2012年6月4日

禁煙をすすめる理由

kinen003.jpg突然ですがみなさん、普段タバコを吸われていますか?
5月31日は世界禁煙デーでした。
これは世界保健機関(WHO)が喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指し、平成元年に定めたものです。
身体に悪いからやめようと思っても、吸う習慣がついてしまったらなかなかやめられないのがタバコ…。

タバコの煙に含まれる有害物質は吸う本人の主流煙より周りの人が吸いこむ副流煙の方が多いんだそうです。
受動喫煙で肺がんになってしまうこともあるとか…。
自分だけでなく、大切な人の健康も損なってしまうかも知れません!

 5月30日から6月1日まで、大学の体育館下でも禁煙キャンペーンが行われていました。
実施していたのは保健室。
呼気中の一酸化炭素濃度と肌年齢を調べてくれるみたいです。
一酸化炭素って、身近なところで言うと自動車の排気ガスに含まれているんですよ。
OUA-TVの事務室にはタバコを吸う人がいないのですが、周りに喫煙者が多く一番副流煙を吸っていそうな先輩に検査を受けてもらってきました。

kinen001.jpgまず呼気一酸化炭素濃度を調べます。
マイクロCOモニターという小さな装置に息を吹き込みます。
はい、大きく息を吸って―……20秒間吐き続けるのは大変そう。
出ました!数値は2ppm。0ppmから7ppmはノンスモーカーだそうです。
25ppmを超えるとヘビースモーカーなんだとか。
一酸化炭素の問題点は何と言っても酸欠になるということ。
酸欠になると脳が一番被害を受け、重い障害が残ったり死んでしまったり、とっても危険です!
 

kinen002.jpg次はお肌の弾力値と水分値の検査。
これも装置を頬に当てるだけで簡単に測ることができるんです。
タバコを吸うと血管が縮み、血流が悪くなったりビタミンCが破壊されて、美容にすごく悪いんですよ!
さて、その数値は……弾力値が20、水分値が85。
30歳の先輩の場合は、平均的な弾力で理想的な潤いのお肌だそうです。
ううん、健康ですね。素晴らしい!
保健室の方から喫煙に関する弊害なども教えていただいて、改めて怖さを実感しました。
禁煙するのは大変ですが、手に取ったそのタバコをもう一度見つめ直してみるのもいいかも知れませんね。