女子駅伝部員を募集し、舞台芸術学科3回生迫田晶子(さこたあきこ)さんと美術学科3回生高木詩真子(たかぎしまこ)さんの入部がありました。 |
女子駅伝部員を募集し、舞台芸術学科3回生迫田晶子(さこたあきこ)さんと美術学科3回生高木詩真子(たかぎしまこ)さんの入部がありました。 |
昨日、土曜日の勤務を久しぶりに定時で終え、塚本学院校友会40周年記念寄席「生喬・こごろう・南湖 卒業生の会」に行ってきました。 続いて「旭堂南湖」さんが登場。「T93-●●●・・・」、学生番号から入る自己紹介で会場は大爆笑。その在学当時の思い出をいくつかお話されました。 講談は『誕生日』というお話。8月31日が誕生日の南湖さんは、小学校のころから友達に誕生日を祝ってもらったことがなかったそうです。またケーキではなく、大きなガラス鉢にいっぱいの「フルーツポンチ」をお母さんがいつも作ってくれていたそうです。南湖さんは大学院終了後、講談師になることで両親に勘当されたそうです。それでも弟子入りし、何年かぶりの誕生日に連絡もせず実家に帰ってみたらお母様がフルーツポンチを作っていてくれた、という話からつづく講談でした。お母様の愛情をよく表したお話で、南湖さんは見た目も「お寺さん」のようで講話の最後は会場全体がホッコリした拍手で包まれました。 続いて「笑福亭 松喬」さん『壷算』というお噺。有名な落語のようで最後は、お客さんが口を揃えて松喬さんと一緒に「それがこっちの『思う壺』。」と下げる様子が印象的でした。寄席の素人の私が言うのもおこがましいのですが、松喬さんの落語は流石です。全員のお客さんが松喬さんの芸に引き込まれていました。お話には4人の人物が出てくるのですが、それぞれのキャラクターを声色で完璧に使い分けて、完全に芝居になっている、いや芝居以上でした。お話のリズム・緩急も抜群でした。ラジオやCDでも落語は楽しめますが、寄席で見る醍醐味はなんといっても「顔の表情」です。表情だけでも十分に笑わせてくれる芸。素晴しい高座でした。落語がこんなに面白いものかと、仲入りの間もしばらく興奮がつづきました。 仲入り(途中休憩)後は、「桂こごろう」さん。こごろうさんも「変わった学生がたくさんいた」とか「裏山の葡萄畑に入ったら退学させられるという変わった学則」(←もちろんこんな学則ありません)の話など在学当時お話でツカんでいらっしゃいました。こごろうさんは桂南光さんのお弟子さんだそうで、毎日毎日ずっと怒っている南光師匠の下での内弟子時代の話を紹介してくれました。バカラグラスとモロゾフのプリンのグラスの話は以前何かで聞いたことがありましたが、今回も面白かったです。 最後は「笑福亭 生喬」さん。こごろうさんとは在学中同期で落語研究会もおなじだったそうです。この落語会の前にOUA-TVの取材班が「在学当時の思い出を聞かせてください!」とカメラをもって生喬さんのところにいったそうですが、「当時のことなんて話せませーん!大学関係者が聞いたら、私のことを抹殺しにくるんじゃないですかねー」なんて。いったいどんな学生時代だったのか?秘められた感じで興味が倍増します。 実は最近「落語娘」という映画を見ました。映画の中で「人を笑わせるのに高尚もヘッタクレもねぇ!」というセリフがあり、大阪人として大好きな言葉になりました。「高尚さ」は必要でなくても、笑わせ方にはちゃんと「芸」が必要だということをあらためて実感した寄席の夜でした。 |
今日は「寄席」のお知らせです。「寄席」、わかりますよね?落語です。ドラマ「タイガー&ドラゴン」(脚本:宮藤官九郎)で落語のファンになったという方もきっと多いはず。 開口一番は「桂 佐ん吉」さん。そのすぐ後に、芸術計画学科を卒業し大学院も修了された「旭堂南湖」さんが『誕生日』という講談を聴かせてくれます。仲入りを挟んで映像学科ご卒業の「桂こごろう」さんの『動物園』というお話、美術学科ご卒業の「笑福亭 生喬」さんの『竹の水仙』というお話が続きます。 また仲入り前は特別出演として「笑福亭 松喬」さんが高座に上がられます。お話は『お楽しみ』。それこそ「楽しみ」です。落語研究会の方々は必ず行くように! ●「生喬・こごろう・南湖 卒業生の会」 |
本日、「Pa-ssage」というwebサイトをようやくオープンすることができました。 「精力的に活動する大阪芸術大学の学生を、同じ学生の目線で取材し、『人としての魅力』にカツジノチカラで迫ってゆく」、そんなメディアを目指しています、と代表の三浦大輔さんはおっしゃっています。コンセプトは「他のジャンルで活躍する学生をこのメディアを通じて知ってもらい、自らの新たな可能性を見出してほしい」というものです。 「何かしたい!けれど何をしていいかわからない」そんな2年生に先輩の声を届けることができれば。先輩は大学2年生のときに何を考え、何をしてきたか。今思えば、何をしてきたら良かったと思うか。メッセージを受け取って感化されて欲しい。何かをカタチにしようと動き出してほしい。学科や学年を超えて大阪芸術大学の学生を知ってほしい。そんな在校生スタッフの方々の思いで制作されています。 このメディアのアイデアははじめフリーペーパー(紙面)でつくってみたい、というものでした。しかしどこまでのコンテンツを盛り込み、どの程度のクオリティで、どの程度の間隔で刊行できるかなど課題が山積していました。単なる思い付きのアイデアで終わらせるのではなく、きちんと形にしてほしい、そう願っていました。肝は「在校生だけで作る」というところなのです。学業の合間にどこまで制作できるのか?取材は?編集はどうするのか?紙面のデザインは?web制作は?正直、はじめは不安材料が多かったように記憶しています。その後、一つずつ課題を解決してやっと今回のリリースに漕ぎ着けました。
制作を担当してくれているのは「EartH」という在校生のチームです。文芸学科の在校生が中心になり、写真学科のスタッフ、エディトリアルデザイン、webデザインをしてくれるデザイン学科のスタッフで構成されています。「Pa-ssage」はキックオフされたばかりでまだまだ荒削りな部分もあるかと思いますが、これからの彼らの成長をこのサイトの発展とともに見守っていただければと思います。 ・山下智博さん(芸術計画学科 卒業) |
「フレスコ画」ってご存知ですか?どんなものかは、知らなくても名前ぐらいは聞いたことがあるという方はいらっしゃるのではないでしょうか? |