2016年10月18日

平原真先生の授業をご紹介!

平成29年4月開設の新学科「アートサイエンス学科」!
文系・理系・芸術系の枠にとらわれない自由な発想と取り組みで、先端テクノロジーを使って新たな形にするまでのスキルや知識、実践のすべてを身につけることができる今までにない学科です!!

このブログでも、学科開設に先駆けた取り組みを多数紹介してきました。
しかし、まだまだ「具体的にはどんな授業が行われるの?」という声も聞こえてきます。

そこで今日は、来年度からアートサイエンス学科で教鞭を取られる平原真先生の授業をご紹介します!
平原先生は、インタラクションデザイナー・造形作家。
人とモノのインタラクションをテーマに、体験型コンテンツ、アプリ、プロダクト、玩具まで幅広い作品を手掛けられています。

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私が伺ったのは、美術学科を対象に今年度開講している「デジタルアートⅠ」という授業です。
授業では普段、Adobeの画像編集ソフト「Photoshop」や「Illustrator」、映像編集ソフト「After Effects」を使って名刺やフライヤー、PVなどを制作しているのですが…
この日は、特にアートサイエンス学科の学びに通じる授業を行うということで、撮影させていただくことになりました!!

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今回、授業で使用したのは、オーストラリア・トロテック社の「Speedy100」というレーザー加工機です。
パソコンからプリンターで印刷するような感覚で、データを機械に送ると、簡単に素材を加工することができるんです!

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初めて見るレーザー加工機に、学生たちも興味津々。

学生たちは、これまでの授業で制作した画像データを用いて、このレーザー加工機を体験しました!

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こちらが、Illustratorで描いた画像データ。
Illustratorでは、”パス”と呼ばれる線を用いて絵を描きます。
このデータをレーザー加工機に転送すると…

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見事、その形が再現されて木材に彫刻されました!!
転送されてから、5分ほどで完成しましたよ。

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パソコン上でデザインしたものを、実際に手に取れる形で表現しようという、平原先生の”人とモノのインタラクション”というテーマとも繋がる授業です。
平原先生は、「大量生産品ではなくて、小ロットのものを作るという、モノづくりの新しい形を体験してもらいたい」と話されていました。

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アートサイエンス学科では、この他にも、プログラミングを使って画面上のデータを具現化する授業がたくさん展開されるそうです!
今回紹介したものは、学科の学びのほんの一部に過ぎません。
このブログでは、今後もアートサイエンス学科に関する情報も発信していきますので、お楽しみに★

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年10月17日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

10月も折り返し!今月後半もイベント盛りだくさんですので、予定を簡単にまとめておきます!

★まずは、21日(金)から、推薦入学試験の願書受付開始! >>詳細
★29日(土)・30日(日)は、大阪芸術大学 学園祭を開催します♪ >>学園祭実行委員会Twitter
★そして、29日(土)には2つの展覧会が同時スタート!!
1つ目は、「竹谷隆之の創作神マクタカムイ展」!実写映画「進撃の巨人」や「シン・ゴジラ」のキャラクターをデザインされた造形家・竹谷隆之さんの造形作品7点が展示される、超豪華な展覧会です。
もう1つは、昨年度も実施され大好評だった「美術科教員による作品展」を開催します。大阪芸大を卒業後、美術科教員として活躍している作家たちの作品をお見逃しなく!
★さらに!!30日(日)に開催される「第34回 全日本大学女子駅伝対校選手権大会」に、大阪芸術大学女子駅伝部が出場します!
25日(火)には、学内の芸術劇場で壮行会も行われます。みなさんで女子駅伝部を応援しましょう!!

それぞれのイベントは、改めて詳しくご紹介しますね。

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、大阪芸術大学映像学科2年生のみなさんです!

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今週からの4週間はスペシャルバージョンです!
いつも番組を収録している、あべのハルカス24階の「大阪芸術大学スカイキャンパス」を飛び出して、京都・太秦にある「東映京都撮影所」から番組をお送りします!

東映京都撮影所に隣接する「東映太秦映画村」では、今夏、田中光敏先生の授業の一環でショートフィルム制作が行われました!
>>ブログ記事はコチラ
番組に出演するのは、その授業に参加している学生たちです!!
今日は、授業で<監督><照明><録音>を担当した学生からお話を伺います!
制作現場でのエピソードや、授業での田中先生の印象、将来の夢などを話してもらいました♪

「大阪芸大スカイキャンパス」
10月17日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年10月13日

天王寺ミオで、学生たちがハロウィン企画♪

10月に入ってから、街中での飾り付けが見られるようになりました。
ハロウィンは、古代ケルト人の民族行事が起源と言われていて、元々は秋の収穫を祝うお祭りです。
しかし、現代では本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなり、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装してお菓子をもらう風習などがあります。

私が子どもの頃は、「ハロウィンは海外のお祭り」というイメージが強かったのですが、今やクリスマスと並ぶ勢いで日本の年中行事として定着していますよね。
では、いつから日本に広まったのでしょうか?
調べてみると、2000年頃から徐々に浸透していったようです。
要因はいくつかあり、日本のテーマパークでハロウィンイベントが開催されるようになったこと。
子どもの英語教育が重視され、英会話の一環でハロウィンを話題にする機会が多くなったこと。
そして、「仮装」という要素が、日本の「コスプレ文化」と上手くマッチしたことなどが挙げられるみたいです。

さあ、そんなハロウィン★
大阪芸大の学生たちも、ハロウィンを題材にさまざまな取り組みを行っています♪

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今日は、天王寺ミオとのコラボレーション企画の模様をご紹介!!

天王寺ミオは、JR天王寺駅直結のショッピングモールです。
ファッション・雑貨店、書店、レストランなどで構成されたフロアでショッピングが楽しめるほか、「ミオ講座」という1回完結の講座を開いていたり、季節に合わせてさまざまなイベントも企画されています!

10月3日(月)から31日(月)までは、「MIO HALLOWEEN 2016」を開催
天王寺ミオと大阪芸術大学によるアートプロジェクトで、イベント期間中、大阪芸大デザイン学科の学生たちがミオ館内をハロウィンカラーで彩ります♪

本館6階スパイラルスクエアでは、大阪芸術大学の学生たちがデザインした限定フォトスポットが出現!!

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こちらは、瀧川起世子さん(3年生)が制作した「M&O」という作品。
「M」と「O」の間に人が立つと、「MIO」の文字になるという面白い仕掛けが!
さらに文字の周りには、ハロウィンをイメージしたアイテムがとっても可愛く描かれています。

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また、週末限定で、学生たちがフェイスペインティングを行っています♪(無料)

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メニュー表から、デザインや色をチョイスしてください。
お顔のお好きなところにハロウィンの絵を描きます★

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☆フェイスペインティング開催日☆
10月15日(土)、16日(日)、29日(土)、30日(日)
各日13:00~17:00
※内容により定員を設ける場合もございます。
※時間が変動する場合がございます。

この他にも、本館1階には、濱岡勇希さん(3年生)の作品「モンスターフォントバナー」、プラザ館1階入り口には、岡村桃花さん(3年生)の作品「モンスタードア」が設置されています。

さらに、プラザ館の外壁に設置されたディスプレイ「MIO WALL ART」では、「MIO MINUTES ART PROJECT」と題して、映像学科の学生たちが制作した映像作品も放映されています!

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現在は、ハロウィンをモチーフにした作品が流れていますよ★
放映時間は、18:00~22:00の間です!

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天王寺ミオにお越しの際は、ぜひご覧になってくださいね!!

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年10月12日

スカイキャンパスで学生作品オークション開催中!

大阪芸術大学スカイキャンパスにて、「第19回 学生作品オークション 作品展示販売」を開催中です!!

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大阪芸大では、年中さまざまな展覧会を行っており、日頃から学生の作品を見る機会がたくさんあります。
しかし、学生作品を購入する機会というのはあまり多くありません。

このオークションは、学生の作家デビューを支援するために2009年から開催されています。
学生作品を購入する滅多にないチャンスです!!

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今年は、大阪芸術大学(美術学科、工芸学科、写真学科、キャラクター造形学科)、短期大学部(デザイン美術学科)、大阪美術専門学校(総合アート学科)から、36名の学生が合計79点を出品!
さらに教員作品6点が出品されています。

期間中は、通常の展覧会と同様に作品を展示していますので、入札をする・しないに関わらず、どなたでもご自由に作品をご覧いただけます!

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オークションの流れはとっても簡単!
入札用紙に、お名前ご連絡先作品名入札価格などをご記入の上、会場でご提出ください。

◎学生作品の販売については、入札形式とし、その作品につけられた最高額の入札者に対して販売いたします。
 (※最高入札額が同一になった場合は、入札順)
◎教員作品の販売については、提示価格販売となっておりますので、販売確定後のお買い求めはできません。

結果は、後日ホームページにて発表するほか、入札時にご記入いただいた住所宛に落札通知を送付いたします。
落札された方は、入札額を指定銀行口座に締切日までにお振込みください。(振込み手数料は落札者負担)

支払い後、着払いで作品をお届けします!

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みなさんもぜひ、スカイキャンパスにお越しいただき、学生たちの作品をご覧ください!!
もしかしたら、作品との運命の出会いがあるかも…?

出品作品リストは、ホームページでもご確認できます★
>>「学生作品オークション 作品展示販売」ホームページ

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年10月11日

芸術情報センターアートホールで本格的な演奏を♪

今日は、演奏学科からのブログを紹介します★

9月21日(水)、芸術情報センター1階アートホールにおいて、「マタイ受難曲」の試演会が行われました。
大学院生の中島康博さんの試演会として開かれたこの演奏会ですが、ソリストはソプラノ・東野亜弥子先生、アルト・福原寿美枝先生、そしてバリトン(イエス)は音楽学科・演奏学科 学科長の三原剛先生と、豪華な方々の美声がアートホールに響きました。

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「マタイ受難曲」はヨハン・セバスティアン・バッハが生涯作曲した5つの受難曲のひとつで、ライプツィヒの協会での聖金曜日の晩課のために作られた作品です。
また、合唱も非常に重要な役割で、特にマタイ受難曲は四声部合唱2組という実質8声で行う合唱があり、とても難易度が高いものとなっています。
バッハ特有の合唱の響きを、聴きに来て下さった多くの方々に届けることができたのでは、と思っています。

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今回演奏が行われたアートホールは、普段パイプオルガンの授業などで使われています。
とても声が響く場所で、ピアノ・オルガンも完備されていますので演奏会を行うにはとても最適な場所です。
この日も、心地良い演奏と歌声がホール全体に響き渡ったのではないでしょうか。

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投稿:演奏学科合同研究室

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大阪芸術大学では、普段からこのようなコンサートが多数開催されています♪
キャンパス内で本格的な演奏や歌声が聴けるなんて、大阪芸大ならではですよね。

今週14日(金)には、「声楽専攻4回生によるお昼のコンサート」を開催!!
※掲載写真は、7日(金)に開催した時のものです。

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ぜひ、お越しください♪♪

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「声楽専攻4回生によるお昼のコンサート
2016年10月14日(金)12:30~
芸術情報センター1階アートホール

小山沙羅(Sop.) 松村彩華(pf.)
♪お菓子と狼
♪メサイアよりソプラノのアリア「ああ、麗しいかな、良き訪れを告げる者の足は」
♪オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」よりデスピーナのアリア「女も15になったら」

秦幹治(Bar.) 松本彩花(pf.)
♪野の羊
♪「デッティンゲン・テン・デウム」HMV283より
 バスのアリオーソ「なしたまえ、主よ、この日われらが罪を犯さぬように」

山本愛花(Sop.) 田中萌絵(pf.)
♪私もいつか~母にささげるバラード~
♪オペラ「ドン・ジョヴァンニ」よりツェルリーナのアリア「ぶってよ、私のいとしいマゼット」