2010年12月10日

芝生の手入れ

     

熊手でごりごりごりごり・・・・ 
 皆さんこんにちは、ゲイブルちゃんです。
芸大の木々もすっかり色付き、冷たい木枯らしに吹かれてその葉っぱもどんどん枝から落ちつつある今日この頃。特に芸バス乗り場のイチョウの木。鮮やかな黄色がとってもきれいだったんですが・・・ほとんど散ってしまいました。もう少し長く楽しめるとうれしいんですが・・・。
さて、芸大を彩る様々な木々や花々、いつもキレイに手入れされていますが、いったい誰がお世話をしてくれているのでしょうか??

こんなにたくさん集まりました・・・ 実は、田中造園のみなさん!!草花だけじゃなくて、芝生の手入も、さらには溝掃除まで行ってくれているんです!
今日は、OUA?TV前の芝生を手入れされていたので、さっそく取材に行ってきました!

 なにやら熊手のようなもので、かき集めています。芝生の上をごりごりごりごり・・・。
実は、枯れた芝をかき集めているんです!!とっても重労働・・・。一応機械もあるようなんですが、やっぱり人の手でやるのが一番確実なんだそう。機械と人の手と、並行して作業を進めています!!
そもそもなぜこんな作業を??
機械も使いますが、人の手にはかなわないのかな??
 ここの芝生は、学生たちがよく歩くので、本当は立っていなければならないはずの芝が、踏みしめられることによって寝てしまうんだそうです。それを起こしてあげるとともに、芝と芝との間に入り込んでしまった枯れた芝を取り除いてあげるんです。そうしないと、雑草やキノコが生える原因になってしまうそうです。って、ええぇ!?キノコって、芝生にとってはよくないものだったんですか!?・・・薄々は感づいていたけれど、あまりにも愛らしく可愛らしいので、見つけるとついつい愛でてしまって・・・。芸大キノコなんて勝手に命名し、ブログにまでアップし・・・。田中造園のみなさん、芝生の天敵、きのこにはしゃいですみません。次見つけたらこっそりと取り除いておきますね

 寒い中、ずっと外での作業本当にお疲れ様です。芸大の緑が美しく保たれているのは、田中造園さんのお仕事のおかげです、いつもありがとうございます!

 みなさんも芝生に雑草を見つけたら、こっそり抜いておいてあげて下さいね!

 


2010年12月8日

感謝状贈呈式!!

  

功績が認められたことで、また次の仕事に繫がっていくのです!!
 今年いっぱい、奈良県内で開かれている平城遷都1300年祭。
大阪芸術大学は、4月24日から11月7日までの間、メイン会場となった平城宮跡会場まほろばステージに設けられた大型ビジョンの映像中継を行いました。放送学科を中心に、映像学科短期大学部メディア・芸術学科など様々な学科の学生がスクラムを組み、雨の日も風の日も台風直撃か!!という日もカメラを回して大型ビジョンへの映像配信という大仕事を担ってきました!

勉強にもなったけれど、何より楽しかったんです!
 そしてナント!!先日その功績が認められ、平城遷都1300年記念事業協会から感謝状を頂きました!!
OUA‐TV事務室で行われた授賞式。授業の関係で学生スタッフ全員が集まることは出来ませんでしたが、2010年の今年、世界遺産平城宮跡で経験したことに胸を張り、誇りを持って100年先の1400年祭を目指しましょう!
それでは、また100年後に・・・。

投稿:OUA‐TVスタッフ
 


2010年11月30日

芸大防火訓練

        

 皆さんこんにちは、ゲイブルちゃんです!今日は芸大で行われた防火訓練に参加してきました!大阪芸術大学では、毎年防火訓練が行われており、以前は職員のみの参加だったのですが、昨年度からは学生たちも参加しての訓練を行っています。今回は、今年度完成した13号館4階の調理室から出火したという設定で、初等芸術教育学科の先生や学生たちの協力のもと行われました。
河南町消防本部から救急車消防車も到着!!さっそく訓練開始です!!

ハンカチなどで口元を押さえて煙を吸わないように!!
 ファンファン・・・警報が鳴り響きます。火元の4階ではカーテンを開けて窓を閉め、みんな次々に避難してきます。蔓延する煙を想定し、口元をハンカチで覆っている学生も!火災の時には、炎はもちろんですが、発生する煙が実はとっても恐ろしいんです!!視界が奪われ、避難が困難になってしまうこともある他、中毒や窒息によって命を落としてしまう可能性も・・・出来るだけ体勢を低くし、床付近の空気を吸うようにしながら避難するといいようです。

AED、誰もがきちんと使えるようにしておかなければなりません・・・。

 さて、無事全員の避難完了・・・と思いきや、怪我人が発生した様子!(もちろん、そういう設定で行っている訓練です。)急いで芸大職員が担架を抱えて救出に向かいます。無事に救出はできたものの、怪我人には意識がありません。素早く人工呼吸を施しますがそれでも意識は戻らず・・・ここでAEDの登場です!!使い方はケースに書かれていますから、それを見ながら迅速かつ慎重に!このように芸大の防火訓練では、避難だけではなく、人命救助も想定した訓練が行われているんです!!

 消防署の方々による、放水のレクチャーも行われました。勢いよく噴出する水に皆さん戸惑い気味の様子・・・。一人で放水するのはなかなか難しいらしく、消防士さんに指導を受けながら、2人ずつ挑戦していました。火災のときには一人で何とかしようとするのではなく、その場にいる人同志が協力して火をくい止めるという意識が大切なんですね!!

 続いて消火器訓練です。火をつけられた一斗缶に向かって勢いよく消火剤を墳射!!しかしなかなか火は消えません。今回は訓練ということで消火器の中身は、水だったのですが、それでもやっぱりちょっとしたコツがある様子。いきなり火元に近づきすぎると大変危険なので、最初はある程度安全な距離を取りつつ消火剤を墳射、そのあとだんだん火に近づいて、鎮火さといいそうです。
いくら消火器が備えてあるといってもいざという時に使えなければ何の役にもたちません。しかしこのように訓練を行っていれば、火災時も慌てずに最大限の努力が出来ますね

あなたの家に消火器は準備してありますか??火災のときには、みんなで協力することが必要です!

 今回の防火訓練で、参加者たちは火災の恐ろしを改めて感じたようです。火を出さないようにすることはもちろんですが、もしものときには今日の訓練を思い出し、迅速に落ち着いて行動しましょう!

 これから寒くなるにつれ、空気も乾燥し、火災が起こりやすい状態が続きます。
火の元にはくれぐれもご注意を!!


2010年11月29日

アンリ・カルティエ=ブレッソンのフランス

        

 皆さんこんにちは、ゲイブルちゃんです!!
今日は大阪芸術大学で行われている、所蔵品展に行ってきました!!現在、芸術情報センター地下展示室にて、所蔵品展「アンリ・カルティエ=ブレッソンのフランス―アンリ・カルティエ=ブレッソン自選コレクションより―」が行われています。

 アンリ・カルティエ=ブレッソンは、20世紀を代表する世界的写真家。本学が所蔵しているのは、自身の写真芸術の集大成として、カルティエ=ブレッソン本人が自分の全写真作品の中から385点(現在は411点)を選び抜いたアンリ・カルティエ=ブレッソン自選コレクション。このコレクション、世界でたった4カ所だけに所蔵されているんです。アジアではなんと大阪芸術大学だけ!!この貴重なコレクションを目当てに、学生だけでなく、芸大入学を目指す高校生や、一般の方々も、たくさん足を運んで下さっているんです!!

学外からもたくさんの方が見に来られています!会場ではカルティエ=ブレッソンの映画も上映されています!前期はフランスのパリ以外で撮影されたものが中心でした。

 今回の展示は前期後期に分かれており、前期期間中の今日は、主にフランスのパリ以外で撮影された写真中心でした。自然な風景をそのまま撮影しているはずなのに、彼の写真はまるで絵画のように構図が決まって整っていことが特徴なんだそう。カルティエ=ブレッソンはもともと画家志望だったため、写真にもその感性が生きているんですね
 
人々の自然な表情の中に、ユーモアがあふれています!
 私が思わず足をとめてしまったのは1938年の「ジョージ6世のヴェルサイユ訪問」という写真。題名にあるジョージ6世がどこにも映っていません。英国王の訪問をとりまく人々の様子を納めたもの。当時、兄のエドワード8世が王位を捨てて結婚に走ったことから、思いがけず王位を継ぐことになってしまったジョージ6世。そんなジョージ6世を取り巻く複雑な状況を、本人でなく、新国王を好奇の目で見つめる民衆達を被写体とすることで表現しているんですね。決して特別なものでなく、日常をそのまま切り取ったような写真の中に、ユーモアヒューマニズムが驚くほど溢れています。

人物だけでなく風景の写真もあります。 他にも、フランスの田舎町の一コマや、子どもを被写体とした作品など、人々の日常に焦点を当てた作品が並びます。前期の展示では、「絵画と写真」「子どもたち」「フォトルポタージュ」「風景」の4つのカテゴリに分けて展示してありました。どの写真も、カルティエ=ブレッソンがその地の人々に親しみ街に溶け込むことで、雰囲気をそのままに切り取ることができた自然な日常です。
また、会場では、彼の作品だけでなく、作品と共に彼自身に焦点を当てた記録映画「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」も上映しています。この映画は大阪芸術大学図書館にもAV資料として収蔵されていますので、是非見て下さいね!!

 さて、今日からはパリで撮影された写真を中心とした後期の展示が行われます。前期展示とはまた一味違った雰囲気を味わうことが出来ますよ!前期をご覧になった方もそうでない方も、是非足をお運びください!

 また、大阪芸術大学博物館では、アンリ・カルティエ=ブレッソン自選コレクション作品集を販売しています!!大阪芸術大学に所蔵されている全411点が収録されています。この作品集に載せる順番も、カルティエ=ブレッソン自身が監修したというこだわりよう!!世界に4つしかないコレクションをぜひあなたのご自宅にも!!

アンリ・カルティエ=ブレッソン自選コレクション 作品集(2006年発行)
ソフトカバー:2,000円(1冊)
ハードカバー:10,000円(1冊)

芸大所蔵のカルティエ=ブレッソンの作品をすべて見ることが出来ます!写真の並んでいる順番にもちゃんと意味があるんです!!

所蔵品展
「アンリ・カルティエ=ブレッソンのフランス
  


2010年11月24日

丸見えの実習!?

   

 皆さんこんにちは、ゲイブルちゃんです!
 11月ももう半ば、月日が経つのは早いものですね・・・。もう2010年も残すところあとひと月半ですよ!本格的な冬ももう、すぐ目の前!

 さて、今日私はOUA-TV事務室にて、いつものように仕事をしておりました。すると、芝生の向こうからぞろぞろと、機材を持った学生たちが押し寄せてくるではありませんか!!何事!?と、早速私はブログ取材のため、カメラ片手に飛び出しました!!

撮影には照明も重要です!本番前は緊張が高まります・・・大勢の学生スタッフに囲まれて撮影される側も緊張・・・ 

 学生たちの正体は、放送学科制作コースの2年生!たくさん機材を持っていたのは、これから中継実習を行うからだったんです!今日はOUA-TV事務室横のピロティで、サークル「よさこい×結び」の活動の様子を中継するらしく、早速準備が始まりました。みなさん、撮影(中継)にはカメラがあれば十分、と思っている方も多いのでは?今回の実習では、カメラは3台!でもそれだけではありません!照明マイク、他にもたくさんの機材が!カメラからは長ーいケーブルが延びていて・・・辿っていくと・・・芸術劇場前には中継車がスタンバイ!この中継車中継実習には欠かす事の出来ない車で、このように学内での実習はもちろん、時には学外でも実習を行うこともあるんです!平城遷都1300年祭でも大活躍でした!もっとも、あれは実習ではなく本当の中継業務だったわけですが、このように普段から学生たちは本番さながらの実習を行っているので、本番も堂々とカメラを回すことが出来るんですね!

撮影前はしっかりと構成をチェック!!もちろん中継車も使って実習を行います!中から見るとこんな感じ・・・丸見えでちょっと恥ずかしいかも?!

 取材も終え、私ゲイブルはOUA-TV事務室に戻りました。ところが、ガラス張りの室内からは実習の様子が丸見え・・・。と言うことは仕事をしているゲイブルたちの様子も丸見え!?
なんとなく恥ずかしいものですね・・・。

 学生たちが実習で行った中継のVTRや制作したVTRは、学内のTVモニターでも配信していますので、みなさん、是非チェックしてみてくださいね!