皆さんは、『芸術情報センター』に行ったことがありますか?
バスを降りてすぐ11号館に入ってしまうと通り過ぎてしまいますが、
芸坂側から見て11号館のすぐ右側に堂々と構えているのが『芸術情報センター』です。
ここには図書館や展示ホール、AVホールがあり、毎期様々な興味深い催し物が行われています。
現在、情報センターの1階展示ホールでは『ジョルジョ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現』という展覧会が行われています!
ジョルジョ・ヴァザーリについては美術や建築に興味がある人はきっとご存知だと思います。
ルネサンス期に活躍した画家・建築家で、1524年からフィレンツェで修業を積み、ローマとフィレンツェで活躍しました。
フィレンツェには、ヴァザーリが建築や改装に携わったパラッツォ・ヴェッキオやウフィツィが残されています。
ウフィツィとはイタリア語の“ufficio”、英語で“office”のこと。フィレンツェの名門メディチ家の一人、コジモ一世がフィレンツェの官庁を一つの建物に納めるため、ヴァザーリに設計を依頼して建設した行政機関の事務所です。
現在ウフィツィにはメディチ家の美術品コレクションが納められ、ウフィツィ美術館として一般に公開されています。
芸大のヨーロッパ国際セミナーに参加すると必ずこのウフィツィ美術館に訪れることになっているんですよ。
この展覧会ではウフィツィや、コジモ一世の住まいから執務室まで結ばれた空中回廊、ヴァザーリ回廊に関する資料が展示されています。
私は建築に全く詳しくないのですが、精巧に作られた1/200スケールのウフィツィ、ヴァザーリ回廊の模型などは一見の価値ありです!
写真は外からですが、内側を覗いてみると思わず「おおっ」と呟いてしまいます。
ジョルジョ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現
会場:大阪芸術大学 芸術情報センター1階 展示ホール
会期:2012年4月9日(月)から4月28日(土)※日曜休館
時間:11時から17時
入場無料
みなさんも時間があったら是非立ち寄ってみてください!


さて、今週の大阪芸大テレビ、まず初めは芸術計画学科の学生たちも参加して企画された、現代アートの展覧会の模様をご紹介します!
続いては大阪芸術大学グループの先生たちを紹介するコーナー「Teachers」です!
まずは、毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げる「ゲストの扉」からご紹介します!
小野寺先生は、高校卒業後に上京されて、人形劇団「劇団やまいも」に参加。NHKの人形劇『チロリン村とくるみの木』では最終回まで人形操作を担当されました!そして、日本テレビ系で放送された刑事ドラマ『太陽にほえろ!』で刑事役に抜擢され、番組開始から8年ものあいだレギュラー出演し、お茶の間の人気者となりました!また、2時間ドラマにも多数出演し、明智小五郎や金田一耕助など名探偵を数多く演じてこられました!
今日は、小野寺先生が俳優を目指されたきっかけのお話から始まります!そして、「人形劇団」に所属されていたころのお話や、「太陽にほえろ!」に出演されていた頃のお話もたっぷり飛び出しますよ!
いつ出来たのか気になって記録を探ってみると、どうやら2006年度の卒業式が終わってから、
夏場の強い日射しで太陽の照り返しを防ぐために芝生が植えられたのだとか。
行き先である福井県あわら市「清風荘」へは、大学からバスでおよそ4時間かけて到着。
ちなみに、オリエンテーションの内容は学科によって様々。
2日目のガイダンスでは、就職部、学生部、図書館から、大学生活を送る上での大事な話がありました。