12号館から楽器の音が聴こえてきました。何の音だろうと思い、扉を開けてみると・・・ 雅楽の練習をしている最中でした。雅楽の音色と言えば、神社!! ではなく、芸大生ならわかるはず。そうです卒業式です!!来週の月曜日に迫っています。 大阪芸術大学では入学式と卒業式のオープニングに、雅楽の演奏と舞を披露するのが伝統です。 日本古来の美を感じ、厳かな気持ちで式典に臨むことができます。 まさに、芸術大学の学生生活の始まりと終わりにふさわしい演出です。
音楽学科と演奏学科の学生2人が篳篥(ひちりき)の練習をしていました。 篳篥は雅楽や、雅楽の流れを汲む近代に作られた神樂などで使う管楽器の1つです。 漆を塗った竹の管で作られ、表側に7つ、裏側に2つの孔(あな)を持つ縦笛です。
篳篥はビービービーと非常に高い音色でメロディーラインを奏でます。 大きさはリコーダーの半分ぐらいですが、音はかなり大きいです。部屋中に響いていました。
その隣では先生と学生が舞いの練習をしていました。スローな動きなので、一つ一つの振りを美しく見せること、先生の動きに合わせることが難しそうでした。
卒業式まであと少し・・・練習頑張って下さい。卒業式本番の演奏、舞が楽しみです。
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