2012年4月21日

ジョルジョ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現

uffizi00.jpg皆さんは、『芸術情報センター』に行ったことがありますか?
バスを降りてすぐ11号館に入ってしまうと通り過ぎてしまいますが、
芸坂側から見て11号館のすぐ右側に堂々と構えているのが『芸術情報センター』です。
ここには図書館や展示ホール、AVホールがあり、毎期様々な興味深い催し物が行われています。
現在、情報センターの1階展示ホールでは『ジョルジョ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現』という展覧会が行われています!

uffizi01.jpgジョルジョ・ヴァザーリについては美術や建築に興味がある人はきっとご存知だと思います。
ルネサンス期に活躍した画家・建築家で、1524年からフィレンツェで修業を積み、ローマとフィレンツェで活躍しました。
フィレンツェには、ヴァザーリが建築や改装に携わったパラッツォ・ヴェッキオやウフィツィが残されています。
ウフィツィとはイタリア語の“ufficio”、英語で“office”のこと。フィレンツェの名門メディチ家の一人、コジモ一世がフィレンツェの官庁を一つの建物に納めるため、ヴァザーリに設計を依頼して建設した行政機関の事務所です。

現在ウフィツィにはメディチ家の美術品コレクションが納められ、ウフィツィ美術館として一般に公開されています。
芸大のヨーロッパ国際セミナーに参加すると必ずこのウフィツィ美術館に訪れることになっているんですよ。

uffizi02.jpgこの展覧会ではウフィツィや、コジモ一世の住まいから執務室まで結ばれた空中回廊、ヴァザーリ回廊に関する資料が展示されています。
私は建築に全く詳しくないのですが、精巧に作られた1/200スケールのウフィツィ、ヴァザーリ回廊の模型などは一見の価値ありです!
写真は外からですが、内側を覗いてみると思わず「おおっ」と呟いてしまいます。

 

ジョルジョ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現
会場:大阪芸術大学 芸術情報センター1階 展示ホール
会期:2012年4月9日(月)から4月28日(土)※日曜休館
時間:11時から17時
入場無料


みなさんも時間があったら是非立ち寄ってみてください!

 


2012年4月20日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

tv118000.jpgみなさんこんにちは。
もう桜は終わり、大学では新緑がとっても綺麗になってきました。
上着も必要なくなって過ごしやすい季節になりましたね。
時々降る雨もなんだか優しく感じます。

 

tv118002.jpgさて、今週の大阪芸大テレビ、まず初めは芸術計画学科の学生たちも参加して企画された、現代アートの展覧会の模様をご紹介します!
このイベントは、なんばパークス・アートプログラムとして、大阪芸術大学となんばパークスを運営する南海電気鉄道株式会社が行っている産学協同事業の一つで、毎回、芸術計画学科の谷悟先生を中心に学生たちも参加したプロジェクトチームがプロデュースして行っています。今回は、具象絵画をテーマに、「リアリティとの戯れ」と題して、大阪芸術大学グループ出身の若手アーティストに焦点を当てた展覧会が行われました。
活躍されている先輩方の作品に触れて、学生たちにもいい刺激になったのではないでしょうか。

tv118001.jpg続いては大阪芸術大学グループの先生たちを紹介するコーナー「Teachers」です!
このコーナーでは、様々な芸術分野の第一線で活躍する先生方の大学での授業の様子や、アーティストとして活躍されている姿にスポットをあてます。
今回ご紹介するのは演奏学科・音楽学科教授の三原剛先生です!
大阪芸大でオペラを指導する三原先生は、ご自身もバリトン歌手として活躍されています。
三原先生の授業はどんなものなのでしょうか?お見逃しなく!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜12時35分からサンテレビで放送中!

その他の局でも好評放送中です!
今回も見どころ満載、皆さん是非ご覧下さい!!
 
 

<<オンエア情報>>
 
4月20日(金)
奈良テレビ放送 21:30から 
サンテレビジョン 24:35から
 
4月21日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2012年4月19日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

やっと上着がいらないぐらい暖かくなってきましたね!先週は、この時期は桜が楽しみとブログに書きましたが、楽しみなことがもうひとつあるんです!それは、テレビドラマ!やっと楽しみにしていたテレビドラマの新しいクールが本格的にスタートしました!映画や、舞台とはまた違って、毎週だったり毎日だったり続きが楽しみで仕方がないワクワク感が大好きなんです!皆さんにも、思い出に残っている大好きな映画や舞台、そしてドラマってありますよね?今日のメディキャンには、日本中の方が毎週続きを楽しみにしていた「あのドラマ」に出演されていた俳優さんがゲストで登場してくださいますよ!

 

さあそれでは、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介しますね!

 

medicam001.jpgまずは、毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げる「ゲストの扉」からご紹介します!

今日のゲストは、あの大人気刑事ドラマ『太陽にほえろ!』にて「殿下」の愛称で親しまれる刑事役で出演されていた俳優の『小野寺 昭先生』です!もうご存知の方も多いかと思いますが、小野寺先生は「大阪芸術大学『短期大学部』メディア・芸術学科『舞台芸術コース』」の教授でいらっしゃいます!

 

medicam002.jpg小野寺先生は、高校卒業後に上京されて、人形劇団「劇団やまいも」に参加。NHKの人形劇『チロリン村とくるみの木』では最終回まで人形操作を担当されました!そして、日本テレビ系で放送された刑事ドラマ『太陽にほえろ!』で刑事役に抜擢され、番組開始から8年ものあいだレギュラー出演し、お茶の間の人気者となりました!また、2時間ドラマにも多数出演し、明智小五郎や金田一耕助など名探偵を数多く演じてこられました!

そして2007年4月に大阪芸術大学「短期大学部」の教授に就任!

medicam000.jpg今日は、小野寺先生が俳優を目指されたきっかけのお話から始まります!そして、「人形劇団」に所属されていたころのお話や、「太陽にほえろ!」に出演されていた頃のお話もたっぷり飛び出しますよ!

これから、俳優の道を目指している方はもちろんですが、「太陽にほえろ!」を毎週楽しみにしていた小野寺先生のファンの方や、お芝居が大好きな方もぜひ聴いて下さい!

 

 

さあそして、今日のプレゼント!

先ごろ行われた大阪芸術大学の入学式を記念して、学生がデザインしたクリアファイルケースを2名様に差し上げます!

プレゼントの応募方法は、今日の放送で要チェックです!

 

さあ、今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から30分、アート情報満載でお送りします!エンディング曲もリニューアルしていますので、最後までお聞き逃しなく!是非聴いて下さいね!

投稿:加藤万梨子


2012年4月18日

昔のあの場所は・・・

shiba004.jpg今日はとってもいい天気で、少し暑いくらいでした。
芸大内のコンビニではソフトクリームの販売も始まりましたね。
お昼休みに体育館前の芝生広場でソフトクリームを食べている学生を見て羨ましくなりました。
私も学生の頃はよく友達と芝生広場でのんびりしていたものです。

 

そういえば当たり前のようにあるこの体育館前の芝生。
実は数年前まで無かったということをご存知ですか?

 

shiba000.jpgいつ出来たのか気になって記録を探ってみると、どうやら2006年度の卒業式が終わってから、
2007年5月に行われたOUA-TVオープニングセレモニーが始まるまでの一ヵ月ほどの間のようです。
芝生ができるまではコンクリートの通路だったんですよ!
昔の写真と比べてみるとこの通り。

shiba003.jpg夏場の強い日射しで太陽の照り返しを防ぐために芝生が植えられたのだとか。
みんなが外で座ってご飯を食べられるのも芝生のおかげです。
なのでゴミを捨てたり、ジュースをこぼしたり、あまり芝生をいじめないでくださいね。


2012年4月17日

一年生になったら

freshman001.jpg今年度から新入生を対象として、1泊2日のフレッシュマンキャンプが実施されました。
初めての大学生活に期待と不安でいっぱいの新入生にとっては、同級生や先輩、先生方と交流できる絶好の機会でした。
今回は、4月3日(火)・4日(水)に参加した初等芸術教育学科から、その様子をお届けします。

freshman005.jpg行き先である福井県あわら市「清風荘」へは、大学からバスでおよそ4時間かけて到着。
まず1日目は、教務課と学生自治会のガイダンス、そして学科ごとに先生や在校生によるオリエンテーションが行われました。
長時間の移動で少し疲れていたと思いますが、みんな真剣に取り組んでいましたよ。

freshman002.jpgちなみに、オリエンテーションの内容は学科によって様々。
初等芸術教育学科では、在校生が前に立って、手遊びとアートセラピー(芸術療法)を行いました。
夜には懇親会が開かれ、「時間割ってどう組むの?」「1回生のうちに履修した方がいい科目は?」なんて、学生便覧を片手に相談する新入生たち。それに優しく応える先輩たち。微笑ましい姿でした。

freshman004.jpg 2日目のガイダンスでは、就職部、学生部、図書館から、大学生活を送る上での大事な話がありました。
その後、勝山市の恐竜博物館を見学し、越前竹人形の里で昼食を済ませ、バスは大学へ向かいました。

あっという間の2日間でしたね。
この2日間で、それぞれお互いのことを少しでも知り合うことができたのではないでしょうか。

さて、今回参加した学生に感想を聞いてみました。

まずは、新入生をリードしてくれた在校生スタッフからです。

「後輩たちと仲良くできたらなと思っていたので、今回のフレッシュマンキャンプでそのきっかけを掴むことができてすごく嬉しいです。」(北村友乃さん/3回生)

「初めての行事で、私もドキドキで参加させていただきました。
新入生にどのようなオリエンテーションをしようか、どうすれば楽しんでもらえるかなど試行錯誤し、事前に準備して取り組みました。
私たちだけで進行を務めるのは初めてで、不安もいっぱいでしたが、新入生もしっかり話を聞いてくれ、楽しんでくれたようでよかったです。
私自身も「前に立つ」という体験をして、初めてわかったこともあり、とても勉強になりました。」(数宝奈保さん/3回生)

続いて、今回の主役である新入生から。

「何より友だちができることが一番大きかったです。オリエンテーションでみんなで絵を描いたりしたのが、なかなか面白くて良かったと思います。」(小川文也くん/1回生)

「先輩が、授業の履修の仕方や大学のシステムを色々教えてくれたので、とても良い機会を頂きました。」(小北悟くん/1回生)

なるほど、とても素敵な経験になったようですね。
でも大学の楽しみは、まだまだこれからですよ。
この広いキャンパス内で、学科やサークルに関わらず沢山の仲間を作り、色んなことを学び、成長に繋げてください!

投稿:島田瑞穂さん(初等芸術教育学科副手)