皆さんご覧になられましたか?「八重の桜」。
綾瀬はるかさんが主演で話題の大河ドラマです。会津武士道の魂を守り抜き、生涯自分の可能性に挑み続け、すべての人の幸福を願った主人公・新島八重の女性としての活躍を描いたドラマです。
1月6日の放送でお気づきになられた方もいらっしゃるかと思いますが、オープニングのタイトルバックに工芸学科・テキスタイル・染織コースの小野山和代先生の『HIKARI-KA』という作品が使用されています。柔らかい光の中で綾瀬はるかさんを囲むように、小野山先生の作品が静かな風に揺られています。
作品から伝わってくる柔らかさや女性らしさの中に、凛とした心地よい緊張感が感じられる素敵な作品です。光を味方にして作品の繊細さと優美な表情が溢れています。そのシーンの画像をアップできればいいのですが、今回はそのシーンの撮影前の様子をご紹介します。
大河ドラマ「八重の桜」にちなんで3月から小野山和代先生の作品を中心とした展覧会が開催されます。展覧会のタイトルは「ハンサムウーマン19」。現代染織、ファイバーアートなど、世界的にも高い水準にある日本のテキスタイルアートの展示です。この展覧会は小野山先生を含めた女性作家19人のみで構成されます。いずれも表現の可能性に挑み続けるまさに「ハンサムウーマン」たちです。大阪芸術大学の卒業生も出品予定です。
●小野山先生の紹介:
テキスタイル・染織コース
(オープニングタイトルで使用されている作品もご覧いただけます)
八重の桜にちなんで
「ハンサムウーマン19」 パワフルな女性作家たち
(会期)2013年3月1日(金)から4月21日(日)
(開催場所)染・清流館
〒604-8156 京都市中京区室町通錦小路上ル山伏山町550-1 明倫ビル6階
075-255-5301
開館時間:午前10時から午後6時(入館は午後5時まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
参考:NHK「八重の桜」公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
投稿:大倉(教務課)