2009年12月24日

大阪芸術大学映画館試写会

  

 今年もクリスマスがやってきました!!皆さんは、サンタさんにどんなクリスマスプレゼントをお願いしましたか!?
 芸大ブログは映像学科さんからブログ投稿を頂きました!!ありがとうございます!!
 
大人気コミックがついに実写化!! 皆さんこんにちは。映像学科です。

 12月7日(月)『彼岸島』試写会&アクターズ・スタジオIN映画館へたくさんのご応募ありがとうございました!!残念ながら今回当選できなかった学生さんも、次なる企画が進行中ですので、是非ご応募ください!!

開場前には長い行列ができました!!
 この度映像学科では、最新話題作を劇場公開前に学内において鑑賞頂ける“プレミア試写会IN映画館”第二弾!を去る12月7日(月)に行いました。上映作品は2010年1月9日公開『彼岸島』(配給:ワーナーブラザーズ映画)。今回は特別に、試写会だけでなく舞台芸術学科のご協力のもと「アクターズ・スタジオIN映画館」と題しまして、主演を務めた石黒英雄さんをゲストにお招きし、演技について、作品について熱く語って頂きました!!!

 映画館前には開場を待つ学生の列ができ、12月寒空の下、たくさんの学生が詰めかけました!

 話題作&石黒さんを一目見ようと、イベントの総エントリー数は130名と、たくさんのご応募頂きました。ありがとうございました。本作は、2時間2分という大作。サディスティックで見事なアクションに圧倒されながらも、本編が終了。衝撃的なシーンの連続に会場は騒然となりましたが、胸を打つ友情と人間ドラマに、すっかり本作の虜になった学生も多いはず!!

 上映後は皆さん、お待ちかねの石黒英雄さんの登場です。新人とはいえ、さすがプロの役者さんですね!キラキラしていて、オーラが違います!

 石黒さんは、緊張気味の司会者にツッコミを入れるほど親しみやすい、そしてカッコイイ方でした。学生の質問にも“全部答えます!!”と自ら立ち上がり、笑いを交えながら積極的に答えて下さいました。同世代の学生とのワークショップということで、同じ世代の目線を大切にして下さり、演じることの魅力を語って下さいました。

カッコいいです!!さすがプロの役者さんです!!<学生の質問から…>
Q.原作のコミックは参考にされましたか?
A.役が決まってすぐ本屋に走り、全巻買って読みました!

Q.ユキ派ですか?レイ派ですか?
A.コミックはユキちゃん派ですが、映画はレイさん派です(笑)。

Q.一番見てほしいシーンはどこですか?
A.ポンとのシーンです。コミックでもあそこが一番好きです。

Q.芝居をするときに心がけていることは?
A.事務所に入った頃は、カメラの前に立つのが恥ずかしかったり、台詞も羅列している時期があった。「エリートヤンキー三郎」の時、脇の役者さんの芝居や監督からのアドリブを多用した作品で、演技を楽しむことができた。今は、カメラの前でかっこよくなくてもオープンにしている。心をオープンにして、カメラにさらけ出している。楽しむことと自分を知ることを大事にしています。

撮影現場での貴重なお話も聞かせて下さいました!!
 最後に、石黒さんから学生たちに熱いメッセージを頂きました!!
 「皆さん、夢を絶対、あきらめないでください。あきらめなければ、きっと叶いますし、それに近づく行動をすれば、絶対になれること。みんなその気持ちを忘れずに、頑張ってください。ぼくらは、待ってます。この中から、将来一緒に仕事をする人もいると思います。その時は、宜しくお願いします。」

 俳優を志す舞台芸術学科の学生たちは、同世代ながら一足早くプロの現場で活躍する石黒さんのお話を聞くことにより、とてつもなく大きな刺激を受けたことでしょう。
 また映像学科で映画監督を目指す学生たちも、映画を演出する上で最も大切な“俳優を知る”ということの一助となり、とても有意義なイベントになりました。

 『彼岸島』の原作は、講談社「週刊ヤングマガジン」で連載300回を超える松本光司の人気漫画で、原作の大ファンという参加学生もいました。単行本の売り上げはなんと、累計410万部超。日本のみならず、韓国、台湾、タイなどのアジアだけでなく、フランスなどのヨーロッパでも出版されている大人気コミックシリーズです。壮絶なアクション描写などは「実写不可能」と言われてきた話題作が、いよいよスクリーンへ。
 予告編、想像をはるかに超えた、衝撃作です。観ていて痛みを感じるサディスティックなシーン。胸を熱くする友情。惚れ惚れするアクションシーンの連続に、スクリーンから目を離せません!!出演者の役者魂を感じる渾身の一本です。
 

この冬は『彼岸島』!!是非劇場で震えて下さい!!

アクションシーンは圧巻です!!@2010 松本光司/講談社・「彼岸島」フィルムパートナーズ

原作:松本光司「彼岸島」(講談社刊「ヤングマガジン」連載)
監督:キム・テギュン(『火山高』『オオカミの誘惑』)
脚本:大石哲也(『MW-ムウ-』『デスノート』シリーズ)
出演:石黒英雄/渡辺大/水川あさみ/山本耕史 ほか
主題歌:9mm Parabellum Bullet 「命ノゼンマイ」(EMI Music Japan Inc.)
上映時間:2時間2分
ジャンル:サバイバル・アクションエンターテイメント
製作:「彼岸島」フィルムパートナーズ
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
公式HP:www.higanjima.jp

投稿者:映像学科


2009年12月21日

「にっぽん‐大使たちの視線2009」写真展開催中

    

日本人も気付かなかった「わび、さび」もあるかも?

 12月16日(水)よりほたるまちキャンパスギャラリーで「にっぽん‐大使たちの視線2009」写真展が開催されています。

 この写真展は、世界各国の在日大使をはじめとした外交官の方々が、日本国内で撮影した写真の展覧会です。1998年に第1回が東京で開かれ、本年で12回目を迎えています。大阪には2000年の第3回から巡回するようになり、昨年は大阪国際交流センターのギャラリーで開催されていました。

日本っていいところなんだなって改めて実感しました。

 作品は毎回決められるテーマに沿って撮影され、本年は「Colors of Japan」をコンセプトに「Wabi-Sabi(わび、さび)」をテーマにした作品と日本を自由に捉えた作品が出品されています。39カ国61名の各国を代表する大使たち、文化や慣習が異なる彼らが日本をどう捉えているのか、「わび、さび」をどのように感じ、理解して、どこに見いだしているのか、大変興味深い作品が展示されています。

会場近くでは「光のルネサンス」も開催中です!!
 11時から19時まで会期中無休で開催しています。折しも、堂島川を挟み「光のルネサンス」も開催されています。是非、この機会にほたるまちキャンパスに足を運び、合わせてお楽しみください。

「にっぽん‐大使たちの視線2009」写真展
会場:大阪芸術大学ほたるまちキャンパスギャラリー
会期:2009年12月16日(水)~24日(木)
時間:11時~19時
会期中無休・入場無料
お問い合わせ先:大阪芸術大学ほたるまちキャンパス
TEL 06-6450-1515
 

          「わび、さび」を日本語で表現できますか?いろんな国の大使が感じる「わび、さび」とは…

 


2009年12月17日

ウォール・アート・フェスティバル

 

ん~どうやって描こうかな~?

 11月22日(日)、JR京橋駅前の京阪京橋商店街で、関西の芸術系大学・専門学校の学生が腕を競い合うウォール・アート・フェスティバル(主催:京阪京橋商店街振興組合)が開催されました。

 今回のイベントは同商店街振興組合が町おこしの一環で募集した、京橋の思い出やPRを詠んだユーモア川柳の中から、厳正なる審査で選ばれた十数点の受賞作を、約100メートルの壁画に漫画で表現するというものです。

一度描き始めるとそう簡単にペンは休めません!!

 大阪芸術大学からは池本衣里さん、方山貴絵さん、駒井亜弥さん(キャラクター造形学科4年)と片岡摩衣子さん、秦友希さん、濱岡真未さん、山口未月さん(キャラクター造形学科2年)の7名。大阪芸術大学短期大学部からはデザイン美術学科2年生2名と1年生2名、大阪美術専門学校芸術研究科漫画コース3人とキャラクター造形学科卒業生1名を加えた計15名が大阪芸術大学グループとして参加しました。

どんな絵が完成したんでしょうか!?続きは現地で!! 

 前日に各校の先生方が下絵を描き、当日朝10時から先生方の指示の元、 学生たちがイメージした色を塗って漫画を完成させていきました。いわば先生と学生とのコラボ作品です★☆
 
 完成した壁画は京阪京橋駅付近の高架下で見ることができます!!京橋の名物スポットなので、迷ったら地元の人に聞いて見て下さいね。

投稿者:林日出夫(キャラクター造形学科准教授)


2009年12月16日

マイケル・ムーア監督来校密着ルポ!!

     

皆さんこんにちは。映像学科です。
去る12月4日(金)、アメリカから超VIPなお客様が電撃来校しました。
 「ボーリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」などの衝撃作で知られる、皆さんご存知、ドキュメンタリー映画監督マイケル・ムーア氏!!
 ムーア監督は、12月5日(土)より公開の最新作「キャピタリズム~マネーは踊る~」(配給:ショウゲート)のキャンペーンのため現在来日中。今回プライベートタイムにお忍び!?で、ドキュメンタリーの鬼才、本学教授の原一男先生の授業見学のため、遥々大阪芸術大学までお越し下さいました。

 ムーア監督は、いわゆる“突撃取材、アポなし取材”で有名ですが、その元祖は何を隠そう原一男先生(監督)なんです!!
 ムーア監督は“尊敬する映画監督”に原先生の名前を挙げ、アメリカの映画祭では先生との対談のため、わざわざチャーターヘリで駆けつけるほど、原一男作品の熱烈なファン。今回、是非原先生の授業を見学されたいとのことで、予定を急遽キャンセルして駆けつけられたという訳です。映像学科のスタッフも前日の昼過ぎに聞き、ムーア監督の“突撃”の洗礼を受けました!世界的VIPに、研究室は混乱!?しつつ、当日を迎えました。

 4日(金)は、12時に喜志(芸大の最寄り駅)周辺でムーア監督ご夫妻と原先生、小林佐智子先生、大森一樹学科長でまずはランチ。メニューはもちろん日本の映画人定番メニュー!?“お好み焼き”!
 ムーア監督ご夫妻の到着の連絡が入り、店の外へ原先生がお出迎え。そこには、Tシャツにキャップ姿の、映画と変わらぬビックなVIPのお姿が!!

英訳で本を出版されていることも凄いです!!
 原先生と硬い握手を交わし、ここでムーア監督からサプライズ!!原先生の著書英訳版、「CAMERA OBTRUSA-THE ACTION DOCUMENTARISE OF HARA KAZUO-」にメッセージをつけてプレゼント!! 思わぬ出来事に原先生は「まさか自分の本をプレゼントされるとは・・・。今度は、原本にメッセージをつけて僕がムーアにプレゼントするよ!」と微笑んでいらっしゃいました。ムーア監督は小林先生、大森学科長にもお土産を用意!!
 小林先生には、映画祭のデコなTシャツ。海外の映画祭はTシャツまでスゴく可愛いんです!!原先生、大森学科長には、ムーア監督のトレードマークのキャップをプレゼント!

 ムーア監督ご夫妻は今回が初来日。初のお好み焼きの感想は…!?「何が入ってるか分からないけど、これ(お好み焼き)美味しいね」とムーア監督。お好み焼きに舌鼓をうちつつ、原先生とムーア監督の話は絶えません。おふたりは今回で3度目のご対面とのこと。「3回目だけど、昔から友人みたいだよ」という原先生は、英語がペラペラというわけではありませんが、言語を超えた特別な関係という雰囲気がこちらにまで伝わってきました。
 ムーア監督の奥様で、彼の作品のプロデューサーを務めるキャサリンさんも、「日本は初めてだけど、凄く気に入りました。また是非来たいです」とにこやかに答え、とても優しい方でした。ユーモア溢れるムーア監督のジョークの数々に、笑いの絶えぬ楽しいランチタイムを終え、いよいよ大学へ…。

 VIPの来校に、入り切らないほどの学生で熱気を帯びた教室。ムーア監督を一目見ようと集まった学生たち、その数170名あまり。
 いよいよ、ムーア監督ご夫妻の登場です!!

専攻外の学生も来たようです!!
 まずはおふたりのご紹介後、映像学科1年生の通常授業を見学。その後、せっかくムーア監督がいらしているということで、急遽質問タイムを設け、学生たちからはたくさんの手が挙がりました!!
「反社会的なテーマでのドキュメンタリー映画づくりは、怖くないですか?」
「自分の作品が国を変えると思いますか?」など。一つ一つの質問に丁寧にお答え下さいました!!

ムーア監督ご夫妻も熱心に授業を見学されていました!! 最後に、ムーア監督は「私は日本映画がすごく好きです。ハリウッド映画の真似をするのではなく、自分にしかできない映画をつくって、日本映画を皆さんで守って下さい」と学生たちに熱いメッセージを頂きました。
 ムーア監督ご夫妻の滞在は約3時間程でしたが、監督のお人柄を垣間見ることができました。豪快さと丁寧さ、そしてとても謙虚で、ユーモア溢れる素敵な人でした。
 また、奥様であり、プロデューサーのキャサリンさんも周りに凄く気を使ってらっしゃる、思いやり溢れるとっても素敵な女性でした。

ムーア監督と奥様でプロデューサーのキャサリンさん

 マイケル・ムーア監督の気になる最新作はこちら!!

キャピタリズム~マネーは踊る~公式サイト:www.capitalism.jp

監督・脚本・製作:マイケル・ムーア
2009年/アメリカ/カラー/ヴィスタ1:1.85/ドルビーデジタル/127分/原題:CAPITALISM:ALOVE STORY
提供:ショウゲート、デイライト 配給:ショウゲート
(C)2009 Paramount Vantage, a division of Paramount PicturesCorporation and Overture Films, LLC

12月5日(土) TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズ シャンテにて限定公


2009年12月15日

放送学科広告コース実習発表会のお知らせ

1年間の集大成がここに・・・ 

 あなたは広告がない世界を想像したことがありますか?
   私たちの生活の中には広告があふれています。
 
 その昔、水の都大阪の繁華街、
  道頓堀では広告表示のロゴを逆さまに書いて水面に映すと、
   ちゃんと読めた… などという粋なことを発明しました。
 
 つまりそんな水面をメディアにした広告づくりはもはやひとつの文化といえます。
 
 しかし、それらのアイディアのかたまりである広告がなくなってしまったら
  道頓堀は暗くてとてもつまらない街になってしまいます。
   広告がない世界を想像してみてください。
    広告がない世界は不便でつまらないものです。
 

 今回の実習発表会では、みなさんと一緒に広告について改めて考えていきたいと思います。コース選択で迷っている放送学科一回生の方は広告コースがどんなところであるか参考にしてみてください。

 他学科の方たちも少しでも広告に興味がある方は是非見に来てください。ご来場お待ちしています。広告の灯が消える前に…

 日時:2009年12月18日(金)
 時間:1回目 開場12:30 開演13:20
         2回目 開場14:50 開演15:00
  場所:大阪芸術大学キャンパス内 6号館スタジオ

投稿者:森本泰史(放送学科3年)