2009年5月1日

コムニカビリタ 営業中!

「いつもお世話になっております・・・」。そんな挨拶の中にもどこか初々しさが感じられる社会人1年生。今春卒業され、社会人の仲間入りをされたみなさま、忙しかった4月を乗り切っていかがお過ごしでしょうか?
最近、人伝えに聞いた卒業生の様子の中には「体は疲れているみたいだったが、目がイキイキしていましたよ」。社会に出て刺激を受けまくってるって感じがして、なんだかうれしくなりました。応援したくなりますよねー!社会で揉まれて大きく成長していってほしいなと思います。そして打たれ強く、逞しく、世間と渡りあっていくことを期待しています。

さて、社会で揉まれているのは何も卒業生だけではありません。在校生だって頑張っているのです。423日のオープンから1週間経ったコムニカビリタ・第2弾の店舗の様子を見てきました。
コムニカビリタ あべのHOOP 営業中
在校生の作品を厳選し、セレクトショップの感覚で取り揃えHOOPでお店を出しちゃうという企画。若手クリエイターズショップとして如何に運営していくか?お遊びではなく、在校生自身がビジネスとして取り組む2週間の期間限定ショップ。
コムニカビリタ あべのHOOP 営業中
昨年は1階のオープンデッキで特設の店舗を構え、道行く人の目にも触れやすかったですが第2弾となる今回は建物の5階、エスカレーターを上がってすぐ右手にある特設会場での店開きです。
コムニカビリタ あべのHOOP 営業中
“宝石ではない輝き”とキャッチコピーがつけられた「Ice ring」、“世の中の女性を守る”がコンセプトの「Sexual etiquette」をはじめとして、アクセサリーに中には既に完売してるものがあったり、絞められたネクタイの形をした“正装できるネックレス”「Tie」など店頭に並べられたものが最後の商品もありました。
コムニカビリタ あべのHOOP 営業中
やはり女性が多く訪れる「HOOP」というファッションビルを意識して、アクセサリー類の品揃えが多いのですが、それ以外にも他のどんなお店でも買うことができないオリジナルの生活雑貨が店頭にディスプレイされていました。細かな工夫が施されているものが多く品物の「こだわり感」をうかがうことができます。
コムニカビリタ あべのHOOP 営業中
取材中、売れていった商品には、ネックレストップを部屋でも楽しもうというコンセプトの「Charm 凸」という商品がありました。アクセサリーの収納ケースなのですが、透明アクリルで作られた箱の内側に鏡を設け、アクセサリーをインテリアの一部として捉えようとするものもありました。
なぜ「凸」なのか聞いてみると、ケースを複数重ねられるように工夫されていてその形状が「凸」なんだそうです。実物は確かにそうでした。なるほど。
コムニカビリタ あべのHOOP 営業中
期間中、作家自らが交代でレジの担当もするそうです。自分の作品が売れていく時の喜びや、なかなか売れない寂しさや反省をライブで感じながら過ごすのだそうです。「ただ作りたいものを作っていればいい」、じゃなくて売れる作品を作るという経験は大切です。もちろん成功も失敗も含めて「学び」として捉えていいのですが、HOOPも慈善事業ではありませんので失敗は許されません。その「テンパッタ感覚」が人を成長させるのでしょう。「大金星」という本にそんなことが書いてありました。まったくその通りだと思います。
コムニカビリタ あべのHOOP 営業中
ゴールデンウィークに天王寺にお出かけの際は、彼らの修行の場に足をお運びください。そして心をくすぐる商品があれば是非お買い上げくださいませ。

●コムニカビリタvol,2 若手クリエイターズショップ
 423日(木)→56日(水)
 あべのHOOP 5階特設会場
 11002100(最終日は1700まで)
 http://comunica.web.fc2.com/

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