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現在、展示ホールにて「宮崎幸子展覧会–ありがとう–」が開催されています。 寝たきりだった生活の中に「表現すること」という光を見つけて、描き続けてこられたたくさんの水彩画の作品の数々。絵は誰からも教わることはなく独学だそうです。 本日(9日)に宮崎さん本人が会場にお見えになり、創作活動に込めた思いと在校生へのメッセージをお話いただきました。 |
宮崎さんは作品を「自分の子供」のように思っているそうです。 宮崎さんの好きなものは「鳥」と「亀」と「さだまさし」さん、なのだそうです。ご自宅のアトリエは小鳥のさえずりが賑やかな環境のようです。 宮崎さんの描かれる作品には大好きだとおっしゃっている鳥などの動物、色鮮やかな草花、女性像が多く描かれています。 初めて作品を見せていただいたときに思いましたがイメージ通り、心にけがれのない作家さんです。 右手の小指と薬指だけで筆を握り描かれた作品とは思えないほど表情豊かな描写とやさしい色彩の宮崎さんの作品。「身体に障害はあっても心は自由。何かにつまずき、葛藤を抱えている人の励みになれば」との思いで描き続けてこられたそうです。 「素敵な才能を持って、すばらしい先生に導かれ学んでいることを大切にしてください。人それぞれ人生が違うと思うので、自分の選んだ道をまっとうしてほしいと思います」というメッセージが集まったが在校生に伝えられました。 今、ブログの記事を書いている私の葛藤。 展覧会は芸術情報センター展示ホールで10月12日まで開催中。 |