2017年1月25日

「大阪国際フェスティバル」のフライヤーを学生がデザイン!

みなさん、バーンスタインをご存知ですか?
アメリカが生んだ最初の国際的な指揮者だと言われており、20世紀後半のクラシック音楽界をリードしてきたスター音楽家です。

そんなバーンスタインの傑作「ミサ」が、今年7月にフェスティバルホールで開催される日本の代表的音楽祭「第55回 大阪国際フェスティバル2017」にて、23年ぶりに日本国内で上演されます!!
指揮者は、昨年10月に大阪芸術大学でも講演会を行ってくださった、井上道義さん。
井上さんは、ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督および京都市交響楽団の常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者を歴任し、現在はオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を務め、ラ・フォル・ジュルネ金沢を含む多くの実験的企画を敢行し続けていらっしゃいます。
演奏は、個性と魅力溢れるオーケストラとして親しまれ、日本で一番多くのレコード・CDを発表していると言われている「大阪フィルハーモニー交響楽団」!
そして、楽団の専属合唱団である「大阪フィルハーモニー合唱団」が合唱を務めます♪

「大阪国際フェスティバル」は毎年開催されているのですが、今年のフライヤー・ポスターを、大阪芸術大学の学生がデザインしました!!

候補となったデザイン案の中から見事選ばれたのは、デザイン学科3年生グラフィックデザインコースの伊賀奨一郎さん!
こちらがそのフライヤーです!!

ミサ 12月19日 修正 アウトライン

実は初校では、フェスティバルホールのイメージをグラフィックデザインに起こして制作されたそうなのですが、
「バーンスタインを全面に出したい」「もっとアナログなイメージがいい」という井上さんからの意見を受けて、大幅にデザインを変更したそうです。

元々、鉛筆画が得意だという伊賀さんは、このイラストも鉛筆で下描きをし、Photoshopで着色をしたそうです。
ちなみに、このポーズをしたバーンスタインの写真は横向きのものしかなかったそうで、正面からの図は想像しながら描いたらしいですよ。

デザインが採用された時の気持ちを伺うと、
「今まで続けてきたイラストが認められて嬉しかったです。
グラフィックデザイナーは、どちらかというと自分でイラストを描くことは少なくて、与えられた素材を配置してデザインすることが多いんです。
でも、今回の経験で、グラフィックデザインとイラストの両方の道で活動していきたいと思いました!」
と話してくれました。

また、このイベントには、大阪芸術大学舞台芸術学科准教授の堀内充先生指導のもと、舞踊コースの学生たちもバレエで出演します!!
多分野でさまざまなコラボレーションを実現している大阪芸術大学!
みなさん、フライヤーを見かけられた際には、ぜひお手に取っていただき、学生たちのステージにも足を運んでみてください♪

<フェスティバルシティ・オープン記念>
「第55回 大阪国際フェスティバル2017」
大阪フィルハーモニー交響楽団創立70周年記念
バーンスタイン「ミサ」
2017年7月14日(金)19:00開演(18:00開場)
2017年7月15日(土)14:00開演(13:00開場)
フェスティバルホール
【お問合せ】フェスティバルホールチケットセンター
06-6231-2221(10:00~18:00)

投稿:島田(企画広報部事務室)