2007年11月16日

広い世界をみるのだっ。

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1・2年生の参加者が多かったせいか、TOEFLの試験をまだ受けたことがない方ばかりでした。
説明会の中では、あわせて学内でのTOEFL試験申込みの案内もありました。

申込締切:11月28日(水)
試験実施:12月21日(金)

受験費用:3675円、だそうです。
詳しくは学内のエクステンションセンターまで。

14日のお昼休みに国際部主催の「短期留学制度説明会」が実施されました。
1年生から4年生の合計18人が出席していました。
今回の説明会は(1)アメリカ及びカナダ各地の造形美術大学で構成されている「アメリカ美術大学協会」に加盟している大学のほか、(2)ウィーン音楽・芸術表現大学、(3)サンディエゴ州立大学へ短期で留学するための説明会で、本学はこれらの大学と学術交流協定を結び、国際交流をしていますので留学先に対する学費の納入は不要です。

カリフォルニア美術大学の紹介DVDの映像を見た後、留学受入先の大学の話、それぞれの大学への留学申請資格について、留学期間や出願期間、用意する書類などについての説明が行われました。

やはり皆さんが気になる部分は、留学にかかる費用のこと、語学能力に関してですよね。そのあたりも資料を使っての説明がありました。
一例としてアメリカに9ヶ月間留学した場合の寮費に$7,290(約80万円)程度かかるそうです。(食費は別です。説明会では実際の寮の写真を見ることができました。)
またそれ以外に1ヶ月間の語学の集中講座参加する場合やビザ代行サービス代などを利用するとさらに費用がプラスされます。大まかに見積もって100万円から150万円ぐらいは想定しておいた方がよいとのお話でした。

そしてどの大学に留学するにしても十分な語学能力を持っている必要があります。ウィーン音楽・芸術表現大学ウィーン大学への留学を希望される方はドイツ語の能力が必要です。
英語の場合はTOEFL(トーフル)という英語能力試験のスコアが必要です。高いに越したことはないのですが、目安として500→517のスコアであればネイティブ並みに英語が使えるレベル。まだ留学には早いかもしれませんが440→457以上の方なら、この短期留学の制度に推薦できるぐらいのレベルなのだそうです。

留学を考えているけど都合が合わず説明会に参加できなかった方、もっと詳しいお話しを聞いてみたい方は9号館2階の国際部を訪ねてみましょう。

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2007年11月15日

優しい時間

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11月中旬に入り、ようやく肌寒くなってきました。
寒くなってくると、温かい飲み物や食べ物が…
…・いや、人恋しくなってきませんか?
温かいものつながりで….. ひとつ、…..

屋外で実施されるホットな演奏会を紹介します。

なんばパークスアートプログラムVol.3演奏学科コンサート『青空のアンサプル』が11月8日(木)より開催されています。演奏学科管弦打コースの在校生が5つのグループにわかれてアンサンブル演奏を繰りひろげています。

10日(土)16時55分 夕暮れ時、ステージ上に照明が入り、17時 「サクソフォーンアンサブル」がスタート。
演奏曲目は
「ゴスペルメドレー」
「Healinglove」
君の瞳に恋してる
曲の合間には楽しいMCや楽器紹介があります。

楽器紹介では、それぞれの良さが伝わる選曲で楽しませてくれます。例えば、バリトンサックスの楽器紹介…曲目は「東京砂漠」 。
お笑いタレントの「ムーディー勝山」がネタでやっている…と言えば、わかりますよね?
演奏終了後のお客さんの表情は、みんな笑顔。優しい時間が流れていました。

このコンサートは18日(日)まで、定期的に行われています。
詳細は下記を参照して下さい。
http://www.nambaparks.com/

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2007年11月14日

チュルリラ、チュルリラ・・・ですよね?

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現在、Tulipのツアー中ということで大阪に来られていて、24日、25日にフェスティバルホールで予定されている「Live Act Tulip 2007追加公演の宣伝も少しされていました。これがTulipの最後のツアーになるそうです。

本日14号館ホールにて財津和夫先生の講義が行われました。「作曲家活動のエピソードを語る」と題された今日の講義にはポピュラー音楽コースの学生の以外にも多くの学科から教員までもが聴講に来ていました。

講義はあまりアカデミックにやってしまうと皆さん眠たくなるでしょ、ということから難しい内容は避け、音楽を聴きながらエピソードをお話いただくという構成でした。

お子様がお生まれになったときに「僕が作る歌なんてこの子に比べたらたいしたものではない、もう何も作らなくてもいいや」「クリエイティビティってなんだろう」と考えたときがあったことなど、先生のプライベートな部分も交えてたくさんのお話を聴かせていただきました。

大学生時代に作ったバンド「ザ・フォーシンガーズ」の話。第3回ヤマハライトミュージックコンテストの九州代表として意気揚々と上京したそうです。もちろんグランプリ狙いで乗り込んだそうなのですが、そこには「オフコース」や「赤い鳥」も出場していたとのこと。すっごい歌のウマイ彼らの練習風景を目の当たりにして、メンバーの3人に「(ヤバイ、このまま行くと)俺たち3位だ」と報告したそうです。でも結局結果は6位。そこだけ聞くと「まあまあすごい」と思いますが決勝には全部で6グループしか出ていなかったとのこと。それもやっぱりスゴイことです。

Tulipとしてデビューして「心の旅」のヒットが出るまでの話、「あのヒットがあったから今こうして講義する立場にいます」ともおっしゃっていました。

その後、ソロ活動になってから様々なアーティストへ曲を提供するお仕事を精力的にすすめて行かれるのですが断ったお仕事はないそうです。(というのは事実と少し異なり、演歌は2、3断ったことがあると訂正されていました。)

先生の作曲のお仕事は(1)まずアーティストの顔を思い浮かべる→(2)そのアーティストが今まで歌ってきた曲を思い浮かべる→(3)ちょっと変化球を加えて曲作りに入る、のだそうです。
その後合計8曲の貴重なデモ音源を聞かせていただきました。松田聖子さんの「夏の扉」「白いパラソル」「野ばらのエチュード」のまだ歌詞が入っていないデモのお話しでは作詞家:松本隆さんとのエピソードなど、笑いを交えながら説明いただきました。「RAG FAIR」やコーラスグループ「サーカス」、韓国のアーティスト「Position」に提供したデモ音源、最後にはできたてホヤホヤの平原綾香さんに提供する曲の音源も聞かせていただきました。まだ歌詞がついていない状態なので、実際に発売されるときにはどんな風に仕上がっているのか楽しみです。

講義の終盤には、名曲「青春の影」を含め合計5曲をライブで披露していただきました。

講義の中で印象に残った言葉は、
「気持ちがほぐれたり、心の奥のほうがクリーンになったりするのが芸術だ。これは人生で一番すばらしいことだ。皆さんは芸術大学にいますのであまりに身近にありすぎて意識しないかもしれない。そうならないように『自分にとっての芸術って何?』を意識して学んでいってほしい。それを伝えていくことは皆さんにとって死ぬまで続く仕事です。使命です。それぞれの芸術観をもって社会に対して表現していってほしい。」

講義を終え会場を出られる前、マイクのところに戻ってきて、「みなさんがいっぱい勉強して幸せになれることを願っています!」と言って拍手に包まれながら会場を後にされました。
とてもさわやかなメッセージでした。

 

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2007年11月13日

スマイルデザイン研究会

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↑ちぎる君

 

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↑AMEDAMA

大阪芸術大学デザイン学科には、「スマイルデザイン研究会」というデザイン学科公認の研究会があります。この研究会は、「すべてのものが安心して笑顔になれる優しいデザインを目指します。」をテーマに2007年1月に当初16人で活動を始めました。現在では30人程度の人数になっています。やる気がありこの研究会のコンセプトを理解する人はデザイン学科のコースを問わず参加OK

問題をいろいろなところから探してきて解決法を見出し公の場で発表して行きます。今回は1031日→114日に行われた東京デザイナーズウイーク2007で発表した作品をご紹介します。

最初に「ちぎる君」。現在のティシュBOXでは必要なくても必ず1枚は取り出さなくてはいけませんね。しかし1枚必要ない場合は資源の無駄使いになりますよね。
この「ちぎる君」はティシュを1枚ずつ取り出すのではなく必要な部分だけを使いちぎる事ができるという商品です。

次に「AMEDAMA」。雨の日にデパートなどでビニールの傘袋をもらいますね。これもほぼ使い捨てで非常にもったいないですよね。各自が何回も使える傘袋をもっているとしたらどうでしょう?それだったら、傘袋がある傘もありますが、実際傘をさしている時にどこかにいってしまってなくすおそれもありますよね。
これを解消したのが「AMEDAMA」です。手に持つ部分の上ぐらいに布製の傘袋が収納され、何回も使用でき、かつ、なくさないというものです。この傘袋が収納された袋の部分がキャンデーを入れた袋に似ていることからこのネーミングが名付けられたとの事です。

これらの商品は企業からも注目され、ひょっとすると実際に商品化されるかもしれません。スマイルデザイン研究会から世のため人のためになる商品が世間に出て実用化される日もそう遠くはないのではないでしょうか。今後の活躍に注目です。
ガンバレ!スマイルデザイン研究会

 

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2007年11月12日

青空ポンチ

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青空ポンチ」という映画をご存知でしょうか?

2008年夏に公開予定なので、まだ知る方は少ないと思いますが、あの『UDON』や『世界の中心で愛を叫ぶ』などの舞台となった映画の町“香川県”で撮影を行った心温まる青春コメディ映画です。

この劇場用長編映画の宣伝プロデュースやデザイン・企画に大阪芸術大学が協力することになっています。
先日119日(金)に協力スタッフへの説明会が学内で行われました。
一口に宣伝・広報活動といってもTVスポットやweb、チラシ・ポスター、ノベルティと多岐にわたります。大阪芸術大学の学生のアイデアやセンスを世の中の皆さんに知ってもらう良い機会です。

 

大阪芸術大学出身の若手クリエーターがタッグを汲んだ意欲作「青空ポンチ」。

監督は柴田剛(しばた ごう)さん、撮影監督は近藤龍人(こんどう りゅうと)さん。
柴田監督は作品、長編映画「NN891102」(ロッテルダム映画祭、ソナー2000、他で上映)を監督。2002年、パンクライブドキュメント「ALL CRUSTIES SPENDING LOUD NIGHT NOISE2002」で好評を博す。最新作は「おそいひと」(2005年ハワイ国際映画祭Dream Digital Award受賞)

近藤龍人さんは「リアリズムの宿」や「ばかの箱船」の撮影監督。劇場公開された「リンダリンダリンダ」(2005年)の撮影助手も手掛け、現在、映画だけでなくCMPVの撮影にも参加されています。

キャストは映画初出演の石田真人(主演)
http://ameblo.jp/ishida-masato/theme-10003978354.html)をはじめ、
小池里奈(ヒロイン)(http://www.vbp.jp/talent/rina_koike/index.htm)、
板倉善之、山本剛史、戸田比呂子、内堀義之、蛭子能収、神部浩、北山ひろし、あじゃ、など各方面で活躍中の俳優さんたちです。
他にも様々なアーティストがこの「青空ポンチ」に参加しており、ファッションは、日本発のクラブウェアブランド「SUPA RESQUE」(http://www.suparesque.com/)やアーティスト「ヨシカワショウゴ」(http://www17.ocn.ne.jp/~hepalin/menu.html)が衣裳を担当。
音楽は劇中歌に1990年代を代表する青春バンド「JITTERIN’JINN」の曲が起用されていたり、懐かしさと新しさが共存する独自スタイルのピアニカの生演奏「あらかじめ決められた恋人たち」(http://www.arakajime.com/profile.html)のサウンドが使われています。

「ポンチ」とは「心が広く器の大きい坊ちゃん」という意味なのだそうです。
この映画がどんな映画なのか、メディアを通じて認知されていく影に大阪芸術大学の学生の力が注がれています。映画も楽しみですが、宣伝が広く行き渡り効果が大きい広報展開になることも楽しみです。

 

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