2008年12月3日

「学生食堂」に関するアンケート

本日から3日間(3日、5日、9日)にわたって、“「学生食堂」に関するアンケート”が実施されます。初日の今日は総合体育館の第二学生食堂で行われました。このアンケートは大学が大阪府藤井寺保健所と連携し、“魅力ある学生食堂”さらには“学生食堂を通じた健康づくり”を推進しようという目的で行われるものだそうです。学生生活や生活習慣、学生食堂への意識などをまとめ、まず基礎資料のための集計・分析が行われるのだそうです。
食育SATシステム 栄養管理 魅力ある食堂 健康メニュー 学生食堂
アンケートには「健康に配慮したメニュー」についてなどの質問があります。例えば…
『学生食堂のヘルシーメニューとして食べたいものはどれですか?』
(1)エネルギー(カロリー)をひかえたメニュー
(2)塩分をひかえたメニュー
(3)脂質(あぶら)をひかえたメニュー
(4)野菜を多くしたメニュー
(5)乳製品(牛乳・ヨーグルトなど)をとりいれたメニュー
(6)大豆製品(豆腐・油揚げ・納豆など)をとりいれたメニュー
(7)食品数の多いメニュー
(8)アレルギー原因食品の表示をしたメニュー
(9)その他(                     )
こんな質問の他、ヘルシーな定食を食べるならいくらまで支払っても良いかなど食に対する意識についての質問もあります。
食育SATシステム 栄養管理 魅力ある食堂 健康メニュー 学生食堂
大学内の食堂ではどこでもメニューのカロリー表示を行っています。自分がいつもどのくらいのカロリーを摂取しているか数字で確認してもらうためです。これは以前、ブログでも紹介しましたよね。「お腹いっぱいになればそれでいい」ではなく、毎日のことですから自分が口にするものへの意識を高めたいですね。>>>以前のブログ(2008-9-20)
私も大学生の時代にできるだけ食事にお金をかけない生活をしていた時期がありました。実家の親から連絡があるときは開口一番「ちゃんと食べてますか?季節の旬のものは食べてますか?」と、毎回同じことを聞かれたことが思い出されます。「生きる基本は食事から」。これは間違いありません。みなさん、栄養バランスよくちゃんと食べてます?
食育SATシステム 栄養管理 魅力ある食堂 健康メニュー 学生食堂
アンケートの実施会場では「食育SAT(サッと)システム」というものが体験できます。たくさん用意された食品のおもちゃのようなものを選んでトレイに載せると、総脂質の量や塩分の量、ビタミンの量などが表示され、食事の「名人度」が★マークの数で表示されます。是非、やってみましょう!
>>>食育SATシステムver2.0
食育SATシステム 栄養管理 魅力ある食堂 健康メニュー 学生食堂

●「学生食堂」に関するアンケート
 123日(水) 第二学生食堂<総合体育館(2F)> アンケート+食生活アドバイス
 125日(金) 第一学生食堂<11号館(1F)>    アンケート+食生活アドバイス
 129日(火) 第一学生食堂及び第二学生食堂    アンケートのみ

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2008年12月2日

「展-TEN- FINAL in 図書館」、二日目。

昨日の「-TEN- FINAL in図書館」の初日、芸術情報センターの地下1階・喫茶ハマグチではオープニングレセプションが行われました。学外からお越しいただいた方も多く、学生・教職員を含めて70名を越える方々が会場に集まっていました。金管五重奏のファンファーレが演奏され司会の軽快な挨拶でスタートです。
「展-TEN- FINAL in 図書館」
図書館・吉田事務部長から「-TEN- FINAL in図書館」開催にあたっての挨拶があり、その後、展覧会場の各フロア(2階・3階・4階)ごとに作品を展示さている作家さんの紹介がありました。
「展-TEN- FINAL in 図書館」
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階の視聴室の前に陶芸作品を展示されている金理有さんのコメントではご自身の作品について、そして今後の制作への意気込みのお話の他、この展覧会に寄せる言葉があり印象的でした。「私は学外のギャラリーで個展をすることが多くて、そういった作品展を通じて知り合った人たちと話してみると短大部出身だったり、大阪美術専門学校出身だったりと、学内というよりは学外でグループ校の人たちと繋がることが多かった。でも中谷君が情報センターの展示ホールで展覧会をやった頃から学内が本当に活気付いて、学科間の交流が生まれ大学が面白くなってきたと思う。今回、この企画に参加させてもらうことができて本当に光栄です。中谷君ありがとう。」
「展-TEN- FINAL in 図書館」
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階に展示している長谷川朋也さんは、展覧会のディレクションをした中谷吉英さんやグラフィックデザインを担当した古島佑起さんと同じく「展-TEN-」の初期のメンバーで、「展」のすべてを見つめ続けてきたカメラマン。「いつも自分が制作している作品とは違ったものを展示しています。展-TEN-に関わるたくさんの記録的写真を展示しています。いい感じになったと思います。」
大きなカメラを持ったままの飾らない挨拶は、控えめな長谷川さんらしくほのぼのしていて場がとても和みました。展覧会で使われているポスターのモデルさんの写真や作家さんの紹介パネルの写真など全ての写真は長谷川さんの撮影です。一人一人のホントにいい表情を写しています。
「展-TEN- FINAL in 図書館」
作家さんの紹介の後は、スタッフの方々の紹介がありました。図書館の多賀谷課長からのご指名で「中谷君、古島君から一言挨拶してほしい」というリクエストがありました。一列に並んだスタッフの方々の両端にいた古島氏、中谷氏の両名が順番にコメントしました。
「展-TEN- FINAL in 図書館」
「突然のご指名で特に何も言葉を用意していないのですが、〆に中谷君がいい挨拶をしてくれるはずです」と古島氏のスルーパス。中谷氏は少し困りながらもこの展覧会に至るまでの経緯と狙いを紹介してくれました。単なる作品展ではなく、図書館応援企画であることをこの場でも強調されていました。そして今回で最後となる「展-TEN-」の企画については、3年前に行われた1回目の「展-TEN-」のエピソード、その時の思いを話してくれました。
「展-TEN-FINAL in 図書館」 オープニングレセプション
「大阪芸術大学にはスゴイ才能を持った人たちがたくさんいるのに、『埋もれている』ように思っていた。なので(それを何とかするために)「展-TEN-」という企画を立ち上げた」、そうコメントされていました。挨拶の後、作家として参加した方々、スタッフの皆さんなどこの場に集まったたくさんの人の一際大きな拍手が中谷さんを包みました。ホントに照れくさそうにしていた中谷さんが深々とお辞儀する姿が印象的でした。こういうのを本当に“温かい拍手”って言うんだなって感じました。

昨日から始まった「-TEN- FINAL in図書館」。一度ならずとも二度までも、三度、四度、五度、六度、・・・と、時間を見つけて足をお運びください。(司会者の言葉より)

ちなみに私のオススメは「4階・共同研究室」の“21人の21冊”という企画。作品を見た後に、作品を思い浮かべながら「へぇー、あの人はこういうの読むんだぁ」って、作家やスタッフの方々のパーソナリティーを知ることができます。本を読もうというキッカケって、こういうシーンからだと思います。自分ならどんな一冊を選ぶかなぁ、なんて考えました。私が大学生時代に読んで印象に残っているのは『邪推する、たのしみ –アートから風俗まで』(井上章一.著 福武書店)。実は最近またあらためて読み直しています。選ぶならきっとコレかな。

●「展-TEN- FINAL in図書館」
 2008121日(月)→13日(土) [休館日:127日(日)]
 開館時間:平日9:20-19:40(土曜日 
9:20-15:40)
 場所:大阪芸術大学・図書館(芸術情報センター234階)

 ※
会期中も図書館は通常開館しています。

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2008年12月1日

師走のスタートは図書館から

本日からついに始まりました「展-TEN- FINAL in図書館」。日本全国のどんな図書館でも、ここまではできまい、と誇らしげになれる展覧会です。
展 FINAL 図書館
芸術情報センター内のそれぞれ場所にふさわしい作品と空間の特性を活かした展示。どこをとっても絶妙です。その上、在校生たちによる「図書館応援企画」という点が画期的なのです。図書館を利用する在校生は多くても、隅から隅まで活用している方は少ないのではないでしょうか?
展-TEN- FINAL in 図書館
もともとは図書館の職員の方が在校生に「図書館のポスターを作ってほしい」と持ちかけたところから始まった企画。ポスターを作るだけでは動員は見込めない、そう考えた仕掛け人・
中谷吉英さんが1ヵ月半という短期間の間にまとめ上げた企画です。「展-TEN-」のファイナル企画だけにこれまで以上の最高の仕上がりです。
展-TEN- FINAL in 図書館
入り口にある「返却ポスト」や「ロッカー」のところからこの企画は始まっています。「参考図書」のコーナー、「OPAC(オンライン目録)」、「視聴室」、「学習室」、「特別閲覧室」、「自動貸出機」、「共同研究室」などなど、図書館内にレイアウトされた作品を見て回りながら、まだ知らなかった図書館の魅力を発見する、そんな仕掛けが満載の企画です。写真には写りませんが「螺旋階段」にはサウンドスケープの作品も施されています。
展-TEN- FINAL in 図書館
例えば空間を明るくするために大きな電灯を灯すという方法がありますが、小さな明かりをたくさん灯すというやり方もあります。「展-TEN- FINAL in図書館」は後者。大阪芸術大学のさまざまな分野の大学院生・助手・副手の方々の作品の主体性が図書館を輝かす明かりになります。
展-TEN- FINAL in 図書館
作品の個性を大切にして構成されたそれぞれの空間によって明るさが増し、図書館全体を魅力的にしています。発せられる明かりは、この企画を支えている在校生達や助手・副手さん達、関係者の方々の「愛」に近い気持ちだと思えるのです。このあたりが何より感動です◎。
展-TEN- FINAL in 図書館
外部からもたくさんの来館者がありました。市内から来られたギャラリストの方が、この企画の仕上がりに感動し涙ぐむ姿もありました。ちょっと貰い泣きしそうになりました。本当に短い期間の中での準備、搬入作業など、スタッフの方々ほんとうにご苦労様でした(入学試験実施で少し不自由をお掛けして申し訳なかったです)。
展-TEN- FINAL in 図書館 
常設展示を望む声も多く、これぞ「芸術大学の図書館」と思える空間です。初日からたくさんの人が訪れていました。

本日は18:10から「喫茶ハマグチ」にてオープニングレセプションです。参加者のトークや金管五重奏の演奏なども予定されています。その模様は明日のブログにて。
展-TEN- FINAL in 図書館

●「展-TEN- FINAL in図書館」
 2008121日(月)→13日(土) [休館日:127日(日)]
 開館時間:平日9:20-19:40(土曜日 9:20-15:40)
 場所:大阪芸術大学・図書館(芸術情報センター234階)
 ※
会期中も図書館は通常開館しています。
◎アーティスト・トーク&図書館ツアー
出品作家・図書館員と一緒に作品を見て回りながら、作品解説と施設案内をします。落ち着いた雰囲気の心地良い空間で、館内に展示された作品や図書館の施設サービスなどを紹介します。
日時:121日(月)、3日(水)、5日(金)、9日(火)、11日(木)、13日(土)
    ※いずれも12:3013:00(会期中・隔日、昼休み30分)
 >>>「展-TEN- FINAL in図書館」(CMをご覧いただけます。)

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