2009年1月9日

UTADAMA

本日14号館ホールにて、冬の寒さを吹っ飛ばすホットなコンサート「第二回UTADAMAコンサート」が開かれました。
UTADAMA もず唱平 久ぼたなお子 QU-E
UTADAMAは芸術計画学科のもず唱平先生が受け持つ「言語意味研究」の授業の一環です。この授業は学生が自ら作詞した曲を作品として完成させ、それを世間に評価してもらうまでのプロセスを学んでいます。講義受講生(約80人)の学生が作詞した中から10曲を選曲し、芸大の卒業生でプロとして活躍するデュオユニット「QU?E」とシンガーソングライターの久ぼたなお子さんが作曲を手がけています。
>>>大阪日日新聞web版(2009年1月6日付)

UTADAMAとは?言葉にはコトダマが宿り、その言葉をメロディーに乗せたとき、ウタダマが生まれる。歌詞はどんなプロセスを経て、人に感動を与えることができるのか?それを検証したい。(学生手作りのチラシより) コンサートの構成・演出、司会、照明、音響などすべて学生が行います。
UTADAMA もず唱平 久ぼたなお子 QU-E
いよいよコンサートスタート!!久ぼたなお子さんが桃色の袴姿にアコースティックギターを抱えて登場しました。高校の時に弓道をしていた影響と曲のイメージに合わせたそうです。しっとりと力強い歌声とアコースティックギターの音色が会場に響きました。やはりUTADAMAということで、受付でもらった作品集(学生の詞)をめくり、コトダマを見つつコンサートを楽しむ観客が目立ちました。再会、別れをテーマにした歌詞が切なく、袴のせいかレトロな印象を受けました。
UTADAMA もず唱平 久ぼたなお子 QU-E
次はQUーEが登場!!ユニット名はクエと読むそうです。ヴォーカルのTOMYさんのソウルフルな歌声とSASAGUさんのピアノに観客は聴き入りました。歌詞に耳を傾けると、学生の日常生活でふっと生まれた気持ちや、疑問、恋愛がテーマの歌詞は非常にリアルで、自分を偽らずストレートに表現していて、とても感動しました。
UTADAMA もず唱平 久ぼたなお子 QU-E
自ら作詞した曲を舞台に立ち表現した学生もいました。よりいっそう歌詞に込められたUTADAMAが伝わってきたように思いました。14号館ホールはあったかい雰囲気に包まれました。
>>>UTADMA blog

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