2013年5月9日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」にてアシスタントパーソナリティを務めている康本光です!

皆さん、ゴールデンウィークはどのように過ごしましたか?私はお部屋の模様替えをしたり、高校時代の友達と食事をしたりと、充実した時間を送ることができました!
 

P1060339.JPGそれでは、今日の聴きどころのご紹介です!毎回豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生と楽しいトークを繰り広げる『ゲストの扉』のコーナー!

今回のゲストは先週に引き続き、大阪芸術大学デザイン学科『OSAKAデザインフォーラム実行委員会 学生企画実行委員』の「稗田莉沙(ひえだ りさ)」さん、「田中良平(たなか りょうへい)」さんのおふたりです!

 

P1060351.JPG『OSAKAデザインフォーラム』とは、5月19日に「中之島」にある「大阪中央公会堂」にて行われるイベントです!大阪をデザインで盛り上げようという、大阪芸術大学の学生主体で行われているイベントで、今年で7回目を迎えます!一流のデザイナーやクリエイターたちと同じ時間と空間を共有し、ともに考えるという刺激的な催しなんです!
今年のキャッチフレーズは、「inspire(インスパイア)」!その名のとおり、様々な刺激やひらめきを与えてくれるイベントになりそうですね!
何かを創造するためには、inspireはとても重要ですよね!学生は勿論、たくさんの方にイベントに足を運んでいただきたいです!このイベントでは、ステージの他にもギャラリーでの展示も行っているので、そちらも是非楽しんでください!放送内で詳しい日時をお知らせしているので、チェックしてみてくださいね!
勿論、このイベントは学生だけではなく一般の方もご覧いただけます!入場は無料で、特設サイトに観覧申し込み希望者専用のメールフォームがあります!予約は必須ではないですが、確実に良い席で見たいという方はメールフォームからのご応募をおすすめします!

P1060359.JPGそして、今日のプレゼントは!

『OSAKAデザインフォーラム 2013』の開催を記念して、大阪芸術大学グッズを3名様にさしあげます!プレゼントの応募方法は、今日の放送を要チェックです!プレゼントのご応募、お待ちしています!

今日もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から放送!アート情報もりだくさんの30分でお送りします!展開が見逃せないラジオドラマ劇場テアトル山田のコーナーもお聞き逃しなく!

 


2013年5月8日

ガラス工芸コース設立10周年記念展

今日は、工芸学科ガラス工芸コースの授業にお邪魔してきました!
工芸学科には、金属工芸コース陶芸コーステキスタイル・染織コース、そしてガラス工芸コースの4つのコースがあります。
1年生ではまず、多彩な素材に触れて自分の志向を固めるため、4つのコースすべてを体験します。
そして2年生になると、各コースに分かれて専門的な知識と技術を身に付けていきます。

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私がお邪魔したのは、2年生の吹きガラスの実習。
この春から本格的な実習を始めたばかりの学生たちですが、もうすっかり慣れた手付きで制作に取り組んでいました。
高温に熱されたガラスは、なんと1200度もあるそうです!
 


さて、そんなガラス工芸コースでは、設立10周年を記念して展覧会が行われます。
この展覧会には、10年間でコースに関わった学生、卒業生、副手や技術指導員、教員などが出展するとのこと。
とっても豪華な展覧会になりそうですね!!
みなさんも是非、会場で素敵なガラス工芸作品たちをご覧になってみませんか?

 

0508_dm.jpg「大阪芸術大学ガラス工芸コース設立10周年記念展 ガラスの貌 祝祭の華」

主催:大阪芸大ガラス工芸コース
協力:未生流中山文甫会
会期:2013年5月22日から28日(日から木曜日 午前10時から午後8時 金・土曜日 午前10時から午後9時)※催し最終日は午後6時終了
場所:阪急うめだ本店 9階アートステージ

出展者:井上剛/上前功夫/内村由紀/大下浦由香/大西未沙子/大東健太/沖知樹/小田橋昌代/小林俊和/佐々木雅浩/佐藤奈央/関野ゆうこ/関野亮/瀬沼健太郎/田代翔太/十川賀菜子/富永一真/永井煌晟/新野恭平/西悦子/西川宏太/西村典子/野田朗子/浜本悠/日俣光起/広田直/藤原三和子/矢作理彩子/山野宏/横山翔平(五十音順)

★ガラス工芸コース教授の山野宏先生からコメントを頂きました!

大阪芸術大学工芸学科ガラス工芸コースは設立10周年を迎えると共に、多くの皆様のご尽力に支えて頂いて、これまでに約150名近くの卒業生を社会に送り出す事ができました。本当に感謝しております。
今回10周年の記念として、設立以来関わって来たスタッフ・教員と、社会で頑張っている卒業生の有志による合同展覧企画展を、未生流中山文甫会の有志の方々の花に彩られ、めでたく開催する運びとなりました。
10年の「ガラスの貌」を是非、ご高覧下さい。

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投稿:島田(OUA-TV)
 


2013年5月7日

前川奈緒美展 (美術学科専攻科98修了)

昨年12月10日から15日まで、前川奈緒美さん (美術学科専攻科98修了)の個展がOギャラリーeyesで行われました。

強烈な色面と引っ掻くようなドローイングで構成された絵画は、その荒々しさから鑑賞者に強い印象を与える。上から下に向け太い筆で一気に振り下ろしたような色の痕跡は、複数の色彩が重なり合いその特性により絵画の独自な空間が生まれている。画面上に描かれた太い線は、絵具の厚みやかすれが表出し層をなし色彩の関連性で複雑な表情を作り出している。

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作品をよく見ると絵具がない部分があるが、その場所は基底材としてのキャンパスの構造が見えている。キャンパスは麻を織り込んでいるので表面には凹凸がありその部分に絵具が留まり、キャンパスのテクスチャーを表象している。その上の層の絵具は硬質のつるっとした質感が表れている。これらの表面は画面上でおこる偶然の出来事のため、制作者は身振りを最小限の方法である上から下に描く方法、それを選択したのだろう。

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それが次のドローイングに表れている。ペインティングした後、その画面を引っ掻くように描かれている。その線は強く短いストロークで鋭角に描かれているが、描くといっても絵具を画面に置くのではなく、色面の絵具を削り取るように描いているのである。

この鋭いストロークは、色面を制作するときの身振りとは異なり、非常に感情的で肩、腕、手首の関節を複雑に運動させイメージを作り出している。作品全体からアクティブなものを感じることができるが、それはペインティングとドローイングの身振りの違いから生まれてくるものであったと思う。
 

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室


2013年5月4日

上村和夫展 (元美術学科教授) ギャラリーHOT

昨年11月19日から12月1日にかけて、 上村和夫先生(元美術学科教授) の個展が行われました。
 
少し離れたところから鑑賞すると淡くイメージが描かれた抽象絵画のように見えたが、近づくと画面いっぱいに無数の数字が描かれていた。数字や記号をモティーフにした作品は、ネオダダのジャスパー・ジョーンズやコンセプチュアル・アートの河原温が有名である。そのジャスパー・ジョーンズの作品をみた時、数字の表現があれほど美しくなるのかと感じたことが思い出された。

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離れたところから見た作品は、背景の色彩から淡くぼんやりとしたイメージが浮かびあがり霞のような空間であった。しかし画面に接するとそこには無数の数字が描かれていた。遠近の差により、ぼんやりとした画面を構成していたのは曖昧なイメージではなく記号であったということに驚く。

次に鑑賞者が考えることは、この数字に何か意味があるのかということである。そこに作品を見る人の興味は集中するだろう。無意味な数字の列か意味があるのか謎解きのような鑑賞が始まる。近年私たちは大きな社会的出来事を数字で記録記憶するようになってきた。そのためこの数字が意味を持たないものとは考えないだろう。

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数字の意味を先生から聞かせてもらった。非日常の出来事が起きた年日だそうだ。描かれているのは出来事を記録した数字である。その数字が延々描かれている。非日常体験とはその日その時をおおきく意識させられる時であり、日常とはそのような関係のことなど無自覚に、そして自明のことが透明になっていることである。

上村先生はそのような出来事を、画面の上に極細の面相筆であたかも写経のように数字を記録していく。それは「鎮魂の絵画」のようでもあった。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

 


2013年5月3日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

Still0502_00002.jpg今日から世間は4連休ですね!
ゴールデンウィークにおすすめの話題は、このブログでもいくつか紹介しました。
是非、参考にして頂ければと思います。
そして連休が明けるとすぐ、時間割変更があります。
7日(火)は月曜の時間割8日(水)は金曜の時間割で授業を行いますので、学生のみなさんは間違えないように注意してくださいね!

 

Still0502_00000.jpgさて、今週の大阪芸大テレビは、キャラクター造形学科と手塚プロダクションによる共同制作アニメ「ガロン」の完成記者発表の模様からお伝えします。
「ガロン」についてはこのブログでも何度か紹介したので、みなさんもうご存知ですよね!
今回は、ほたるまちキャンパスで行われた記者発表の様子をお届けします。
プロデューサーを務めたキャラクター造形学科教授の高橋良輔先生にも、ばっちりインタビューしてきましたよ!
一体どんな作品で、今後どのように活用されるのかがよくわかると思います、お楽しみに!!

 
 

Still0502_00001.jpg続いて今回の特集は、大阪芸術大学グループの学生たちをご紹介する「キラリ☆芸大生」のコーナーです!
夢の実現へ向けて進む、まだ磨かれていない原石のような芸大生たち。そんなキラリと光る学生たちを紹介します。
今回ご紹介するのは、デザイン学科インターフェイスデザイン研究会の、前川彰男さん。
インターフェイスデザイン研究会とはどのようなことをしているサークルなのか、前川さんを通じてたっぷりとご紹介します。
是非、ご覧ください!!

 

 

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!
また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
5月3日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:45から

5月4日(土)
テレビ和歌山 22:45から