2010年4月28日

通信教育部 建築学科作品展

       

都会の喧騒を忘れさせてくれるそんなところです!! 

 大阪美術専門学校さんからの投稿です。以前、芸大ブログでもご紹介した「通信教育部 建築学科作品展」のブログ投稿です。

 たまたま見た「芸大ブログ」で、廃校の廊下の写真が気になって出かけてみました。それほど遠いところだとは意識せずに天王寺からJRに乗ってみたものの、加茂駅からの単線のワンマンカーには都会の喧騒も忘れて、どこかのどかな気持ちになりました。

 出発してから1時間半で着いたのは、最寄り駅のJR月ヶ瀬口。梅林で有名なところなので、何年か前の2月には来たことがあったのですが、もう桜も終わりかけの4月には、降り立つ人もまばらです。迎えのクルマで立ち去る方ばかり。バスも1日数本、着いた時間はちょうど何時間もバスが来ない時間帯。

到着すると準備の真っ最中でした!!

 廃校にたどり着くと、まだ準備の最中で、細田先生の事務所のスタッフさんが大工仕事中。川田先生もまた、手伝いの方に熱心に指示をされているところ。

 正直なところ、こんな都会から離れたところで展示して大丈夫だろうか。と他人事ながら不安になりましたが、お昼過ぎには立派なギャラリーに変身。

お昼頃には立派なギャラリーができていました!!
 そして真ん中のテーブルでは、パステル画まで体験できるようにアレンジされました。にわか仕立てには見えませんね。さすがインテリアのプロの仕事ですね。

 のちに聞くと、都会から離れたのどかな場所でありながら、たくさんの方が遠方からこられたとのこと。そして、桜パステルの教室も盛況だったようです。

通信教育部の学生も頑張っていますよ!!

 ここに出展されている通信教育部の学生さんと少しお話をしました。
「社会人でありながら勉強を続けることの苦労。自宅学習の大変さを一番強く語ってられました。確かに夏休みなどのスクーリングで学ぶ分には、普段の仕事を置いていけますが、自宅でレポートとなると、日常生活と仕事との隙間で時間をつくるのが大変なことです。予定より2年ほど長く学生を続けることになったけれど、いろんな人と出会えるし、こうやって展覧会に出向くことも楽しいんですよ」と。

 ふいに出向いた先で、初めて会う人と話をする。お金にはかえがたい、いろんなものが得られます。季節も良くなってきたので、どんどん出かけてみてはいかがでしょう?もちろん新しく何か始めるってことでもいいですね。

投稿者:美専ブログ担当者A