2008年10月7日

キンモクセイを探せ!

この時期、全国的にいいにおいです。キンモクセイのことです。毎年、運動会シーズンになると楽しみなのが街中を包むこの甘?ぃ香り。大学内も今週はじめぐらいからキンモクセイの香りが漂っています。朝から小雨の生憎のお天気ですが、この香りに影響はありません。
キンモクセイ 金木犀
でも、あらためて考えてみると大学のどこにキンモクセイがあるんだろう?ってことで学内を散策してみました。広い大学内をいい香りで包んでしまうのだから、さぞ大きなキンモクセイのはず。いや、小さめの株がたくさん植わっているかもしれない。
キンモクセイ 金木犀 舞台芸術学科
まずは20号館→21号館を抜けグラウンドの方向を目指します。今日のテーマとは無関係ですが、舞台芸術学科の卒業公演のスケジュールの大看板が掲げられています。
キンモクセイ 金木犀 ギンナン 銀杏
途中、お世辞にも“いいにおい”とは言い難い、銀杏エリアを通過。
キンモクセイ 金木犀 彫刻コース 石彫
石彫の実習スペースを右手に総合体育館裏手に辿りつきましたがこのあたりの植栽の中にはキンモクセイはありませんでした。その代わり赤い実をつけたハナミズキを見つけました。春のハナミズキとは全然違う表情です。
キンモクセイ 金木犀 ハナミズキ
ちょうどグラウンドに向かう坂の途中で、植栽の手入れをしている造園会社の方に「キンモクセイどこに植わっているか知りませんか?」と聞いてみました。
キンモクセイ 金木犀 
少し考えて、「7号館の裏の大きなケヤキがあるところ、芝生の生えてるあの。あそこにあるよ。それと11号館の横の、ほら、竹やぶの向かいあたりにも・・・」。流石プロ。
キンモクセイ 金木犀 アベリア ハナツクバネウツギ
途中、10号館の裏も探してみました。キンモクセイではありませんが、ここではアベリアを見つけました。正式にはハナツクバネウツギ【花衝羽根空木】というそうです。淡いピンク色の小さく繊細な花は、見事な細工です。
キンモクセイ 金木犀
7
号館に到着。ありました、ありました。学内で一番でっかいキンモクセイ。7号館と8号館に囲まれたこのスペースに甘い香りが充満しています。ひとまず本日のミッション達成。
キンモクセイ 金木犀
そしてこれぞ「灯台下暗し」。ちょうどマツダ画材の裏手、就職部の資料閲覧室の外側の植栽には2本のキンモクセイがありました。

大学内にはたくさんの木々や草花があり、自然を身近に感じることができます。深まる秋を感じることができるはず。実は今日、もう一箇所キンモクセイが植わっている場所を見つけました。小さな株ですが2本並んでいます。ちょっとわかりにくいところにありますので、私からのクイズにしたいと思います。探してみてください。探すなら「この時期限定」です。是非ご自身の鼻だけを頼りにLets try.

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2008年10月6日

SDレビュー2008 大阪展 開催中!

今年も建築学科ではSDレビュー展、SD Review 2008」が開催中です。鹿島出版会が主催する第27回建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展です。
SDレビュー2008 SD 鹿島 Review
先週102日(木)からスタートして来場者は日に日に増えています。一般の方など学外からの来場も多く、名簿では近畿圏の大学で建築を学ぶ大学生や卒業生などが見受けられました。昨日(日曜日)、累計1000人を越えました。今日の来場者が今のところ一番多いです。
SDレビュー2008 SD 鹿島 Review
建築学科の卒業制作展でも思いますが、建築提案の一つ一つのプレゼンテーションにはたくさんの能力を要することに感心します。建築に対する哲学、グラフィックデザインの要素、模型製作のための器用さ、遊び心、写真のセンス、展示のセンス、などなど手を抜かないこだわりと仕上げが来場者をうならせます。
SDレビュー2008 SD 鹿島 Review
SDレビュー2008 SD 鹿島 Review
制作された模型がやはりどれも見応えがあり、最近は自然物をうまく使って有機的な表情を作り出しているものをよく目にします。私が学生だった頃はパスタを使って建築模型を作った留学生がいてそれだけで感心したものですが、今回の展覧会では「藁束の輪切り」を使って地形の部分を構成している模型もありました。
SDレビュー2008 SD 鹿島 Review
またプロジェクターを使って動画をローテーションさせる方法を取り入れている作品もありました。今後こういったプレゼンテーションが増えるんでしょうねぇ。すべてをパネルで表現するより効率的ですし、図面だけでは表現しきれない魅力的な情報もありますので効果的です。
SDレビュー2008 SD 鹿島 Review
どのプレゼンテーションもカッコイイのですが、何より中身。説得力のある提案は、重みがあります。15作品の中で8月末に既に建築工事が完了しているものが一つあり、その提案は完成しているだけに更に説得力がありました。

その印象に残った作品は「京急高架下文化芸術活動拠点 –黄金スタジオ」という提案です。高架下の環境整備後の用途を町の人々とのワークショップによって考え進められたらプロジェクトで、アートの活動を取り入れ新たな活気や人の流れを作り出そうという提案。ある意味、芸術計画的なコンセプトです。このプレゼンテーションでもプロジェクターが使用されていてリアルな感じが伝わってきます。
SDレビュー2008 SD 鹿島 Review
この企画に注目したのは、建築家集団「みかんぐみ」の曽我部昌史 氏、丸山美紀 氏が関わっているプロジェクトであることも理由のひとつです。
みかんぐみ」の仕事が近くで見れるチャンスなので、建築学科の方はもちろんのこと、環境デザイン学科やデザイン学科、芸術計画学科の在校生にも必ず見ておいていただきたい展覧会です。

SDレビュー2008 <大阪展>
2008
102日(木)→1015日(水)
10:00
17:30(土・日・祝も開催)
会場:大阪芸術大学 建築学科棟(15号館)

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2008年10月4日

グレッグ・ロービックさん 桂三枝会長の弟子に

先週末、いくつかの新聞で取り上げられていたようですが本学・大学院生のグレッグ・ロービックさんが、あの桂三枝さん(上方落語協会長)のところへの入門を許可されました。
およよ!
桂三枝 グレッグ ロービック 上方落語 カナダ人 外国人
9
26日の朝日新聞には見出しに「カナダ人噺家 いらっしゃ?い」とありました。
「いらっしゃ?い」を使われてしまったので、「およよ!」にしてみました。
>asahi.com(2008年9月26

グレッグ・ロービックさんは「日本タレント名鑑」にも載っていて、特技は「アコーディオン漫談」。日本の伝統芸術への強いあこがれが後押しし、来日して9年。漫才だけでなく歌舞伎や能楽などにも強い関心をお持ちで、日本の文化追求の姿勢は日本人以上です。

どうしても落語を学びたい!」と、昨年から大阪芸術大学の大学院に籍を置かれています。学内を着物姿で歩くグレッグさんの姿を見かける方も多いと思います。実は日本語をとても流暢に話されます。大学院では相羽秋夫先生のもと創作落語の研究をされています。

9月27日付けのスポーツ報知大阪版では、
「・・・関係者によると、上方落語の定席・天満天神繁昌亭(大阪・北区)ができた2年前から三枝のもとに出入りし始め、今年8月から本格的な弟子入りを熱望していたという。・・・」
(一部抜粋)
スポーツ報知大阪(2008年9月27

以前までは「カナダ亭 恋文(ラブレター)」や「楽喜亭 三陀」の名前で高座に上がられていましたが、弟子入りを許可された後の名前はまだ決まっていないそうです。どんな名前での初高座になるのか楽しみです。初高座を迎えれば、上方落語界で初めての欧米人噺家さんの誕生となります。デビューしたら学内でもグレッグさんの高座を見てみたいですね。

グレッグ・ロービックさん関連ページ
http://www.anemo.co.jp/art/creator/31.html

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2008年10月3日

シンガポールからの速報!!

2日前、世界大会に出場するためシンガポールへ旅立った大阪芸術大学SIFEチームから報告がありました。
な、な、なんと!大阪芸術大学が世界大会の予選リーグで第3位に輝きました! 
あいにく決勝リーグ進出は逃しましたが、すごい!とにかくすごい!
しかも、SIFE(Students In Free Enterprise)の趣旨(精神)に最もふさわしいプロジェクトであるということが評価され、SPIRIT賞も合わせて受賞したとのことです。 ブラボー!おめでとうございます!
このSIFE WORLD CUPでの様子は、OUA?TVが同行取材しているということなので、今後OUA?TVで放送される予定です。とても楽しみですね。

楽しみ...といえば、

おまたせしました!!産学協同プロジェクトによる連続テレビドラマのオンエアが始まりました。ドラマタイトルは、『ブロードキャストASUKA』
ブロードキャストASUKA
夏の暑い日、学内のいろいろな場所でロケが行なわれ、その撮影風景については、何度かブログでも紹介していました。
産学協同ドラマシリーズとしてスタートして今年で第6作目。今回の演出には、現役の監督やゲスト監督としてグランプリ受賞のOBも加わり、キャストには舞台芸術学科の学生も参加、制作スタップとして映像学科の学生も多くかかわって制作されました。
オンエアに先駆けて華々しく行われた大阪・東京での番組制作発表会のもようは、本学放送局OUA?TVでも紹介されていますが、そのOUA?TVがドラマのストーリーの中にも登場するらしいのです。舞台は大阪芸術大学。放送学科の主人公2人がOUA?TVの懸賞番組制作のため、仲間たちと大学の生き字引といわれるアンティークショップのオーナーとともに大学にまつわる伝説、謎に挑んでいく頭脳青春アドベンチャー物語になっているとのこと。楽しみです!
是非みなさんも見逃さないよう、ちゃんとチェックしてください。
 ■放送日時
 KBS京都     毎週日曜日 22:00?22:30 (10/5?)
 サンテレビ     毎週火曜日 20:54?21:24 (10/7?)
 tvk(テレビ神奈川) 毎週木曜日 21:00?21:30 (10/2?)
 三重テレビ     毎週火曜日 20:30?21:00 (10/14?)
 千葉テレビ     毎週木曜日 19:30?20:00 (10/2?)
 テレビ和歌山    毎週金曜日 22:00?22:30 (10/3?)
 奈良テレビ     毎週月曜日 22:00?22:30 (10/6?)
 岡山放送      毎週土曜日 25:35?26:10 (10/4?)

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2008年10月1日

SIFE WORLD CUP

本日から3日間開催される『SIFE WORLD CUP』に参加するため、大阪芸術大学SIFEチームが昨日シンガポールに向け出発いたしました!

SIFEジャパンのホームページによると
SIFE
Students In Free Enterprise)は、国際的なNPO団体で、大学生の地域密着・社会貢献事業の企画・実施を支援しています。各大学のSIFEチームは市場経済の理解、グローバルに通用するスキルの獲得、起業家精神、個人的財務能力の向上、ビジネス倫理に関するプロジェクトを運営します。企画の多くは、身近な疑問や地域社会への疑問、地球環境への疑問を出発点とし、それを解決するという社会貢献・地域密着要素の濃いものです。

第一線で活躍するビジネスマンの方々が審査員となり、プロジェクトの成果を審査する催しが毎年世界規模で開催されます。今年6月に国内で行われた国別大会で優勝し日本代表チームとなった「スマイルデザイン研究会」から代表として7名の皆さんが世界大会へ出発です!

世界大会開催中は学生と企業の方が交流できる「Job Fare」や、文化交流をはかる「Cultural Fare」が開催され、気軽に様々な国のビジネスマンや学生と交流がはかれるような雰囲気なのだそうです。発表の成功をお祈りすることはもちろんですが、折角の機会ですから良い国際交流の場として満喫してきてくださいね。
帰国は105日予定。大会の様子は後日OUA-TVにて放送予定。

SIFE 日本事務局公式ページ
http://www.sife.jp/index.html

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