2017年4月20日

今年の舞台芸術学科特別公演は…

今年も、舞台芸術学科の特別公演が開催されます!!
今回の演目は、シェイクスピアが描いた悲劇「ハムレット」。
デンマーク王子ハムレットが、父を殺し母を奪い王位を簒奪(さんだつ)した叔父を討ち、復習を果たす物語。
1600年から1602年頃に書かれたと推定されており、シェイクスピアの戯曲の中で最も長い作品です。

昨年に引き続き、舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が演出を担当!!
オーディションで選ばれた、演技演出コースとミュージカルコースの3年生がキャストとして出演します。

 
(オーディションの様子)

また、今回からは、舞台美術コース、舞台照明コース、舞台音響効果コースの学生も、スタッフとして参加することになりました!

一昨日18日(火)の放課後、キャストとスタッフが集まって、顔寄せ(顔合わせ)が行われました。

 

それぞれ全員が挨拶した後は、演出助手、舞台監督部、制作部、美術、音響、照明、小道具と、役割ごとに「部」に分かれてミーティング。
これには、キャストの学生たちも参加します。

 

「キャストも裏方の仕事をするんですか?」と質問すると、
「もちろん専門的なことは担当スタッフに任せる部分もありますが、舞台の流れを知るために、キャストもどこかの部に所属して学んでもらうんです」とのこと。

 

さて、今年はどんな舞台になるのか!?
気になる稽古現場にも、また伺いたいと思います~!!

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年4月19日

ACジャパン広告学生賞で、大阪芸大初のグランプリ!!

新年度がスタートして2週間以上経ちますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
新入生のみなさんは、まだ授業も始まったばかりで不安なこともたくさんあると思いますが、少しずつ大阪芸大の雰囲気に慣れていってくださいね!
そして、この春大阪芸大から羽ばたいていった卒業生のみなさんは、どうしているでしょうか。
社会に出るとさまざまな困難や試練も待ち受けていることかと思いますが…無理せず、各々のペースで歩んでいってくださいね。

さて、今日のブログは、放送学科の快挙についてご紹介します!!

みなさん、「ACジャパン広告学生賞」ってご存知ですか?
若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、「公」への意識を育むことを目的に、2005年に設立されたコンペティションです。
「CM学生賞」の名称で「テレビCM部門」からスタートし、第13回の開催となった昨年度、「新聞広告部門」の新設を機に「広告学生賞」へと名称変更しました。
大阪芸術大学放送学科の学生たちも、毎年参加しており、BS賞(準グランプリ)をはじめ、これまでにもさまざまな賞を受賞してきましたが…

今回、ついに大阪芸術大学初のグランプリを受賞しました!!!

タイトル:「3809円」 テーマ:親への感謝
<制作意図>
大学の授業料は1コマ約3809円。
その授業料は親が子どものために一生懸命働いてくれているからこそ支払うことができる。
しかし、その事実を知らず私たち大学生は簡単に授業をサボってしまう。
それは親への裏切り行為だ。
私たち学生は親に感謝して、授業を真剣に受けるべきである。


学生の授業時間と授業料、親の労働時間とその報酬の金額を比較することによって、授業の価値をわかりやすく表現した作品。
シンプルさが上手くメッセージを伝えています。


この作品を制作したのは、この春放送学科を卒業した井浦琢朗さん率いる制作チーム。
井浦さんは、メインの制作コースの授業に加えて、広告コースの実習も選択。
これまで、高校野球中継で流れる大阪芸術大学のワイプCMを制作したり、プロ野球の公式戦での実況アナウンスをしたりと、さまざまなことにチャレンジしてきました!
そんな井浦さんが、大阪芸大の学生たちがずっと夢見てきたグランプリを、ついに手にしました。

井浦さんにインタビューしました★

学外のコンクールで賞を獲ることは僕の在学中の目標の1つだったので、卒業寸前でその目標を達成することができて本当に嬉しかったです。
このACジャパン広告学生賞でのグランプリは大阪芸術大学史上初であり、昨年の4月に亡くなった元放送学科長の岩崎富士男先生が1番欲しがっていた賞でもあったので、その賞を僕が受賞することができたという達成感は格別でした。
ですが僕はあくまで代表者であり、企画をする側だったので1人では撮影すらもできませんでした。
そんな僕に技術として協力してくれたスタッフの同級生と後輩、そして作品をよりよくするためにアドバイスをくださった教授陣には感謝の気持ちでいっぱいです。
4月からは希望していたテレビ番組の制作会社で働きます。
正直社会人になると学生時代の経験や受賞暦など、ほんのささやかな支えだと思っています。
1からではなく、0からスタートするくらいの気持ちで働きたいと思っています。
たくさん辛いこともあると思いますが、その時は大阪芸術大学で過ごした楽しかった日々を思いだしながら乗り越えていきたいです。

井浦さんはじめ、制作スタッフのみなさん、本当におめでとうございます!!!

作品は、今年7月よりBS9局でオンエアされます。
ぜひチェックしてみてくださいね♪

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年4月18日

オオノ介展 (F03) ―粒と引力の公園― ギャラリー風 4/3-15

画面は縦横を規定にしてあり、そこに重要な意味を持つ。具象形態や三次元世界と類推される空間は、重力の約束事を帯びる。オオノ介氏の作品の構図は、円状あるいは渦巻きの形状がキャンバスの内をしめる。この円の特性を規定にした空間は、オオノ介氏が創造する世界には欠かせないものとなる。

 

色彩は三原色の巧みな配置を使いながら決して重く沈みこまないようにしている。またパステル調の色彩にも作品の世界観が表れる。画面に飛び交う様々な形態。人や動物の様なもの、あるいは妖怪や幽霊のようなものが画面全体を覆いつくすようにある。画面構成上「地と図の関係」と「入れ子構造」を意図的に操作させることで、画面に知覚のゆがみを作り出している。

 

イメージの制作の方法は複数ある。まんがアニメ風に見えるが、絵の具のしぶきを利用しそこに目や口を描きこんだイメージから、輪郭線の強調のイラストや劇画調のイメージまで多様な人型が絡み合っている。この絡み合い方は単一の生命体の否定、生命の数珠つなぎ的思考の描写である。

 

淡い色彩を背景にそれに溶け込もうとする色彩や背景に区切りをつけようとする色彩その連鎖が画面に奇妙な距離感を生み独自な空間を生み出す。

子供の目から見えたであろう世界を絵画化したのであろうか。作品は魑魅魍魎に埋め尽くされた慈愛の絵画となっている。

 

FESTART OSAKA 2017 参加

 

報告 教養課程講師 加藤隆明 

 


2017年4月17日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

学生のみなさん、教科書はもう購入しましたか?
現在、芸術劇場エントランス左側教科書販売を行っています。
販売期間は、今月21日(金)まで。
期間終了後は、学内の書店「丸善キャンパスショップ大阪芸術大学店」でも教科書を取り扱っていますが、取り寄せになる可能性があります。
今のうちにそろえておきましょう!
 

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、先週に引き続き文芸学科卒業生でデイリースポーツ社長の改発博明さんです!

 

今回は、デイリースポーツに入社された後についてお話いただきます!
改発さんは、入社して最初の1年は内勤で、そのあと数年間は高校野球やラグビー、ボクシングなど一般スポーツの取材を経験。
若手記者時代には、不思議なご縁があったそうですが、どんなことがあったのでしょうか?
また、阪神タイガースの記者「トラ番記者」のお話もたくさん伺います!!

「大阪芸大スカイキャンパス」
4月17日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年4月14日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

4月も半分が過ぎました。
大阪芸大の桜も少しずつ散り始めています。
学生のみなさんは、履修登録は済みましたか?
学外とスカイキャンパスでの本登録は、本日・14日(金)まで
学内のインターネットルームでは、明日・15日(土)までの登録になっています!!
※教務課ガイダンスで配布された資料をチェックしてください!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、3月にスカイキャンパスで行われた合同企業説明会の模様からお伝えします!
この説明会は、2017年度に卒業予定となる芸大グループ各校の学生を対象に行ったものです。
デザイン関係やメディア関係といったさまざまな業界から企業が参加し、約400名の学生が会場を訪れました。
説明を熱心に聞く学生たちの姿、ぜひご覧ください!

 

続いて、第55回大阪国際フェスティバル2017」の広告デザインを本学の学生が手がけた話題をご紹介します!
大阪国際フェスティバルとは、大阪・中之島にあるフェスティバルホールを舞台とした音楽祭。
その公演の一つであるバーンスタイン作曲の「ミサ」の広告デザインのプレゼンテーションに、デザイン学科の学生7名が挑戦しました!
果たして結果は…!?

 

3つ目のニュースは、大阪芸術大学オペラ公演「魔笛」の模様をお送りします♪
「魔笛」とは、モーツァルトが生涯の最後に完成させたオペラです。
演出は舞台芸術学科長の浜畑賢吉先生が担当。
演奏学科客員教授 牧村邦彦先生・指揮、大阪芸術大学管弦楽団の演奏で上演されました。

 

最後に、3月に行われた大阪芸術大学グループ各校の卒業式の模様をお届けします★
卒業生のみなさんも、ぜひご覧ください!!

 

「大阪芸大テレビ」は奈良テレビ放送、テレビ和歌山、サンテレビジョンで放送中!
みなさんぜひご覧ください!!

<<オンエア情報>>
4月15日(土)
奈良テレビ放送 18:15から
テレビ和歌山 22:30から
4月16日(日)
サンテレビジョン 22:30から