2008年7月20日

キャンパス見学会、7月の一日目レポート。

朝、大学に到着し、9時の時点ですでに気温は高く、このままいくとどこまで暑くなるのか心配でした。大阪の本日の最高気温36.2℃。とにかく暑い。そんな中、今年度2回目のキャンパス見学会が行われました。
キャンパス見学会 オープンキャンパス
今回のキャンパス見学会では、個別相談会場に在校生が企画した展示が行われています。まず会場に入って正面のスクリーンには5月のキャンパス見学会に行われたファッションショーの様子を収録した映像を上映しています。見どころは最後に収録されている「特展映像」です。(「特典」の漢字の間違いではありません。)
このファッションショーや企画展示のスタッフのいきいきした表情を音楽に合わせたスライドショーでご覧いただけます。涼しい会場で是非最後までごらんください。この映像は、キャンパス見学会受付で大型モニタでも上映しています。会場では「赤本」の配布しています。

また今年度の「芸T」にも新色が登場です。
オリジナルTシャツ 新色 芸T
人気のあるものは本日中にかなりの数がなくなりましたので、明日の見学会に来られる方はお早めにTシャツの交換場所までお越し下さい。(アンケート用紙と交換です。キャンパス見学会リーフレットの最後にあるアンケートを記入してスタッフにお渡しください。)
在校生写真付コメント 
そして、Tシャツの交換場所の脇には、在校生の写真付生コメントの展示も行われています。学科の魅力や大学の魅力などを一言で語っていただいています。是非こちらもじっくりご覧になってください。個別相談会場は、芸坂を上がって右手にあり芸術情報センターの1F・展示ホールです。ちなみに今回アートホールではファッションショーではなく雅楽の演奏を行っています(1150から1230)。

今日は、工芸学科、舞台芸術学科、美術学科、キャラクター造形学科、音楽学科を駆け足で見てきました。まず、ガラス工芸コース。
ガラス工芸 吹きガラス体験実習
外がこれだけ暑いのでガラス工芸工房の中は灼熱だろうと覚悟して突入しました。中では吹きガラスの体験が行われていました。暑いのは暑いんですが、外との温度差をあまり感じませんでした。ちょっとの時間しかいなかったのでそう感じたのかもしれません。スタッフの方々ホントにご苦労様です。

次は芸術劇場へ。
キャンパスを端から端までっ感じで、なんとか到着。ちょうどコーラスラインの上演中でした。
コーラスライン 舞台芸術 ミュージカル
コーラスライン 舞台芸術 ミュージカル
1階席は立ち見が出るほどの来場者があり、とても賑わっていました。観客の方々はほとんどが惹きつけられるように舞台をじっと見つめて、幕が下りるときは大きな拍手で舞台が包まれました。こちらも毎回とても人気のある企画なので、舞台に近い席でご覧になられたい場合はお早めに。

美術学科では実習室が解放されており、普段制作の現場となっている21号館は実習制作の作品がたくさん展示されています。また、入試対策講座として人物画着彩の指導も行われていました。
美術学科 受験対策 人物画着彩
次は19号館に移動。3階ではキャラクター造形学科のアニメーション制作体験の教室ではクレイアニメーションの制作が行われていました。2階では藍染の体験実習が行われており、染めたてのハンカチがたくさん干されていました。
藍染体験 工芸学科 テキスタイル・染織コース
その隣の17号館では、作品の展示のほかオリジナルTシャツ制作する教室もありました。ちょうど出来上がる時の様子を撮影させてもらいました。
Tシャツ制作体験 工芸学科 テキスタイル・染織コース
最後に15時からスタートしたポピュラー音楽コースのコンサートを見るため14号館ホールへ。こちらもたくさんの人でほぼ満席でした。とても声量のある女性ヴォーカルのバンドの演奏から始まり、MCをはさんで次にアコースティックギターのソロの弾き歌い。会場には短い時間しかいられませんでしたが、どちらの演奏も完成度が高く、とにかくカッコ良かったです(よい写真が撮れず申し訳ない)。
ポピュラー音楽 コンサートの様子 14号館  
ということで、7月のキャンパス見学会のレポートでした。
明日も日中35℃を超える予報が出ています。明日お越しになられる方々も熱中症対策をしっかりお願い致します。

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2008年7月19日

みなさんは“アクースモニウム”をご存知ですか??

7月18日()12:30?14:50、芸術情報センター地下2階にある実験ドームにて電子音響音楽コンサート ACOUSMANIA-2008?響味津々’08in O.U.A.実験ドーム?が開かれました。
ACOUSMANIA アクースモニウム
当日配布されたプログラムによると、
アクースモニウムとは、スピーカーのために作られた電子音響音楽(テープ音楽、ミュージック・コンクレート/アクースマティック、電子音楽、コンピュータ音楽など)をコンサートで発表するための多次元立体音響装置である。コンサート空間に自由に配置された複数(通常は16個以上)のスピーカーを、ミキサー上のフェーダーを操作する事によって、様々な音響空間が自由に表現できる(今回は30個のスピーカーと2台のミキサーを使用)。」
ということです。
ACOUSMANIA  アクースモニウム

なるほど、実験ドーム内には様々なスピーカーが点在していて、まるでスピーカー展示会のようです。
ACOUSMANIA アクースモニウム
天井から吊るされた球体、てんとう虫のような形のもの(本当はカメだったそうですが)、小さい箱のようなものなど、デザイン性にも富んだスピーカー達があふれていて、見ているだけでも楽しいです。
ACOUSMANIA  アクースモニウム
プログラムに目を通すと、「作曲者・演奏者」が記されているのですが、完成した作品をスピーカーで流す際に「演奏する」という表現をされていることがとても衝撃的でした。「完成したからあとは流すだけ」というわけではないのですね。失礼いたしました。
ACOUSMANIA  アクースモニウム
今回は音楽学科生だけでなく、大学院生、先生、同志社女子大学の音楽学科生の作品が発表されるようです。

ACOUSMANIA アクースモニウム
いよいよコンサートが始まり、初めて電子音響音楽なるものに触れました。

「音で絵を描いているみたい!!!」
そう感じたコンサートは初めてでした。

クラシック音楽や、テレビの歌番組で流れているタイプの音楽とは全く違います。人によっては雑音と思える音であったり、話し声であったり一般的には音楽とは無縁に思える「音」が組み合わされ、まとめあげられ、曲になっていました。
たとえば、話し声を「赤」、足音を「青」、鳥のさえずりを「黄」、洗濯機の音を「緑」などと捉えてキャンバスに描いた感じ。私はそんな気がしました。そして、その作品を、楽器を操るように機械を操作して演奏するのです。

曲によっては心地よいとは思えないものや、目をつぶって映画を観ているようにストーリー性があってわかりやすいものもありましたが、コンサート全体を通して私が感じたのは「音楽がもつメッセージ性の強烈さ」でした。

絵や映像などの視覚的なものとは違って、音は身体に直接響いてくるので逃れられないのです。目を背けるように耳をふさいだとしても、身体に直接訴えかけてくるのです。「好き」「嫌い」で片付けることはできなくて、どの曲も無視できなくて、コンサート終了後も未だ私に何かを訴え続けています。

きっとこれがアクースモニウムの力です。
とても不思議な世界です。
機会があれば是非、あなたもアクースモニウムを体験してみてください。

投稿者: みか (大学院・演奏 2年)

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2008年7月18日

9項目中9個

本日も大学では様々なイベントが行われていました。
まず、午前中は就職部が主催する業界研究セミナー。本日はアニメーション業界研究セミナー。本日は株式会社スタジオ・ジブリの制作業務部の荒井様にお越しいただき「アニメーション業界の仕事と求められる人材像」と題してご講演いただきました。午前中のセミナーにも関わらずたくさんの参加者があり、公演終了後も多数の質問が寄せられていました。

その業界研究セミナーの隣の実験ドームでは、電子音響音楽コンサート「ACOUSMANIA-2008 響味津々08 in O.U.A.実験ドーム」が1230からスタートしました。“アクースモニウム”という様々な音響空間を自由に表現できる多次元立体音響装置を使ったコンサートです。この様子は明日のブログでご紹介する予定です。

午後からは、デザイン学科主催の特別講義が2つ行われました。
一つ目は本学客員教授の越田英喜先生の講義で「デザイナー達のユニオン活動」と題して行われました。続いては、首都大学東京・システムデザイン学部の工藤強勝教授の特別講義でした。実は現在、総合体育館2階ロビーでは『日本タイポグラフィ年鑑 2008展』が開催されており、工藤先生の特別講義もこの展覧会の連動企画として催されました。
日本タイポグラフィ年鑑2008展
工藤先生は雑誌「SD」「日経アート」「別冊太陽」のほか、書籍の造本装丁、展覧会のポスター・図録などを中心に多くのお仕事を手掛けておられるグラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナーです。
工藤強勝 特別講演 日本タイポグラフィ年鑑2008展
「グラフィックデザインのメソッドとコンセプシオン」と題された講義のはじめに、「こういう講演会にデザイナーが呼ばれて話すことって、その時はワーッて感心するけど後になって『やっぱりあんなことはあのデザイナーにしかできない』って思って参考にならないってことがあると思うので、私の講義はそうならないように、皆さんにもすぐ始められるような内容で参考になる話にしたい」とおっしゃっていたのが、先生のお人柄が窺えるようで印象的でした。先生のその方針を達成するために「はじめにカタイお話をしますので」と断られてから講義はスタートしました。
工藤強勝 特別講義
先生がこれまでに手掛けられてきた造本装丁デザインのビジュアルを見ながら、それぞれのデザインコンセプトやタイポグラフィの考え方について細かく丁寧にお話してくださいました。昔、先生のところにお仕事の依頼があるときは大概「できるだけお金をかけずに」という条件が入っていたそうです。紙の種類を工夫することで1色とは思えない仕上がりの装丁などが紹介され、数々のデザイン的工夫によってその「お金をかけれない」オーダーに応えてきたお話が勉強になりました。また特殊な書体を用いずに視覚的な情報伝達をいかに効果的に行うか、そんな話もありこれぞデザイナーの腕の見せ所なんだと感じました。
工藤強勝 特別講演 日本タイポグラフィ協会 日本タイポグラフィ年鑑2008展
先生は本日の講義の中の「カタイ話」の中で2つの内容を話されました。そのうちの一つ、「グラフィックデザイナーを目指す上で大切な7つの要素〔ファクター〕」についてのお話が興味深かったのでご紹介させていただきます。
   (1).
モチベーション・・・・・・動機
   (2).
コンセントレーション・・・・・・集中力
   (3).
リーアライゼーション・・・・・・自覚
   (4).
プレゼンテーション・・・・・・発表・説明・紹介
   (5).
ディレクション・・・・・・監督・指導・方針
   (6).
マネージメント・・・・・・管理・経営・運営
   (7).
プロデュース・・・・・・生産する・演出する

                    
(工藤先生のスライドより転用)
グラフィックデザイナーの中でこの7項目を完璧に持ち合わせている方はそうはいないそうで、現在活躍されているデザイナーの方々はこのうち3つぐらいを強烈に持っている方が多いのだそうです。また芸術系学部でデザインを学ぶひとは(1).(2).(3).については既に持っている、そして(4).から(7).についてはもともと少しDNAに組みこまれて持っているような人もいるけれどこれから訓練を積んで身につけていく要素だと話されていました。

ということは、デザイナーを育てる大学がすべきことに少なくともこの4つが欠かせないわけです。「産学連携」の取り組みが最も盛んに行われているデザイン学科では、その活動の中でちゃんとこれらの柱が学びの軸になっています。
また大学としては「ものの考え方の幅の広さ」が身につくと思います。大阪芸術大学で学んでデザイナーを目指す方々には(8)番目に「幅広い考え方」を加えるとともに、(9)番目に「打たれ強さ」も追加しておきましょう。9項目中9個も夢ではありません。
さぁ、今日も課題だー!ガンバレー!

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2008年7月17日

ART OSAKA 2008に注目!

みなさん、大阪でアートフェアが開催されることはご存知でしょうか?
先日オープンした本学のほたるまちキャンバスの近くにある堂島ホテルで、現代アート専門のアートフェアが725日(金)より3日間開催されます。いよいよ来週です。
ART OSAKA 2008 堂島ホテル
■ 開催概要
名称:ART OSAKA 2008
    URL:http://www.artosaka.jp/
会期: 2008725日(金)?27日(日)12:00-19:00
    *725()21:00迄(入場は終了30分前迄)
会場:堂島ホテル8階・9階・10階・11階 客室47部屋
    大阪市北区堂島浜2-1-31 
    URL:http://www.dojima-hotel.com
    JR北新地駅、地下鉄西梅田駅より徒歩3
    JR大阪駅、各線梅田駅より徒歩8
入場料: 1,000円(会期中有効)

この「ART OSAKA 2008」は、もともと2002年から天保山の海岸通ギャラリーCASOを会場に開催されていた「ART in CASO」がルーツとなっていて、昨年より会場を堂島ホテルに移して開催しています。今回は関西を中心に東京、名古屋のギャラリーから韓国、台湾のギャラリーも参加して、計47のギャラリーが一堂に集結する大規模なアートフェアです。これらのギャラリーがホテルの客室を展示ブースに見立て、通常とは違う展示方法で取扱の作家を紹介し作品の販売をするという企画です。
実はこのイベント中で作家として活動している本学の卒業生が多く参加しています。大阪芸術大学だけでなく、短期大学部、大阪美術専門学校卒業生を含めると現在把握しているだけで13名の作家がこのアートフェアに出品します。近年の美術界は現代アートに多大な注目が寄せられています。従来の洋画、彫刻といった既存の枠組みに捉われない作家、作品が続々と登場し、新しいアートの形を模索する動きは海外だけでなく日本でも高まりを見せています。昔は「作家は死んでからでないと認められない」とも言われてきましたが、最近は20代、30代で国内はもとより世界でも認められる作家が、この現代アートの分野では増えてきています。

このアートフェアに参加する作家の方々は、そうした可能性を秘めている作家としてギャラリーにプロモーションされています。そしてこの場での作品の販売によって、作家とギャラリーの評価がなされる厳しい現場でもあります。

卒業生がどのように活動しているのを見るだけでなく、今の美術界の流れがよくわかるイベントでもあります。関西でこれだけ多くのギャラリーが集まることはこのアートフェアしかありませんので、 入場料はかかりますがアートの最前線を実際に目にすることのできる絶好のチャンスです。なかなか学内だけでは知ることのできないアートの現場を、是非この機会にしっかりと学びとってください。

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2008年7月16日

大阪芸術大学+カリフォルニア美術大学写真・版画交流展

大阪芸術大学は、海外の大学や芸術家団体と共同で展示会や各種コンクールを開催し、学生さんの創造の成果を国際的な場でアピールするとともに、海外の作品に学ぶ機会を提供しています。カリフォルニア美術大学とは、1972年に姉妹校協定を締結し、留学生交流などの連携活動を行ってきました。
本年2月、カリフォルニア美術大学(CCA)での開催に引き続き、第6回大阪芸術大学+カリフォルニア美術大学写真・版画交流展が大阪芸術大学体育館ギャラリーにて開催されました。
大阪芸術大学、カリフォルニア美術大学交流展 
開催初日の7月15日、ギャラリー前で、オープニングセレモニーが行われました。
大阪芸術大学、カリフォルニア美術大学交流展テープカット 
大阪芸術大学+カリフォルニア美術大学写真・版画交流展
カリフォルニア美術大学から版画科准教授のGreg piatt氏(写真左)と
同大学学部事務副部長のMark Takiguchi氏(写真右)がお見えになられました。

大阪芸術大学、カリフォルニア美術大学交流展作品
大阪芸術大学、カリフォルニア美術大学交流展作品2 
大阪芸術大学からは27名(27作品)、
カリフォルニア美術大学から23名(29作品)の出品がありました。 
日本とアメリカ、文化や価値観の違い、そして言葉の壁を越えて、
お互いの持つ感受性が芸術という世界で結びついています。
よく、芸術は世界共通語であるといわれますが、まさにそうであると確信できました。
  
交流展は、7月21日(月)まで大阪芸術大学体育館ギャラリーで開催されています。
11:00?17:00(最終日は、16:00まで)
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