2012年1月19日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

徐々に日が長くなってきて寒さも和らいできました。それと同時に本格的に受験シーズンに突入しましたね!メディキャンでは、大阪芸術大学を目指す受験生のみなさん、そして将来大阪芸術大学を受験したいと考えているみなさんに向けて今週も一般入学試験についての詳しいお知らせがありますよ!受験生のみなさんも、息抜きにぜひラジオのスイッチをオンにしてみてください!メディキャンは受験生のみなさんを応援しています!体調には十分に気を付けて夢に向けて頑張ってくださいね!

さあそれでは、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介します!

メディキャンと言えばまずはこのコーナー!毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げるこのコーナー「ゲストの扉」からご紹介します!
メディキャンで人気の高い『大阪芸大から生まれた曲を紹介するコーナー』は皆さんご存知ですか?毎週、大阪芸大の学生さんが生み出した曲をオンエアしているのですが、なんと!このコーナーで紹介した後にテレビ番組への出演が決まったアーティストさんもいて、未来のアーティストたちの登竜門とも言えるコーナーになってきているんですよ!

 

medikyan120119000.jpgそして先週に引き続き、昨年このコーナーでオンエアーした中で、特にリクエストが多かった男女デュオ『1001』の春子さんと敢くんを、今回のゲストの扉のゲストとしてスタジオにお招きしました!
先週は、1001の結成秘話や、お二人の音楽との出会いなどについてお話してくださいました!今日の放送では、1001の楽曲が出来るまでの秘話や、大阪芸術大学を受験した理由。さらには、お互いにここをなおしてほしいところは?という深いところまでお聞きしちゃいました!

 

120112medhikyan002.jpgここで少しスタジオの裏話ですが…
先週のブログでもチラッと触れたのですが、1001からのプレゼントのCDにサインをお願いしたとき、敢くんがポロッと「俺、サインないやぁ」と呟いたんです。敢くんは独特なおっとりとした方で、相方の春子さんはどちらかというとお姉さん気質な印象を受けたのですが、この2人の掛け合いが面白いんです!春子さんのサインを見て敢くんは真似をしようとするのですが上手くいかず、ついに春子さんが「これでいいやん!」と敢くんのサインを提案してあげていました。その出来に満足の敢君は、さっそくサインを描き始めたのでした。スタジオでは、「仲いがいいね!」という声が所々から聞こえ、お二人のおかげでスタジオが和やかな雰囲気になりました!
今日はそんな1001の生演奏もありますよ!1001のファンの方はもちろんですが、これから音楽を志すみなさんにぜひ聞いていただきたいです。1001を生で見られるライブの告知もありますので、必聴ですよ!

 

 

 

 

さあ続いては、関西一円のアートシーンをご紹介する「アートシーンウォッチング」のコーナをご紹介します!

今回は、昨年のアートシーンウォッチングでゲストにお招きした学生さんも大活躍の、昨年12月14日から25日までの12日間に渡って催された、大阪芸術大学による光のアート作品展「四季彩 FOUR SEAZON」を振り返ります!
大阪市の北区、中之島一帯で開催された「OSAKA光のルネサンス」。このブログをご覧のみなさんの中にも足を運べれたかたがいらっしゃると思いますが、実は「四季彩 FOUR SEAZON」はこの「OSAKA光のルネサンス」の一環として行なわれたんです!

私、加藤万梨子も実際に会場に足を運ばせていただきまして、会場に来られていたお客様に突撃インタビューをしてきました!大阪の街がまばゆい光に包まれたとても幻想的な姿に、お客様も大満足のご様子でしたよ!
ぜひ、この光のルネサンスに足を運ばれた方はその時を思い出していただいて、行けなかったという方は今日の放送でその場の雰囲気を感じていただけたらなと思います!

 

120112medhikyan000.jpgさあそして、今日のプレゼント!

今回のゲスト1001のサイン入り3曲入りシングル『Collage』を4名様にさしあげます。
先程ご紹介した裏話も兼ねて、ぜひGETしてお手元で確認してくださいね!
プレゼントの応募方法は、今日の放送で要チェックです!

さあ、今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から1時間、アート情報満載でお送りします!

もちろん、ラジオドラマ劇場「テアトル山田」のコーナーもありますので、今日の放送もぜひ聴いてくださいね☆


2012年1月18日

謎の砂山

11sibafu000.jpg皆さんこんにちは。

今日の朝、体育館前の芝生の上に砂の山がたくさん出現していました。一体なんだと思い、早速取材してきました!

 

11sibafu002.jpg作業をしていた方に話を聞くと、この砂の山は芝生の養生に使うとのことでした。
まず始めに、肥料をまいたあとその上に砂をかけていきます。
砂をかけることで、霜で芝生が枯れるのを防ぐ効果があるそうです。

 

11sibafu001.jpgそしてもう一つ、芝生の成長を促進させる効果もあるとのこと。
芝生は植物なので土を使うのが一番効果があるのですが、芝生は水捌けが悪いところを嫌うため水捌けのよい砂を使うそうです。

今は茶色くなってしまった芝生ですが、春には綺麗な緑色の新芽をいっぱい生やしてくれるはずです。
暖かくなったら、芝生の上で昼ご飯を食べるというのもいいですよね!!
そのためにも、今は芝生の上にあまり入らないで元気な新芽を出してくれるように休ませてあげましょう!


2012年1月17日

週刊少年サンデー編集部による添削会に芸大生が参加!

animetennjikai002.jpg 1月15日の日曜日、大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科3回生1名、2回生2名の計3名と、大阪美術専門学校キャラクター造形学科2回生2名が、週刊少年サンデー出張編集部に作品を持ち込みました。

 今回出張編集部が設置されたのは、大阪市西区にある京セラドーム大阪で開催された『次世代ワールドホビーフェア’12』のゲーム&ホビー会場。
『次世代ワールドホビーフェア』は週刊少年サンデー出張編集部だけでなく、ちゃおやコロコロコミックのブースやスペシャルグッズ販売会場もあり、当日は3万7000人もの入場者で賑わったビッグイベントです。 

 

animetennjikai001.jpg 添削指導は午前11時からスタート。学生たちは一人約20分、編集者の方からじっくりと添削指導をしていただきました。編集者の方と打ち合わせを初めて経験する学生もいて順番を待つ間はとても緊張した面持ちでした。

 

animetennjikai000.jpg 第67回小学館新人コミック大賞少年部門佳作を受賞した、キャラクター造形学科二期生の鈴木心も『次世代ワールドホビーフェア』内の出張編集部で添削指導をしていただいた一人だけに、貴重なアドバイスを次のステップに活かして欲しいものです。

 

animetennjikai003.jpg また、キャラクター造形学科では20号館101教室展示スペースにおいて1月19日(木)まで『映画に見るキャラクター?アニメ編』、20日(金)から『QAM-キャラクター造形学科アニメーション上映会』の展示を行います。『QAM-キャラクター造形学科アニメーション上映会』は1月26日(木)午後3時から午後6時まで映画館で開催されます。
 

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)


2012年1月16日

太陽光発電システム

taiyou000.jpg皆さんこんにちは!

皆さんは、大阪芸術大学の9号館に少し変わった掲示板があるのを知っていますか?

各学科の情報掲示板のすぐ近くにあるのですが、気づいている人は少ないかも。
気づいた人は、何だこれ?と思ったかもしれません。

 

taiyou003.jpgその正体は「太陽光発電システム」の情報掲示板です。
掲示板には、現在の発電電力や総発電電力量が書かれているのですが、その中に、少し気になる単語が。
それは、「日射強度」という言葉!
調べてみると「日射強度」とは
太陽の光の強さを表したもので(kw/平方メートル)や(W/平方メートル)と表わされるみたいです。
この日はあいにく曇りだったため「日射強度」は0.12kw/平方メートル、つまり1平方メートルあたり約120ワットのパワーがあったみたいです!
晴れた日はどのくらいの日射しの強さになるのか気になるので、また天気のいい日に調べに行ってみようと思います!

太陽光発電システムは、太陽光を利用して電気エネルギーを作るので、石油燃料を使わず二酸化炭素などの公害物質が出ない環境に優しいシステムですよね!
環境問題が話題になっている今、皆さんも節電をしてみてはどうでしょうか!?

 


2012年1月15日

西村みはる展   Oギャラリーeyes

0115katou003.jpg西村みはるさん(美術学科専攻科98(修了)が11月7日から12日まで行なわれました。

作品は、大きな余白を特徴とし白い画面に山吹色の軽妙な筆致により描かれています。
この作品は描かれない部分が多く、筆を画面に置くと修正が不可能なものとなっており、絵具を塗り重ねる絵画とは異なり書道に近い絵画であると云えます。

 

0115katou000.jpg描かれているイメージは具象的ではなく、余白の広さと筆致などにより西洋的抽象画とも異なるようです。それは和紙と水墨の感覚に近く虚の空間意識が強くあらわれているからだと思います。

 

0115katou002.jpg画面に近寄ると、画面にのせられた絵具が一部キャンバスに滲んでいます。
また一部の絵具は盛り上がり奇妙なテクスチャーを生み出しています。
これは絵具にガーゼをあてることで、絵具の物質性を作り出しているからです。

 

0115katou004.jpgつまり、絵具の表層に見られる一般的絵画の平面性、滲みによるキャンバスとの平面性、そして画面から盛り上がる絵具の物質性、その絵具とキャンバスの三様の関係により作られた絵画であると考えます。また、余白の多いこの絵画は、アーティストの目(視覚)と手(触覚)の拮抗だとも云えます。

 

0115katou001.jpg視覚から得られた情報から、手は自在にあるいは躊躇しながら、そしてアーティストの意思を超えて画面に痕跡を残しているようでした。
近年、宇宙ステーションから地球を写す映像を見る事ができますが、それと同様な身体感覚を感じさせてくれる作品であった

と思います。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室