2017年10月5日

オペラ公演 木下ほうかさんが特別出演します!

毎年、大学内の芸術劇場で開催している、大阪芸術大学オペラ公演
キャストは、演奏学科声楽コースの学生を中心に、さまざまな学科の学生や大学院生が担当、時には卒業生が出演することも!
また、上演中の音楽は全て大阪芸術大学管弦楽団による生演奏でお届けしています♪

 
(写真は過去のオペラ公演の様子です。)

そんなオペラ公演ですが、今年度はなんと大学の外へ飛び出し、NHK大阪ホールという大舞台で、いつもとひと味もふた味も違う公演を予定しています!!

その仕掛けの一つとして、本学舞台芸術学科卒業生で俳優の木下ほうかさんに特別出演いただきます!!
木下さんは、映画「ガキ帝国」で俳優デビューされ、その後も数々の映画やテレビドラマにご出演!
2014年にフジテレビ系列で放送されたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」では一躍注目を集め、その後はテレビアニメやバラエティ番組でも活躍されるなど、大変な人気を誇っています!

先日、大阪芸術大学に木下さんがお越しになり、オペラ公演の稽古に参加されました。

 

今回上演するのは、モーツァルト作曲「魔笛」!
古代エジプトを舞台にした物語で、夜の女王や神官ザラストロ、王子タミーノなど、個性的なキャラクターが数多く登場します。


その中でも特に愉快で人間味溢れるキャラクターが、鳥刺しのパパゲーノ
成り行きでタミーノと共に行動することになり、自分にぴったりの恋人を得るための試練に立ち向かうのですが、臆病で楽観的な性格から途中で投げ出す場面もあり…目が離せない登場人物です。
そして木下さんはあるシーンで、パパゲーノと絡む役を演じられるそうなんです!!

パパゲーノ役は、演奏学科声楽コース2年生の安田楓汰さん!


木下さんと一緒に稽古ができる時間は限られているので、この日は2人の掛け合いを念入りにチェック。
木下さんから安田さんに向けて、芝居っぽく大げさに演技する部分と自然に振舞うところのメリハリなど、細かい指導も入りました。
特にこのシーンでは、声楽よりも演劇寄りの芝居が要求されるので、オペラの演技とは少し違った部分に安田さんは苦戦されている模様…。

 

舞台芸術学科長で今回の公演の演出を担当されている浜畑賢吉先生は、
「せっかくプロで活躍している先輩と芝居ができるんだから、決まった動きをするだけでなく、先輩にゆだねることが大事。先輩がやってくださる演技に合わせることで、いい芝居ができる。」
と、安田さんにアドバイス。
段々と2人の芝居が形になっていきます!


稽古後、安田さんに話を伺うと、
「普段の授業で指導してくださっている先生方も、プロとして活躍されている方ばかりでとても勉強になっているのですが、木下さんは本当に的確な指摘をしてくださると感じました!アドリブで使う言葉のチョイスも、さすがですね!」
と感動を口にされました。


私も木下さんの演技を間近で拝見させていただきましたが、本当に「すごい!」の一言。
演技とは思えないほど、自然な立ち振る舞いなんです!!
木下さん、本番もよろしくお願いいたします!!
 

大阪芸術大学 第39回オペラ公演
「魔笛」
2017年10月26日(木)
開場 17:00/開演 18:00
★木下ほうかさんによるプレトーク 18:00~
NHK大阪ホール
>>詳細はコチラ

 

投稿:島田(企画広報部事務室)