様子が、あさって(6日)テレビで放映されます。例のルーヴル美術館で舞踊コースの方々がバレエを披露したあのイベントです。
日仏交流150年記念 スペシャルイベント ルーヴル美術館 文楽 舞踊
私も数枚の写真でしか見ていないので、どんな様子だったのか非常に楽しみです。
日仏交流150年記念 スペシャルイベント ルーヴル美術館 文楽 舞踊
日仏交流150年記念 スペシャルイベント ルーヴル美術館 文楽 舞踊 
番組のタイトルからすると、舞踊コースの皆さんが映像として流れるのは短い時間かも知れませんが、貴重な映像です。是非、録画のご用意を!

● 『文楽 ルーヴルに舞う –競演!浪速の料理人密着 パリ晴れ舞台
  汗と涙と感動の花大舞台完全密着!!
 56日(火・祝) 14:0715:02 〔関西テレビ系列〕

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2008年5月3日

キャンパス見学会、1回目終了。

キャンパス見学会、今年度1回目、終了しました!いやぁー暑かったですねー。午前10時を過ぎるころにはもう日差しが夏でした。
環境デザイン学科 エコデザイン 総合案内
天の川通りでグリーンディスプレイをバックに案内を設置していたのは環境デザイン学科。屋外でのお勤めお疲れ様でした。ちょっと日焼けしてましたね。
デザイン学科 作品展示
デザイン学科 作品展示会場
作品展示のほか、各学科の教育内容の説明、持参作品の講評、受験指導などが行われていました。すべての学科は見て回れなかったのですが、来場者の方々は熱心に先生のお話を聞いていました。
デザイン学科 持参作品講評
建築学科 学科内容説明

再び、天の川通り。放送学科さんが中継車の実習をされています。
放送学科 中継車実習

キャンパス内にイタメシ屋のにおいが漂っていて、そのもとを辿ればこの移動型のピザやさんに到着します。毎回、結構人気なんですよ。冷たいジュースもあります。
移動ピザ屋さん

そして本日の目玉、芸術情報センター・アートホールで行われた「芸大生の 芸大生による みんなのための発表会」。大好評でしたっ!本日2回の公演とも大入り満員で、計300名以上の来場者がありました。いつもは荘厳な雰囲気をもつパイプオルガン前をこのような形で使ったのはアートホールの歴史上はじめてです。(たぶん。)
ショーをご覧いただいた方はお感じになられたと思います→「キャンパスライフが一番楽しそうな大学ランキング、No1」(自称)。最後のカーテンコールのハジケっぷりからこんな印象がにじみ出てましたよ。イェィ!
GDP GDC カーテンコール
スタッフの皆様、出演者のみなさま本当にお疲れ様でした。企画のスタートから半年、長期にわたり昼夜を問わずご支援ご協力いただいたこと感謝感謝です。ありがとう!

またこのプロジェクトにご協力いただきました博物館事務室の皆様、芸術劇場の技術スタッフの皆様、システム管理センターの皆様、舞台芸術学科研究室の先生方・スタッフの皆様、音楽学科研究室の先生方・スタッフの皆様、放送学科研究室の先生方・スタッフの皆様、デザイン学科・工芸学科の先生方、庶務課の皆様、LED照明器具をご提供いただいたハッコウソニック株式会社様、今回のプロジェクトで舞台照明の技術協力など多大なるご尽力賜りました株式会社ハートス様、皆様本当にありがとうございました。おかげさまで本当に良いショーになりました。

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2008年5月2日

キャンパス見学会、準備中・・・

いよいよ明日、今年度1回目のキャンパス見学会です。会場の準備は終わりましたが、細々とまだまだやることが・・・。帰るの何時になるだろう?・・・
各学科でも明日の準備が着々と進められていました。メインストリートの天の川通りでは、環境デザインの方々がおしゃれなグリーンディスプレイを設置していたり、美術学科のスタッフの方が看板を取り付けていたり、その他の学科でも作品を展示したり、配布資料を点検していたり、様子は様々でした。

明日、お手伝いいただく約600名分の在校生のプレゼントとして今年度の「芸T」が研究室に配られました。5月の分は白のデザインTシャツです。
キャンパス見学会準備
これをデザインしてくれたのはデザイン学科を卒業された坂本さん。東京へ就職されましたが、明日は大学に遊びに来てくれるのかな?お仕事の都合いかがだったでしょう?
さて芸術情報センター・アートホールで行われる「芸大生の、芸大生による、みんなのための発表会」の在校生向けのショーが本日お昼休みに行われました。200人を超える在校生がこれを見に集まってくれました。
GDP GDC
明日、お越しになる方のために詳細はあえてお伝えしません。結構盛り上がりましたよー。すべての鍵を握るのはこの作品です。
GDP GDC
出演者の方々、スタッフの皆さん、今日はゆっくり休んで明日もいいステージよろしくお願いしますっ!

コレクションショーは「進学説明会」と「保護者の為の大学進学ガイダンス」のプログラムの間に開催予定で、2回のショーを予定しています。是非、お越しください。
〔●1回目11:45→12:15  ●2回目13:15→13:45〕
明日のキャンパス見学会のプログラムはこちらから。

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