2009年11月17日

未来の芸大生が華麗に演奏!!

 

多くの方々に来場して頂きました!!
 11月9日(月)14号館ホールでふれあいコンサートが行われました。

 演奏学科教授の藤川敏男先生の指揮の下、大阪芸術大学ウィンド・オーケストラ河南町立中学校の吹奏楽部との合同演奏が行われました。

 芸大生と一緒に演奏するとあって、演奏する生徒のみんなも緊張した面持ちでしたが、いざ演奏が始まると堂々とした演奏を披露しました!!

芸大生も盛り上げました!!

 ワタシも聞いていて、思わず感動してしまいました。この中から、未来の芸大生は何人いるのかな?是非、芸大で一緒に音楽を学びましょう!!

 また、大阪芸術大学ウィンド・オーケストラの演奏では鉄腕アトムドラえもんのうた崖の上のポニョなどのアニメソングを披露!!会場からは手拍子と共に口ずさむお客さんの姿が見られました!!

 
河南町立中学校吹奏楽部も頑張りました!!
 更に、プログラムには指揮者コーナーが設けられ、実際に指揮棒を持ってオーケストラを指揮する体験も行われました!!

 指揮棒にあわせてオーケストラがラデツキー行進曲を演奏!!

 あれだけ大勢のオーケストラを率いての指揮なんてそう滅多に出来ません!!ワタシも指揮者やってみたかったなぁ?

 多くの方々に来て頂き、ありがとうございました!!
 


2009年11月16日

試写会のお知らせ

  

 皆さん、こんにちは。映像学科です。今回映像学科では、11月21日(土)に、ワーナー・ブラザース映画提供『THE 4 TH  KIND フォース・カインド』の特別試写会を催します。

THE 4HTエントリー用二次元バーコードはこちら!! 早くも、多くのエントリーありがとうございます!!
 エントリーはカンタン!携帯で、QRコードを読み取って、学生番号・氏名をメールするだけ!!
 左に掲載しているエントリー用QRコードは、7号館1階トイレ前、1食、2食、コンビニ前などにもあります。 詳しくは、2009年11月9日(月)の芸大ブログをご覧ください!!

 試写会のエントリー締め切りは、11月17日(火)です!! まだ間に合います!!

 この作品は、12月23日(祝・水)公開の最新作です!!
 ホラーなのか、サスペンスなのか?不眠症の人々が怯える“白いフクロウ”とは・・・・!
 65時間以上に渡る記録映像及び音声の抜粋と、その再現映像とで構成された、今までにない衝撃の超常ドキュメンタリー映画です。予告編から既に、衝撃的です!!OUA?TVにて、予告編オンエア中!
 この冬の超話題作ですよ!! 映像学科科目『作品分析(土曜3,4限)』の授業の一環として行いますが、他学科学生も受講(鑑賞)出来ます!!この機会にぜひ、この冬話題の最新作『THE  4 TH  KIND フォース・カインド』を、一般のシネコンに劣らぬ、最新音響設備(ドルビーデジタルサラウンドEX)を備えた、大阪芸術大学映画館にてお楽しみください!!

 12月23日(祝・水)公開の超話題作が、公開前に芸大映画館でご覧になれるチャンスです!!お見逃しなく!!


2009年11月12日

女性が最も美しく見える衣裳

  

会場には試着用のサンプル品がたくさん用意されています!!
 
 最も美しい時を、最も艶やかな袴姿の装いで過ごしてもらおうと、芸大では百貨店から卒業式の袴レンタルの案内が行われています。

 
 近年人気なのが濃い目の紫色!!その他、濃いめの赤など、落ち着いた色が人気だそうです★☆

もちろん試着も可能です!!どれにしようか迷っちゃいますね!!
 人気の色はよくレンタルに出るので多く用意してはいるそうですが、後々になると柄が限られてしまうとのこと。ご予約はなるべくお早めに!!

 百貨店の方々が対応してくれるこの袴レンタルでは「卒業式当日に芸大で着付けやヘアメイクをしてくれる」のが“ウリ”だとか。
 更には「式典後にそのまま芸大で返却もできる」というので、非常に便利です。

近鉄百貨店さんのオススメがコレ!!

 卒業式当日に、よく早朝に大阪市内まで行って着付けをしてくるという学生も多くいるようですが、ここでレンタルをすれば非常に楽ですね!!試着もできるので是非11号館エントランスにお立ち寄りください!!

卒業式・謝恩会
 きもの・はかま 学内展示予約会
展示会場:11号館1Fエントランス(学校行事のため変更する場合も)
 日程   :11月16日(月)・17日(火)、12月10日(木)・11日(金)
       1月にも開催予定
受付時間:12:30頃~17:00頃まで
 


2009年11月11日

芸大レジェンド vol.2

   

芸大レジェンド…大きな反響を頂戴しました!!
 お待たせしました!vol.1で大きな反響を頂き、ありがとうございます!

 このカテゴリ『芸大レジェンド』は、芸大が誕生して60年という長い歴史の中で、現在では『伝説』となってしまったモノや人物を語り継ごうというカテゴリです。

 第二回目の『芸大レジェンド』は
               ………『芸大卒業アルバム』です!!

アルバム表紙も年々個性的なものに変化しています!! さかのぼること十数年前、芸大を晴れて卒業する卒業生に「卒業アルバム」たるものが渡されたそうです。この卒業アルバムの購入価格は約2万円。購入希望者のみに渡されていた卒業アルバムは、アルバム委員会という団体が写真や構成を担当して、1984年~1996年のアルバムは確認されました。
 各学科卒業生の個人写真をはじめ、授業風景、キャンパスライフ、芸大周辺の写真やゼミの集合写真に想い出写真など、当時の芸大生の様子が記録されています。言わば小中高校時代の卒業アルバムの芸大バージョンです。

 ただ、芸大全学科の4回生のほとんどの顔写真と名前が掲載されていることを考えると、小中高のアルバムとはクオリティが違います!!
気になるアルバムの内容については…後日お伝えします!! このアルバムを見ていると、やっぱり芸大生って楽しそうだな~と感じます。また、当時のアルバム委員会の方々がどれほど忙しく活動されていたかがわかります。ワタシもブログ取材をしっかりしなければ…と痛感させられました。
 ちなみに、現在ではアルバム委員会はなく、各学科単位で学生たちが卒業アルバムを制作しています。当時、芸大生として通っていた卒業生の方々にとっては、「こんな時代もあったな~」としみじみ感じる、非常に懐かしい想い出の品ではないでしょうか?
 
 実は、このアルバムの写真の中に、驚くべき当時の芸大の姿が掲載されていました!!また今後『芸大レジェンド』でお伝えしようと思いますので、お楽しみに!!


2009年11月10日

視線、その先にあるもの。

               

神尾康孝写真展「-交差する、視線-」より 図書館3階閲覧室にて開催中

  闇の中に写し出されたトンネル。その先はどこへつながっているのだろうか。

闇の中に写し出されたトンネルは、どこに繋がっているのか? 写真作家、神尾康孝さん(本学大学院博士課程(後期) 芸術制作デザイン(写真)領域在学中)の作品「Wormholes」を目にすると、観客は知的に抑制されたモノクロームの世界に吸い込まれてしまう。作品の根底に作家の深い思索があるためだろうか。
 
 ここでは、どこが入り口で、どこが出口なのかは問題ではない。神尾さんの目(ファインダー)を通して写し込まれたトンネルは、私たちがトンネルにもつイメージを深層から揺るがした。観客は気づく。彼が写真を通して何を表現しようとしているのか。そこにあるものを“見る”ということと、“見える”ということを意識し「撮る」ことで、写真は芸術の領域に昇華し得るということを。図書館の、無機質なコンクリートの壁に架けられた作品群を見れば、彼の企みが成功していることがわかるだろう。

図書館3階閲覧室にて開催中です  彼の透明なレンズは、スパイラルに混在するさまざまな事象を、見えるもの=実像と、見えないもの=虚像(それは作家の意識下にあるものかも知れない)までもかたちにして、私たちにほらね、とばかり、未知の世界を呈示した。

現場のスピード感や空気感が感じられます  長谷川朋也さん

 神尾さんの撮影現場や制作過程に密着して、現場のスピード感や空気感を撮ってくれたのが、本学大学院卒業生の長谷川朋也さん。作品が出来上がるプロセスを連写して撮り、数枚のパネルにした。フィルムのように連なる写真が効果的だ。作家が作品を創る時のテンションと思索の微妙なバランスが伝わってくる。リアルに徹するカメラマンの視線が伺える作品。

3人のクリエイターがシンクロした写真展
近澤優衣さん
  今回、写真展のチラシ及びパネルのデザインを担当したのが近澤優衣さん(本学大学院博士課程(前期) 芸術制作デザイン領域在学中)。

 彼女のデザインによって、展示された作品がよりインスパイアされ、観客の前に立ち上がってくるような印象を与えた。

図書館にいながら芸術に触れられます!!  3人のクリエイターがシンクロし、それぞれのポジションで創り上げたこの写真展。本学図書館(3階)の視聴覚資料閲覧室の壁に展示しています。写真家を志す学生やチラシを見て興味をもった学生たちがじっと見入る姿を目にします。CDやDVDを視聴する傍ら、写真を見る人も。

  以前、このブログで紹介した図書館で身近にアートの時と同様、図書館を利用する人は芸術的な空気にふれながら、創造する時間を過ごすことができます。まだの方はぜひ、日常の慣性から抜け出し、写真の前に立って彼らの視線を感じとってみて下さい。

  Wormholesが過去から未来へと続くパサージュ(交通路)だとしたら、その先にあるものを…。

 「Wormholes」を手がけた写真作家の神尾康孝さんに、作品に向き合う時の様子などをインタビューしてみました。

神尾康孝さん>>Q1.作品の作り込み方を教えて下さい。
   「シンプルかつ丁寧に、を意識しました。撮影から暗室作業まで、暗い中でストイックに…いま思えば、『苦行』です(笑)。」

>>Q2.現場の空気感は?
   「現場のほとんどが山奥です。月明かりが結構明るくて、木々が風でざわざわしています。トンネルよりも、周りの山が怖いです。」

>>Q3.今後のヴィジョン(次回作など)について
   「さて、今後はどうなるんでしょう?(笑)。今はまだ『ゆらゆら』しながら作っています。ただ、シンプルであることと、アナログな写真にはこだわり続けたいと思っています。」