2015年3月6日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

現在、大阪芸術大学スカイキャンパスで開催中の「大阪芸術大学グループ卒業制作選抜展」。


大阪芸術大学からは、学長賞、学科賞、鍋井賞、ミネアポリス美術デザイン大学学長賞の受賞作品が並びました。

また、短期大学部と大阪美術専門学校からも優秀作品が並び、見応え満点!!

8日(日)までの開催です。みなさんもぜひ、スカイキャンパスへ!!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、芸大グループ各校で行われた卒業制作展の模様からお伝えします!
まずは大阪芸術大学の表彰式やテープカット、作品の展示をご紹介。
短期大学部の最優秀賞、大阪美術専門学校の塚本英世賞受賞作品もご紹介します!!

 

続いて、大阪芸術大学グループの学生たちを紹介する「キラリ☆芸大生」のコーナーです。
今回は、大阪芸術大学の卒業制作展の企画やイベント運営を担当する「卒展実行委員」のメンバーに所属する、デザイン学科の川那部花菜さんをご紹介します!
川那部さんたちは、今年度初の試みとなる卒展オープニングイベントを企画。
卒展の裏側に迫ります!!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
3月6日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:45から
3月7日(土)
テレビ和歌山 23:40から ※放送時間変更


2015年3月5日

バランスのとり方 2kwギャラリー 1/12-24

奈良田晃治氏(F02)が企画したグループ展である。出品者は奈良田氏本人のほか石川丘子氏(版画)と谷口嘉氏(ガラス)である。近年まで展覧会は美術関係者、学芸員、評論家などが企画運営をしていたが、制作者自身が企画し参加者を選択し展覧会をすることも珍しくなくなった。色々な要因が考えられるが、今回は企画した奈良田氏に話を聞いた。

今回の企画の動機は、自身の制作スタイルの確認にある。自身と媒体(キャンバス・筆等)そして対象物の関係を意識し、その制作スタンスの近い作家を選び、幾度の話し合いの内決めたという。

絵画、版画、ガラスという形態も制作方法も異なる作品を同一空間で鑑賞した時、鑑賞者は何を見ることができるのか。奈良田氏の作品と床に展示され作品をまわるように鑑賞する石川氏の版画も密度の濃い表情を作ってはいる。しかし内的な感情は余り読み取れない。むしろ平面が隠し持つ法則や構造を、線や面や色彩で掘り起こしているように感じ取れる。谷口氏の作品もガラスという自由度の高い表現が可能な性質の素材である物を、極力自らの感情でコントロールしていないように見える。

最初、「静と動」、「硬と軟」、「透過と遮蔽」ということが展示空間に感じられたが、じっくりと作品を経験するうち最初に受けた印象は消え、制作における媒体との距離感が見えてきた。その瞬間、この展示空間は緊張感のある静寂さに包まれていることに気が付いた。

報告 教養課程講師 加藤隆明 協力 芸術計画学科合同研究室


2015年3月3日

大阪芸術大学図書館 ポストモダニズムのデザイン

1月21日(水)から2月28日(土)まで、大阪芸術大学図書館4階展示コーナーで所蔵品展「ポストモダニズムのデザインの世界 -展覧会図録類を中心にして-」が開催されました。


ポストモダニズムは、直訳すると”モダニズム(近代主義)の次”という意味。
モダニズムとは、20世紀初頭に起こった実験的な芸術運動のことを指します。モダンアートとも言われます。
20世紀になると、従来の19世紀芸術に対して、伝統的な枠組にとらわれない芸術表現が追求されるようになりました。
そして、ポストモダニズムはその運動をさらに打開しようとしたもの。
1970年代初期に啓発的な建築運動から始まり、美術、映画、音楽、グラフィック、ファッションを含むポピュラーカルチャーの領域すべてに影響を及ぼしました。

この所蔵品展では、そんなポストモダニズムの中でも、特に美術、デザイン、建築の動向に焦点を当てています。

ポストモダニズムを取り上げた国内外の書籍が展示されました。
絵画、フォトコラージュ、プロダクト、ポスターなどが紹介されています。

そんな中、目を引く椅子の写真が載っている書籍が。

こちらは、デザイン学科教授の喜多俊之先生が1980年に制作した作品『ウィンク』。
図書館の2階エントランスに実物があるとのことで、さっそく降りてみました。

実物、結構大きいです。

脚を伸ばして寝転んだり、折り曲げて腰掛けることもできます。
ヘッドレストの耳も自在に曲げることができて、色んな姿勢に対応しているよう!
私も座らせてもらったのですが…くせになります!!
カラフルなカバーも気分に合わせて着せ替えが自由です。

隣には、同じく喜多先生の作品で1998年に作られた『ドードー』という椅子も並んでいました。


コンピューター時代の”ホームオフィス”、”ホームシアター”、”高齢化社会”の3視点から発展してデザインされたそうです。
この椅子にも座ってみましたが、足を乗せた時のリラックス感、たまりません。

どなたでも自由に座ることができますので、みなさんもぜひ腰掛けてみてください。
あまりの心地よさに、眠りについてしまうかも…。
くれぐれも寝過ごして授業に遅刻だけはしないでくださいね!

投稿:島田(OUA-TV)


2015年3月2日

ラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」

3月になりました。
気温はさほど変わらないのですが、心なしか以前より春らしく感じる気がします。
4年生にとっては、学生生活も残すところあと僅か…。
もう卒業式まで登校しない学生もいるかも知れませんが、最後まで悔いのないよう楽しんでください!

そして、これから大阪芸術大学の受験を希望される方!まだ間に合いますよ!!
本日・2日(月)から9日(月)まで、大学入試センター試験利用入学試験(2期)の願書を受け付けています。
この入試では、本学個別の試験は実施されず、大学入試センター試験の成績(2教科2科目)で選考します。
詳しくは、入試情報をご覧ください。

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で昨年4月から教授として就任された田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」を率いる内藤裕敬さんが、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトーク
を繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています! 

今日のゲストは、先週に引き続き舞台芸術学科卒業生で俳優の木下ほうかさんです!

俳優として活躍される木下さんですが、実は映画のプロデュースや監督も経験されています。
2000年に制作された「sWinG maN」では主演を務めながらプロデューサーも担当。
「17才」という青春映画では、監督を務められました!
さらに、昨年から上映されている「グレイトフルデッド」というサスペンス映画も、木下さんがプロデュースしました。
そこには一体、どんな苦労があったのでしょうか…?

また、木下さんにとって”役者をやってよかったこと”や、”大阪芸術大学に入ってよかったこと”などもお聞きしています。
ぜひ、お聴きください!!

「大阪芸大スカイキャンパス」
3月2日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(OUA-TV)