突然ですが、みなさんは「紫陽花(あじさい)」と聞くと、どんなイメージをされますか?
きっと、梅雨の季節を連想される方が多いのではないでしょうか。
イメージ通り、紫陽花は6月から7月にかけて開花し、俳句の世界では夏の季語とされています。
今日のブログは、11月にはちょっと季節外れ…?紫陽花に関する話題です。
現在、兵庫県神戸市の六甲山上では、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016」を開催中です!
六甲山の土地柄や景観を活かした現代アート作品を通して、六甲山の魅力を発見してもらうことをテーマにした展覧会で、今年は総勢39組のアーティストたちが、展示やワークショップ、パフォーマンスで六甲山の更なる魅力を引き出しています。
このイベントに、大阪芸術大学工芸学科卒業生・大学院芸術制作研究科修了生で陶芸家の角倉起美さんも参加!
六甲高山植物園にて、作品を展示しています。
角倉さんの作品のタイトルは、「紫陽花」!
秋の植物園に、美しい花を咲かせています。
花びら一つひとつが陶器でできているそうです!!
とっても鮮やかな色使いで、それぞれが違う柄になっていて、角度によって作品の表情が変わって見えます。
六甲山で制作に励む角倉さんは、四季折々の紫陽花を目にされているそうです。
秋には紫陽花は枯れて渋い姿を見せるのですが、その中で角倉さんが作り出した極色彩の紫陽花が、彩りの役割を補うかのように生き生きと存在しています。
また、この作品には、面白い仕掛けが施されています!
内部にライトがセットされていて、夜になると柔らかな光が透けて見えます。
10月29日(土)から11月6日(日)にかけて、六甲高山植物園では「ザ・ナイトミュージアム」を開催。
植物園の木々が紅葉する時期に併せての延長営業で、ライトアップされたアート作品と紅葉を一緒に楽しむことができるんです♪
みなさんもぜひ、秋の行楽に、六甲山上へのお出かけはいかがでしょうか?
大阪芸大ブログでは、こうした卒業生の活躍もたくさんご紹介して参りますね!
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016」
2016年9月14日(水)~11月23日(水祝)
六甲山上各会場にて開催
>>角倉さんプロフィール
投稿:島田(企画広報部事務室)