2010年2月5日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

  

JAZZ&POPSに出演した学生たちがゲストです!!

 1月からスタートした『大阪芸大テレビ』。視聴者の皆さんから毎回たくさんのお便りを頂き、本当にありがとうございます!深夜の放送ではありますが多くの方々に観て頂いており、OUA-TVスタッフ一同はさらにこの番組を盛り上げていこうと撮影・編集にと大忙しです!!

楽しいお話ばかりなので、ワタシも編集作業が大変でした!!
 さて、先日『大阪芸大テレビ』のコーナー『キラリ☆芸大生』の収録を行いました。大阪芸術大学グループで活躍する学生たちを紹介するこのコーナーには、日々アートを学ぶ未来のアーティストに授業の様子や将来の目標などをお聞きしています。
 このコーナーのインタビュアーを務めるのは加藤万梨子さん(放送学科3年)。そして、今回ゲストにお招きしたのは、昨年11月の「JAZZ&POPS」に出演した白玖欣巳さん、村中孝義さん(音楽学科ポピュラー音楽コース4年)のお二人です!!

「誰も」という曲は、是非とも皆さんに聞いて頂きたい一曲です!!
 撮影していて、いつも『芸大生はカメラ慣れしているなぁ~』とつくづく思います。『わっ、カメラだ!!』というようなこともなく、カメラを向けられても物怖じせずにしっかりと自分の言葉で伝える姿は、さすがにアーティストだなと思います。

 さて、気になるインタビューの内容はというと…、もちろん放送前なので教えることはできません!!が、トークはすごく盛り上がって、笑いの絶えない撮影となりました!!

OUA-TV NEWSで放送したJAZZ&POPS2009の模様はこちら!!

この模様の放送日は・・・
奈良テレビ :2月6日(土)22:30~22:45   テレビ和歌山:2月6日(土)23:40~23:55
千葉テレビ :2月6日(土)24:15~24:30   京都放送   :2月7日(日)25:00~25:15
サンテレビ :2月9日(火)26:10~26:25   びわ湖放送  :2月11日(木)25:20~25:35


2010年2月2日

短大伊丹キャンパスに撮影に行きました!!

   

舞台の様々な要素の詰まった卒業公演!!

 2月27日(土)に川西市みつなかホールで上演される短期大学部広報学科 演劇・演技演出コースの卒業公演「真夏の夜のアリス」を大阪芸大テレビで紹介するために、卒業公演の練習風景の撮影に広報学科のある伊丹キャンパスへ行ってきました!!

小野寺昭先生の指導にも熱が入ります!!

 広報学科には、ラジオパーソナリティーとして活躍されている川村龍一先生や、朝の連続テレビ小説にも出演されていた女優の三林京子先生、俳優の小野寺昭先生など、映画やテレビ、舞台の第一線で活躍されている先生方の指導により、2年間という短い期間ながらしっかりとした技術を習得できるカリキュラムになっています。

卒業公演の成功を期待しています!!

 来年度から広報学科は「メディア・芸術学科」と改称。メディアコースと舞台芸術コースの2コースで構成され、より実践的に学ぶことができるようになります。

詳しくは大阪芸術大学短期大学部ホームページをご覧下さい!!

稽古頑張ってくださいね!!

 短大の紹介はここまでにして、PR映像の撮影とはというと本番に向けて学生たちは真剣な表情で練習に取り組んでいました。時折、先生からの演技指導なども入る中、立ち位置や動きの確認などが行われていました。物語は、現代の若者たちと森の精霊たちが繰り広げる愛と青春のファンタジー。歌やダンス、日舞や立ち回りなどが各所に盛り込まれ、現代劇と時代劇が組み合わされた舞台です。

 稽古の最後には「ダメ出し]と呼ばれる修正点の指導も行われていました。本番まであと3週間。どんな舞台になるのか楽しみです!
 この模様は近日、大阪芸大テレビにて放送予定です!!皆さん是非ご覧下さいね!!


2010年2月1日

百聞は一見に如かず?一見は百聞に如かず?

        

芸大生だけでなく美専生も参加しました!!

 1月22日・金曜日、芸術情報センター地下1階AVホールで古典的写真手法研究者で詩人のテリー・キング氏による「古典的写真手法の現在」と題した講演会が開催されました。会場には大阪芸術大学写真学科の学生だけでなく、大阪美術専門学校の学生らも参加しました。

「芸大は世界のどの大学よりも素晴らしい環境だ」とキング氏。
 キング氏は1938年イギリス生まれ。外務省勤務時代から古典的写真技法に興味を抱き、退職後に本格的に古典的技法の研究に打ち込み、独自のプリント手法を開拓されました。ヨーロッパやアメリカでは毎年のように個展や講演会を開くものの、日本訪問は今回が初めて。昨年12月には詩集も出版し、現在では写真制作以外にも、講演会やワークショップ、著作活動など忙しい日々を送られています。

その丁寧な解説に学生たちもメモを走らせていました!!
 今回の講演では、キング氏が古典的写真手法で制作した写真を見せながら、そのプロセスや撮影秘話など一つ一つ丁寧に説明して頂きました。説明はもちろん英語!!写真学科の里博文先生が通訳する言葉を、学生たちは聞き落とさないようにメモを取りながら聞いていました。
 講演後のワークショップでは、日本で体験する機会の少ない「ブロムオイル手法」「金調色サイアノプリント」などの古典的写真手法を具体的に説明し、キング氏自ら実演もして頂きました。

ワークショップでは学生も手解きを受けながら指導を受けました!!

 古典的写真手法の一つ、「サイアノタイププリント」とは1842年にイギリスの科学者・天文学者であったジョン・ハーシェルによって発明された古典的な印画方法で、第二鉄塩が紫外線によって第一鉄塩に変化する性質を利用して簡単な工程で印画できることから普及。写真を紙や布、ガラスや木片などに焼き付けることができ、青色を基調とした微妙な色合いやセピア調の変化をもたらす手法だそうです。

学生たちからは矢継ぎ早に質問が飛び交いました!!

 ワークショップでは太陽光の代わりに照明の光を利用して、サイアノタイププリントをキング氏が自ら実践。写真が見る見るうちに青色に変わっていくその様子に、受講者の学生たちも興味津々。 
 最近ではデジタル写真が普及しつつあるものの、写真学科ではこうした職人技ともいえる古典的写真手法を実践する学生が多いようです。

若い写真家たちは古典的写真技法に興味を抱いたのでしょうか…?

 写真学科の学生に何度かブログ取材をしたことがありますが、皆さんデジタルカメラとは別にアナログカメラ(フィルム)を持っていて、主にそちらを使うことの方が多いそうです。
 どうしてアナログカメラを使うのか?と聞くと、「一瞬を逃さずに、フィルムの限られた枚数しか撮れないという状況の中で撮影することが楽しい」と話してくれました。

 こうした手法を用いることで、想像していたものとはまた違った作品を作ることができます。ワタシも小学生の頃、図工の時間に先生から『芸術に失敗はない!!』とよく聞かされたその言葉の意味が、ようやくわかったような気がします。

 この模様は2月10日更新の美専ブログでも紹介しています!!
 詳しくはこちら → 美専ブログ 
 また違った視点で見た内容となっています!!