3月17日?4月6日まで第32回香港国際映画祭(Hong Kong International Film Festival)が開催されています。アジア最大級の映画の祭典で、300本近い映画が2週間にわたって上映されます。 この映画祭の会期中に開催されるアジア映画賞(10賞)の祭典、アジア・フィルム・アワード(AFA)からニュースです。
先週、新聞などでも紹介されていましたが、ちょうど2年前の3月に映像学科を卒業された石井裕也監督に第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞が贈られました。おめでとうございます!このような名誉ある賞を受賞された石井裕也監督に教員をはじめ大学関係者一同、お祝い申し上げます。何より映像学科の在校生や4月から入学される方々が誇らしく思われているだろうと思います。 アジア各国の映画スターを含め多くの映画関係者が出席した表彰式は香港国際映画祭の初日17日に行われたそうです。
石井裕也監督は映像学科の学科別パンフレットでも紹介させていただいています。 卒業制作作品『「剥き出しにっぽん』が、ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2007」グランプリ&音楽賞(TOKYO FM賞)を受賞し、その後長編『反逆次郎の恋』、『ガール・スパークス』を制作され、最新作『ばけもの模様』は第32回香港国際映画祭のコンペティション正式出品作品でもあります。いま世界が注目する新人監督です。スバラシイ!
今回、石井裕也監督が受賞された「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞は、「人間として高みを目指している作品を作っている才能」に贈られる賞だそうです。 〔読売新聞3月12日付夕刊より〕 “才能のありようだけではなく、人間として高みを目指す”、とても深いものを感じます。 映画だけではなく、すべての芸術に携わるものにこの精神は必要なんだろうと思います。 さぁ、皆さん石井裕也監督に倣って、さらに高みを目指しましょう!
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