映画監督として 最も期待したいつくり手にPFFグランプリが贈られます。
この度、山川公平君が 映像学科三回生必修科目である「制作2」の授業の中で作りました「あんたの家」が、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)のグランプリを受賞しました!!同賞は日本映画界において、歴史ある若手監督の登竜門です。受賞者の多くは、プロの映画監督として第一線でご活躍されています!!
この受賞を架け橋として、山川君には目指すべき第一歩をこれから踏み出してほしいです!!
主なPFFアワード入賞者 森田芳光(1978年) 犬童一心(1979年) 中島哲也(1982年) 塩田明彦(1984年) 塚本晋也(1988年) 矢口史靖(1990年) 熊切和嘉(1997年) 李 相日 (2000年) 荻上直子(2001年) 石井裕也(2007年)
◆ PFFアワード グランプリに受賞した、現在のお気持ちは? 山川)一緒に制作したスタッフの仲間に感謝しています。 大変光栄であるとともに、身の引き締まる思いです。
◆ 「あんたの家」を制作する経緯とは? 山川)映像学科入学にあたって一本、自分の作品を作らなければならないと思い 「あんたの家」企画を考えました。また人工肛門の認知度をあげれたらいいなと思い制作しました。
◆ 本作の苦労した点は? 山川)介護を題材に取り上げながら、当事者でない人とも共感できる脚本にしたいと考え抜きました。 また書ききった後、自分の引き出しの無さを大変痛感しました。
グランプリ受賞作品「あんたの家」 <あらすじ> 初老夫婦が暮らす階段の急な木造モルタルアパート。 病により人工肛門となった夫とその介護にあたる妻。 老々介護の日常をリアルに描いた夫婦物語。
ビデオ/44分/カラー 英題:Your Home 監督:山川公平 脚本・編集:山川公平、冨山恵理 撮影:横田雅則 音楽:山本陽子 照明:増田直人 出演:伊藤壽子、親里嘉次、高田若葉、高丸 仁、川村宏正、五十嵐玲子
″映画の新しい才能の発見と育成″を テーマに1977年にスタートした 映画祭のことです
大阪芸術大学映像学科は、ここ数年におけるぴあフィルムフェステバルにおいて常連校となっております。
2009年:『chain』 加治屋彰人 審査員特別賞 2007年:『剥き出しにっぽん』 石井裕也 グランプリ/音楽賞 2005年:『トロイの欲情』 岡太地 準グランプリ/音楽賞/技術賞/観客賞 『酸欠の海』 松上元太 観客賞 1997年:『鬼畜大宴会』 熊切和嘉 準グランプリ
今後の大阪芸術大学映像学科学生の活躍に目が離せません。
投稿:映像学科
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