2016年11月2日

季節外れの紫陽花?卒業生の活躍!

突然ですが、みなさんは「紫陽花(あじさい)」と聞くと、どんなイメージをされますか?
きっと、梅雨の季節を連想される方が多いのではないでしょうか。
イメージ通り、紫陽花は6月から7月にかけて開花し、俳句の世界では夏の季語とされています。

今日のブログは、11月にはちょっと季節外れ…?紫陽花に関する話題です。

現在、兵庫県神戸市の六甲山上では、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016」を開催中です!
六甲山の土地柄や景観を活かした現代アート作品を通して、六甲山の魅力を発見してもらうことをテーマにした展覧会で、今年は総勢39組のアーティストたちが、展示やワークショップ、パフォーマンスで六甲山の更なる魅力を引き出しています。

このイベントに、大阪芸術大学工芸学科卒業生・大学院芸術制作研究科修了生で陶芸家の角倉起美さんも参加!
六甲高山植物園にて、作品を展示しています。

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角倉さんの作品のタイトルは、「紫陽花」!
秋の植物園に、美しい花を咲かせています。

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花びら一つひとつが陶器でできているそうです!!
とっても鮮やかな色使いで、それぞれが違う柄になっていて、角度によって作品の表情が変わって見えます。

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六甲山で制作に励む角倉さんは、四季折々の紫陽花を目にされているそうです。
秋には紫陽花は枯れて渋い姿を見せるのですが、その中で角倉さんが作り出した極色彩の紫陽花が、彩りの役割を補うかのように生き生きと存在しています。

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また、この作品には、面白い仕掛けが施されています!
内部にライトがセットされていて、夜になると柔らかな光が透けて見えます。
10月29日(土)から11月6日(日)にかけて、六甲高山植物園では「ザ・ナイトミュージアム」を開催。
植物園の木々が紅葉する時期に併せての延長営業で、ライトアップされたアート作品と紅葉を一緒に楽しむことができるんです♪

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みなさんもぜひ、秋の行楽に、六甲山上へのお出かけはいかがでしょうか?

大阪芸大ブログでは、こうした卒業生の活躍もたくさんご紹介して参りますね!

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2016」
2016年9月14日(水)~11月23日(水祝)
六甲山上各会場にて開催
>>角倉さんプロフィール

投稿:島田(企画広報部事務室)