2010年3月16日

小学校からの来訪者

   

小学生との対談で2人とも少し緊張気味・・・。

 3月1日、東大阪市立長瀬北小学校の女子児童が、キャラクター造形学科の合同研究室を訪ねてきてくれました。

 漫画やアニメが好きで「将来の夢は漫画家」という彼女は、キャラクター造形学科で先に夢を叶えた学生に聞き取りがしたいということでした。

どんなことを聞かれるのやら・・・。
 

 「いつ頃その仕事に就きたいと思ったのですか?」

 「なぜその仕事に憧れたのですか?」

 彼女の質問に一つ一つ丁寧に答えてくれたのは『文化のたより ひかり』で漫画を連載している4年生・永井ゼミの池本衣里さんと、ゲーム会社に就職が決まっている同・アニメゼミの岩崎沙耶香さんの2人です。
 

芸大に入学される日を心待ちにしています!!

 彼女は2人の答えを一生懸命にメモに取っていました。この熱意があれば、きっと2人のように大阪芸術大学に入学し、夢を叶えてくれることでしょう!!

投稿者:林日出夫 准教授 (キャラクター造形学科)


2010年3月15日

地上波テレビ放送だけではありません!!

   

 皆さん、お久し振りです!!なかなかブログ更新できなくてすみません!!OUA-TVにとって毎年3月は忙しい時期となっていまして…。その模様は後日ブログにてご報告致します!!

 さて、ラジオ大阪で絶賛放送中の番組「大阪芸大メディアキャンパス~開け!アートの扉~」芸大ブログをご覧のあなたならもちろん毎週聞いてくれていますよね!!

 ラジオ番組の宣伝は今まで何度かブログでもさせてもらいましたが、今日はこの番組収録の裏側をお見せしようと思います。
といっても、すべてはお見せするとブログネタがなくなってしまいますのでチラ見で…。

原稿をチェックして本番に臨みます!!
 実はこのラジオ番組のディレクター放送作家アシスタントは大阪芸術大学の卒業生なんです。ワタシも思わずビックリしました!!今日はこのラジオ番組のアシスタントを務めている木村知世子さんをインタビューしました!!どこかで聞き覚えのある声だな~と思っていたら、実はワタシの地元テレビ局の朝番組に木村さんは出演されていたんです☆★

>>木村さんは何学科をご卒業されたんですか?
「短期大学部広報学科(通信教育部)です。」

>>どうして大阪芸術大学短期大学部の通信教育部を選んだんですか?
「今の仕事を始めてからさらにメディア全体のことを知りたいと思いまして…。」

>>短期大学部通信教育部に通っていた頃の思い出は何かありますか?
「テレビやラジオの実習スタジオが本当に立派で驚きました!」

本番中も変更点を作家さんと確認します!!
>>アナウンスの仕事をされていて何か苦労されたことはありますか?
「ニュース原稿の順番を間違えて読んでしまったことがあります。気付いた時には時すでに遅し…。ビックリするほど冷や汗が出ました。」

>>ちなみに、芸大にもこのラジオ番組の取材で何度か行かれたと思うのですが、キャンパスや学生の印象はどうですか?
「みんな明るく、まじめ。それに礼儀正しい!!(笑)皆さん才能に溢れています。学生の姿勢に学ぶことも多いです。」

>>この番組ももう少しで放送開始から1年を迎えますが、これまでやってきてどうですか?
「塚本先生をはじめ、現場の皆さんといつも明るく楽しくさせて頂いています。本当に大好きな番組です!!ゲストの皆様のお話は貴重で、たくさん勉強させて頂いています!!

木村さんの声でゲストさんもリラックスできるようです!!

>>いつも収録をする時に心がけていることはありますか?
「アシスタントという立場で、番組をいい形でサポートできるように毎回頑張っています!!」

>>最後に、将来木村さんのようにアナウンサーとして活躍したい!!と夢見る学生たちにメッセージをお願いします!!
「私はまだまだなので大したことは言えませんが、情熱を燃やし続けることが大切かなと思います!!」

 収録の合間にムリをお願いしてインタビューさせて頂いて本当にありがとうございました!!木村さんも出演するラジオ番組「大阪芸大メディアキャンポス~開け!アートの扉~」はラジオ大阪(1314kHz)毎週月曜日23:30~24:00まで大好評放送中です!!

 また、この番組は動画配信もしています!!過去に放送したゲストとのトークを見ることができます。番組では伝えきれなかったお話や画像などもご覧頂けます!!

詳しくはOUA-TVホームページまで!!


2010年3月9日

カリフォルニア研修レポートvol.2

        

 先月中旬に、大阪芸術大学から15名の学生が大阪芸術大学・カリフォルニア美術大学(CCA)染織&版画交流作品展に参加するため、アメリカ・サンフランシスコを訪問しました。これに参加した美術学科版画コースの増田清香さんからレポートを頂きました!!ということで、2日に分けて紹介しています!!1日目のブログは昨日のブログをご覧ください!!


CCA3・4日目(21日) 自由時間
 待ってました!!自由時間!!思い切ってゴールデンゲートブリッジまで行ってきました。雨と戦いながらの道のりは過酷でした。観光バスの運転手さんはとても親切で、英語に四苦八苦する私たちを気遣って下さり、感謝です!!バスは朝霞の雨漏りで、これまたいつものパターン通り、とある友人が座るところ座るところ、わざとやっているかのようにバスの天井から雨水が落ちてきて、私たちはお腹が痛くなるほど笑いました。乗換するバスは雨漏りがないことを期待して待つこと30分。現れた次のバスはなんと・・・屋根なし!!思わず絶句する私たち。結局合羽を着て雨に打たれて出発。傘をさしながらバスに乗るという貴重な体験をしました。寒さで凍えながら「もうアカン・・・」とあきらめかけたその時!!霧の中に突如出現した赤い大きな橋・・・ゴールデンゲートブリッジだーーーーー!!!!傘をさしながらすごい体勢で必死に写真を撮りました。晴れた日に見たかった気持ちはありましたが、雨でも雰囲気を十分感じられてよかったです。その後フィッシュマンワーフに行ってお昼ごはん。魚介類が苦手は私でしたが、新鮮なサーモンがとても美味しかったのでペロリと完食できました。本当においしかった・・・。またここでは名物がチョコレートらしいので、私も便乗してチョコレートを買いに「チョコレートヘブン」へ。名前の通り、お店の中にはチョコばっかり!!甘い匂いがとても心地よい空間でした。天気なんか関係なく十二分に楽しんだ1日でした。あ~~楽しかったなぁ。一生の思い出になりました。先生、ありがとうございました!!

CCA4・5日目(22日) KALA ・Magnolia Editions ・FORTHRITE
 この日は1日中テンションが上がりっぱなしでした。見るもの、聞くもの全てが刺激的で、心が落ち着く暇がないほどでした。中でも活版印刷の機械を見せてもらったときは、感動し過ぎて鳥肌が立ちました。この方法で文字を作って絵本にすれば、どんな風になるのだろうかと想像するだけでも楽しくなってしまいます。同じように考えを廻らせていた友人と一緒に、スゴイスゴイ!!とずっと言いながら見つめていました。見学が終わってから、改めて私はファミリアのイラストレーターの仕事に就けたことを本当によかったと思いました。モノ作りの素晴らしさや面白さから離れずに済んだことがどれほどよかったか、この1日でとてもよくわかりました。才能がないから営業職に就こうと思った2回生の時、寂しい気分で学校に来ていた時、そんな頃の私を思い出しました。そんな気持ちになったあの頃、なぜあんな寂しい気分だったのか。やっぱりモノ作りが楽しいから、やっぱり私も何かを作って人に感動を与えたいから、だから寂しくなったんだと思います。だから私は、この日感じたモノ作りの魅力を忘れずに、仕事を本気で頑張ります。そんな熱い気持ちになったこの1日は私にとって大きな1日でした。

CCA5・6日目(23日) モノタイプ・キルトの共同制作、good-byeパーティー
 この日は私にとって最大の山場でした。なぜかというと、私の苦手は銅板の日だったからです・・・。上手くいくかどうかとても心配で、実は日本を出発する時からずっと心に引っかかていたんです。
若干緊張しながらやり始めたモノタイプでしたが、担当してくれたグレッグ先生が優しくて安心しました。先生の作品はとても魅力的で、何より20年以上も続けているということが驚きです。この実習ももっといろいろ試したいと思いました。表現方法は本当に自由で、幅が広く、工夫の方法もいくらでもある、もっと頭を柔らかく・・・学ぶことがたくさんあり過ぎるほどいっぱいで、とても勉強になりました。その後のキルト制作では、みんなでひとつのモノを作る楽しさを感じました。いい思い出になりました。そして、もう・・・あのgood-byeパーティー!!私の誕生日をみんなが祝ってくれたこと、これはもう絶対に一生忘れません!!人と繋がる喜び、幸せ、温かい気持ち、本当に素敵なプレゼントを頂きました!!みんなのいること場所に居られること、それは本当に幸せなこと。たくさんの人と出会えたこの1週間は宝物です!!

CCA6
 研修に参加した学生の皆さん、お疲れ様でした!! また違う文化の芸術に触れたことで、今後の作品製作においてとても刺激になったことだと思います。 この経験を生かして、また作品製作に頑張ってくださいね!!

 ブログを投稿して頂いた増田さん、可愛いイラスト付きの投稿をありがとうございました!!

今後の活躍に期待しています!!貴重な体験ができました!!


2010年3月8日

カリフォルニア研修レポートvol.1

                     

 先月中旬に、大阪芸術大学から15名の学生が大阪芸術大学・カリフォルニア美術大学(CCA)染織&版画交流作品展に参加するため、アメリカ・サンフランシスコを訪問しました。これに参加した美術学科版画コースの増田清香さんからレポートを頂きました!!ということで、2日に分けて紹介します!!

1日目(18日)出発、オープニングパーティー
1日目・出発→オープニングセレモニー 研修旅行1日目。いよいよサンフランシスコに向けて出発の日。久し振りに乗る飛行機にワクワクしていました。気流の関係で途中飛行機が上下に揺れて、象さんたちは顔が真っ青になっていました。私はジェットコースターみたいで楽しんでいましたが・・・。ぐっすり眠っている間に気づけばアメリカ合衆国。初めて乗るBARTに戸惑うワタシ。何もかもが新鮮で、楽しいことにたくさん出会えるような予感がして胸が躍ります。テーマパークみたいな街並みが外国に来たことを実感させます。夜のオープニングパーティーでは、英語が話せない私は、若干不安になりながらの出席でしたが、CCAのみんながゆっくり話してくれたおかげで、少しですが会話ができて、とてもうれしかったです。みんながにこやかに歓迎してくれて本当に感謝です。この日出会った、笑顔がとってもかわいいミックから水でつけられるタトゥーをもらって、興奮したままホテルへと戻る私でした。

2日目・San Francisco Museum of Modern, CCA の見学・2日目(19日) San Francisco Museum of Modern Art, CCA San Franciscoの見学
 時差ボケも全くなく快眠。そして、美術館へ出発。日本とは違って大胆な色使いが目を惹きます。写真の展示コーナーを見て思ったことは、注目するところが面白いなぁということです。私たちの感覚では、全体を見る感覚がつようように思うのですが、こちらの人たちは部分的、局部的な面白い箇所(ピーマンをアップで撮って、何かの内臓のように見せる作品など)を見つけることが上手いということです。
 午後はCCA San Franciscoを見学させてもらいました。教室を見ただけでも、ここで学ぶ学生たちが生き生きと楽しんで真剣に作品と向き合う姿が想像できます。そして、やはり心に残ったことは、鮮やかで大胆な色使いでした。

3日目・染織・紙スキ1・3日目(20日) 染織・紙スキ
 染織:初めての染織実習にワクワク。どんな仕上がりになるのか全く見当がつかないのでドキドキしました。モノ作りの、こうした興奮感はたまらなく楽しいです。思う存分モノ作りの楽しさを噛みしめられたのが、とても幸せでした。道具も環境も、初めて見たり作ったりすることばかりだったので、記憶に残りました。染織コースの子たちはやっぱり仕上がりがとてもきれいで魅入ってしまいました。ほんのさわりだけ体験しただけなので、もっと深く勉強してみたいと思いました。とにかく本当に楽しかったです。また挑戦してみたいと思います。

3日目・染織・紙スキ 紙スキ:こちらも私は初挑戦。外は寒いけど、全然気にならないくらいに夢中になっていました。ナンス先生はどこか原先生に似ていました。温かくて笑顔が素敵。一緒に作業ができることを素直に幸せに感じられる先生。もっと英語を話せるようになって、もう一度教わりたいです。そうしたらもっといろんなことをナンス先生から学べそうだと感じました。紙スキにはコツが要りました。なかなか均等なフラットな面は作れませんでしたが、味のある私だけの紙が作れたので満足です。

明日のvol.2へ続く・・・。

CCA・1CCA・2


2010年3月4日

今年のテーマは「映像維新」!! 『DAIGEI FILM AWARD 2010』学外展!!

   

今年も会場は赤い観覧車のふもと!!

 ついにやってきましたっ!!!!映像学科卒業制作展『DAIGEI FILM AWARD 2010 in HEP FIVE』!!!!皆さんHEP FIVEはもちろんご存じですよね?大阪梅田の観光名所にもなっている、赤い観覧車が目印の商業施設です。JR大阪駅、阪急・地下鉄「梅田駅」から徒歩5分圏内というアクセスの良い場所です。

 そんなHEP FIVEの最上階、8階HEP HALLで映像学科の卒業制作展は開催されます。この学外展の注目点は場所だけではないのです!!何が注目かというと、まずHEPで上映される作品は、学内の選考会で特に厳選されたものしか上映することができないということ。つまり、ここで上映される作品はすべてが秀作といっても過言ではありません!

 しかし、学外展の見どころはそれだけじゃない!!なんといっても連日上映の合間に開催されるトークショーでは、本学科に関係のある著名なゲストをお招きして学生と討論していただきます。しかも今年はそのゲストが超豪華!!!!!!!

           本学科学科長 大森一樹氏
大森一樹学科長も討論会に参戦!!

 まず初日の5日は、「ゴジラVSビオランテ」、「悲しき天使」を監督した映像学科長・大森一樹先生と、同じく本学科教授でプロデューサーの浅沼孝先生のトークショーが開催されます。最終日の7日は「山形スクリーム」、「チームバチスタの栄光」で撮影監督を務めた本学科教授・佐々木原保志先生のトークショーが開催される予定です。現役バリバリの先生方が学生とどういうトークを繰り広げるのか…本学科生でなくとも十分楽しめる内容となっています!!!!!

なんと入場無料!!是非お立ち寄り下さい!!

 そして中二日、6日のゲストには…なんとっ!『新世紀エヴァンゲリオン』、『天元突破グレンラガン』等を制作した、アニメーション制作会社「GAINAX」より、代表取締役の山賀博之氏、企画プロデューサーでイラストレーターの赤井孝美氏が来場されますっ!!!!

 お二人は大阪芸術大学映像計画学科(現・映像学科)に在籍されていた経歴を持ち、同級生の庵野秀明氏(?新世紀エヴァンゲリオンの監督として有名)らと共に、「GAINAX」を設立されました。

 本学科が生んだ、日本を代表するトップクリエーターのお二人がこの上映会で何を語って下さるのか。一般のアニメファンの方はもちろんのこと、アニメをよく知らない方でも十分楽しめると思いますよ!!!!

 これはもう会場に行くしかないですね!!!!定員数は立ち見含めて300人までとなっておりますので、開場時間、上映スケジュールをよくご確認の上お越し下さい。映像学科卒業制作展委員一同、心よりお待ちしております!!!!!

■ホームページアドレス
http://www.daigei-eizou.com/award-2010/dfa2010hep/

■広報ブログアドレス
http://ameblo.jp/daigei/