2010年5月7日

平城遷都1300年祭の中継業務に行ってきました!!

 

一番の目玉はこの『太極殿』です!! どうも、ゲイブロくんです!

 皆さん、2010年って何の年かご存知ですか!?えっ、知らないって!?よく日本史の勉強で『泣くよウグイス平安京』なんて言いながら年表を覚えたりしませんでしたか?そうなんです!!「なんと(710)素晴らしい平城京」つまり、今年は日本の本格的な首都「平城京」が誕生してから1300年にあたります!これを記念して、平城京誕生の地である奈良県を中心に平城遷都1300年祭が開催されています!!

         平城遷都1300年祭に関する情報は平城遷都1300年祭オフィシャルホームページをご覧下さい!!

中継車を使って中継業務を行いました!!
 ところで、皆さんは平城京遷都の年表をどうやって覚えましたか?調べてみたところ「なんと素晴らしい平城京」「なんと美しい平城京」「なんと立派な平城京」「なんとでっかい平城京」「納豆ネバネバ平城京」などいろいろ語呂合わせがあるようですが、一番覚えやすいのは「納豆(710年)食うなら(奈良)平城京」ではないでしょうか?遷都された年に加え、場所まで覚えられる!!意外に平城平安京がごっちゃになってしまう人が多いと思うので、受験生は是非とも参考に!!

遣唐使船が復元された平城京歴史館メインステージの「まほろばステージ」第一次太極殿南大門 
 
 さて、何故平城遷都1300年祭をブログ記事にしたかと言いますと、OUA-TVが放送学科の学生と共に、4月27日・土曜日に行われたオープニングセレモニーの3元同時中継をしたんです!!民族芸能や音楽などが披露される「まほろばステージ」、第一次大極殿前の「南門広場」、そして遣唐使船が復原展示されている「平城京歴史館」の3か所で、9時ちょうどに一斉テープカットをする様子を生中継!!

遣唐使船は必見ですよ!!
 オープニングイベントの前日に会場で仕込み作業をして、開幕当日は朝6時すぎに会場入り。とにかく春とは思えないくらいの寒さが眠気を吹き飛ばしてくれました。中継イベントは無事終了したが、まほろばステージでの中継は今後も行っています!!期間中には芸大の学生たちもステージに出演予定です!芸大グループのパンフレットなども置かれていて、多くの来場者の方々が手にとって持ち帰られていました。

 放送学科では、これまでに昨年は食博覧会・大阪で中継車を使って、巨大スクリーンや会場内のモニターに中継も行いました!!今回のイベント中継でも、実際にプロの報道関係の方々と混ざって撮影したりと、大学の実習では味わえない経験を積んでいます!!実習だけでなく、こうした学外での経験を積むことでまた一回り大きく成長できます!!

 さて、今回は“仕事”でしたが、次は“プライベート”で行こうと思います。…って、一人で行くのもすごく寂しいので…誰か一緒に行ってくれる人が欲しいな~(笑)

平城遷都1300年祭
2010年1月1日~2010年12月31日(平城宮跡会場4月24日~11月7日)
奈良県内各所
 


2010年5月6日

芸大今昔物語

 どうもゲイブロくんです。今日は芸大今昔物語と題して、少し前の話になりますが芸大の「春休み中の様子」と「GW明けの様子」の違いをテーマにブログを書きます。

 ある日、芸大キャンパスをぶらりと歩いていると・・・自動販売機が前進!!もしかして夜中に歩き出したのか・・・。ではなく、7号館タイル張り工事の為に移動していたのでした。そのおかげで工事中も不自由なくジュースを買うことができました。今はみんなきっちりと元の位置に整列して凛々しく立っています!!

自動販売機が前に歩いていました!!今ではちゃんと整列しています!!
         春休み中の自動販売機たちの姿         →            今日の自動販売機たちの姿

 またある日、総合体育館を歩いていると、芝生広場に肥料が撒かれていました。実は、芸坂上がってすぐの大学院前の芝生とは芝の種類が違うそうです。灰色の肥料を見て驚きましたが、これを巻くと芝の発育がとても良くなるようです。詳しくは聞きませんでした。というのも、朝早くから寒い中で作業をされていたので手を止めてもらうのが申し訳なくて・・・。今の芝生広場と比べるとご覧の通り!!春の訪れとともに芝生広場にも緑が広がりました!!卒業式はあいにくの天気でしたが、入学式には芸坂の桜と共に緑の芝生が新入生をお出迎えしてくれました!!

冬の寒さに芝生もやられていました!!春が来て青々と芝生も生い茂っています!!
           春休み中の芝生広場の様子          →            今日の芝生広場の様子

 またある日、総合体育館を歩いていると・・・パン屋さんが閉店していました。「ここのカレーパンと黒糖ベーグル、美味しかったのにな~(涙)」と悲しんでいると・・・ただ隣に移動しただけでした。新入生の皆さんは知らないと思いますが、その昔に「回転寿司」があったところです。卒業生には驚きを隠せない方もいらっしゃるかと思いますが、回転寿司がなくなってからもう随分と経ちました。パン屋さんが入居したので、中華食堂は少し狭くなりました。芸大の中でもお昼は行列ができるほどの人気店ですから、お昼時は早めに行った方がいいかもしれませんよ。

無念!!パン屋さんが閉店してしまいました!!と思ったら、改装閉店でした!!
          春休み中のパン屋さんの様子          →            今日のパン屋さんの様子

         今日のインターネットルームの様子
インターネットルームも新装開店!!

 そして、パン屋さんだったところは、システム管理センターの事務室にリニューアルしました。インターネットルームが広くなったので、お引越しです。新入生にとってはドキドキワクワクだった入学式。友達はできるかな?勉強は大変じゃないかな?初めての一人暮らしは大丈夫かな?期待と不安を胸に芸大に入学されたと思います。GWも明けて、やっとキャンパスライフにも慣れてきたのではないでしょうか?

面白かったので撮ってみました!!

 高校の校舎とは違う大学キャンパスの雰囲気に慣れるためにも、授業の合間などにキャンパス内をゆっくり散策してみるのもいいかもしれませんね?でもかなり広いので授業に遅れないように気をつけて・・・。

 最後に、この写真。この日は風が強くてゴミ袋が今にも飛びそうに…。いろんなところにブログネタはあるんですね。


2010年5月3日

芸大キャンパスを飛び出して・・・ haramu Exhibition 2

     

 新学期が始まり2週間が過ぎましたが、春休み中の学生たちの活躍ぶりをお伝えします。
とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ情報ライブラリーでは、2010年2月25日(木)~3月14日(日)まで、本学デザイン学科の3人の学生によるharamu Exhibition 2 – 3人の個性が孕んだ展覧会-”が開催されました。

          大学内 ガーデンギャラリー
大学内 ガーデンギャラリー
 

 その始まりは、2009年9月、ちょうどキャンパス見学会と同じ時期に、体育館ギャラリーの奥にあるガーデンギャラリーで「haramu」展が開催されていました。“haramu=孕む”とは、新しい生命をお腹の中に宿すということ。「haramu」展では、“3人の個性から生まれる新たな表現”ということをテーマに“孕む”という言葉からイメージした作品が展示されていました。その展示を見たときに“haramu=孕む”というユニークなテーマに新鮮な驚きと女性ならではの特質を感じました。

         ドーンセンター情報ライブラリー
ドーンセンター情報ライブラリー

 実際に“子どもを身ごもる=孕む”ということではなく、作品を生み出すことにつながっているわけですが、これは男女共同参画推進センター(旧女性センター)で展示をすれば面白いのではないかと思いました。そして、3人の学生に尋ねたところ、是非やらせてもらいたいということでしたので、大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)情報ライブラリー及び、とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ情報ライブラリーに打診の上、学生たちがそれぞれに企画書を提出し快諾を得て、開催の運びとなりました。

       『赤ちゃんモンスター』 中野聡美さん
『赤ちゃんモンスター』 中野聡美さん
 まず、2010年1月6日(日)~30日(日)までドーンセンター情報ライブラリーで“haramu Exhibition 2”が開催されました。ドーンセンターの木下みゆきさんに感想をお聞きしましたのでご紹介します。
「『若い学生さんがどうして“孕む”をテーマに取り上げたのかを知りたい』『あなたたちにとっての妊娠のイメージは?』etc.若い作家3名によると、大学内での展示ではこのような感想はキャッチできなかったとのこと。『haramu展』目当てで来館された方、ドーンセンターに別の目的で来られてふらっと展示をご覧になった方など観て下さった方の年代も様々。

                                                『you』 『ehka sopo』 久保田美乃里さん
『you me』『ehka sopo』 久保田美乃里さん

 小さいスペースとはいえ、観る側も創り手も意外な感覚に出会える贅沢な空間がしばらくの間、当ライブラリーに存在しました。今回の展示は、とびきり、たくさんの本たちと共存しライブラリーに馴染んでいたように思います。強烈なインパクトで人を惹きつけるのではなく、気づけば自然に作品に近づいているという感じでしょうか。久保田さん、汐見さん、中野さん、素敵な場づくりをして頂き、ありがとうございました。」

       『silhouette』 『くるくる』 汐見友里さん
『silhouette』『くるくる』 汐見友里さん

 とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ情報ライブラリーでは、会場に合わせた新作も作成し、また一味違った展示を行いました。最終日にはギャラリーツアーも行い、情報ライブラリーに来ていた中学生や常連の女性、大学図書館関係者などが参加しました。作品が生まれるに至る学生作家たちの深層心理にまで触れることができ、感動を共有することができました。

          すてっぷ情報ライブラリー
すてっぷ情報ライブラリー
 すてっぷでの展示に関しては、大阪日日新聞(3月12日)に「生み出す命と希望」と題した記事が掲載されました。

 4月から汐見友里さんは大阪市内のデザイン会社で、中野聡美さんは地元金沢のデザイン会社で、共に社会人としての一歩を踏み出しました。久保田美乃里さんは4年生となり、いよいよ卒業制作に取り組みます。ギャラリーツアーでの「これからも制作を続けて下さい」「また展覧会をしてください」などの励ましの言葉や今回の展覧会での経験を活かして、きっとそれぞれの道でこれからも頑張ってくれることでしょう。またいつか、より成長した3人でのExihibition3にも期待しています。