大阪芸術大学図書館では、4階の展示スペースでおよそ1ヶ月ごとにテーマを変えて所蔵品展を開催しています。
9月から10月にかけては、「ヴィクトリア朝の自由奔放な空想力の飛翔 ウォルター・クレインの挿絵本」と題して絵本の挿絵作家ウィルター・クレインの作品が紹介されました。
そして、今月28日(金)までは「リヒャルト・シュトラウス生誕150年-後期ロマン派の大作曲家・指揮者-」が開催されています。
シュトラウスはバイエルン王国の首都ミュンヘンで1864年に生まれた後期ロマン派の作曲家です。
こちらには、シュトラウスが作曲したオペラ「ばらの騎士」の楽譜、資料が展示されています。
劇中で婚姻の印として銀の薔薇が登場するのですが、これは本物の薔薇に金メッキを施した珍しい小物。
また、衣装デザインなども紹介されており、展示によってオペラの世界観を垣間見ることができます。
また、シュトラウスの代表作、「アルプス交響曲」や「交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》」などの楽譜も紹介されています。
そして、図書館所蔵のシュトラウスにまつわる書籍も併せて並べられています。
展示で興味を持ったら、その場で本を手にして見ることもできるなんて、図書館ならではですね!!
大阪芸術大学図書館所蔵品展
「リヒャルト・シュトラウス生誕150年-後期ロマン派の大作曲家・指揮者-」
10月30日(木)-11月28日(金)
図書館4階展示コーナー
投稿:島田(OUA-TV)