本日も体育館ギャラリーをレポートしてきました。フロアを2分して2つの展覧会が行われています。
「境目展-4人が提案する日常の境目–」サークルが同じで学科の異なる3人に友人の一人が加わって4人の展覧会が実現しました。
4人それぞれがとらえた日常の「境目」を版画、写真、彫刻、イラストレーションの違った方法で表現している作品展です。
睡魔に襲われて眠ってしまおうとする時の眠りと覚醒の境目、男と女の境目などを造形で表現。
テーマがわかりやすので自分自身の生活の中にもたくさんの「境目」を見つけてみようかな、と考えてしましました。自分に得意な表現方法があれば、いろんな境目を見つけて形にしてみたいです。造形ができる楽しさってそんな所にあるんでしょうね。
例えば、音楽や映像で「境目」を表現したらどんな作品になるんだろう。是非、シリーズでやってほしいなと思います。その時は「私もやりたい!」そんなメンバーが増えていると面白いですね。
もう一つは、デッサン部の展覧会です。 デッサン部は40名を超える集まりで、ほとんどが美術学科の学生さんです。活動は主に月・木・金だそうです。
部員同士のクロッキーや石膏、静物、人物の固定デッサンを行っています。 会場には30点ほどの石膏デッサンの作品が展示されているほか、自主制作の油画や、部員の方が日ごろ使用しているスケッチブックの展示も行われています。
きっとサラサラサラっと描かれたであろう人物のクロッキーを見ていると、少ない線でも形を捉える事ができている感覚が心地よいです。小さいサイズのスケッチブックに描かれた人物のスケッチは、電車の車内などでサッと出して、向かえに座った人をササッと描いたんだろうな。「デッサン体質」。これまた私にはない感覚でうらやましいです。
もう卒業されたデッサン部の先輩方がたくさんゲームメーカーに就職されているという印象があります。これからもたくさん作品を描いて更なるデッサン力を磨いてください。きっと身を助ける力になりますよ。
どちらの展覧会も28日までです。
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