2009年3月18日

卒業式の準備

総合体育館では来週月曜日(23日)に控えた卒業式の準備が着々と進められていました。アリーナには赤い絨毯が敷かれ、通常は壁に収納されている観客席も準備OK。オーケストラ用の反響板が設置され、椅子が並べられています。その後メジャーと長い紐を使って補助椅子を美しく整列させています。
平成20年度 卒業式 準備 総合体育館の様子
今回卒業される方が会場に入ったときのグッとくる気持ちを大切にしたいので、内部の全貌は敢えてお見せいたしません。写真を撮るために入ってみると「おぉーっ」って感心します。人がいない会場はいつもより広く感じられました。
平成20年度 卒業式 準備
この場所がもうすぐ晴着やスーツを着て「かしこまった」およそ1600名の卒業生達でいっぱいになるのかと想像すると感慨深いです。それぞれの学生さんの大学生活がここで締めくくられるわけですから。
平成20年度 卒業式 準備
卒業式は第1アリーナ、第2アリーナ、芸術劇場の3ヶ所を使って挙行される予定です。卒業生と先生方、ご来賓の方々は総合体育館2階・第1アリーナ(メイン会場)に入場していただきますが、保護者の方は総合体育館の3階ロビーが受付となっており、第一アリーナ3階の一部分と芸術劇場へのご案内となります。芸術劇場では中継された会場の様子をスクリーンでご覧いただくことになります。(芸術劇場が満席になり次第、第二アリーナへの誘導となります。)

いやぁー、今年度もたくさんの4年生、大学院の2年生にお世話になったなー。皆様ありがとうございました。少し早いですがこの場を借りまして御礼申し上げます。

● 平成20年度 卒業証書・学位記授与式
 平成21年3月23日(月)
 受付:10:00から  式典:11:00→12:30(予定)
     (卒業証書の受け渡しは各学科にて13:00から)
 ※駐車スペースには限りがございます。
   ご来校の際はできるだけ公共交通機関のご利用をお願いいたします。
 
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2009年3月17日

ビーと吹く!!篳篥(ひちりき)

12号館から楽器の音が聴こえてきました。何の音だろうと思い、扉を開けてみると・・・
雅楽の練習をしている最中でした。雅楽の音色と言えば、神社!!
ではなく、芸大生ならわかるはず。そうです卒業式です!!来週の月曜日に迫っています。
大阪芸術大学では入学式と卒業式のオープニングに、雅楽の演奏と舞を披露するのが伝統です。
日本古来の美を感じ、厳かな気持ちで式典に臨むことができます。
まさに、芸術大学の学生生活の始まりと終わりにふさわしい演出です。
篳篥を練習する大和撫子
音楽学科と演奏学科の学生2人が篳篥(ひちりき)の練習をしていました。
篳篥は雅楽や、雅楽の流れを汲む近代に作られた神樂などで使う管楽器の1つです。
漆を塗った竹の管で作られ、表側に7つ、裏側に2つの孔(あな)を持つ縦笛です。
篳篥

篳篥はビービービーと非常に高い音色でメロディーラインを奏でます。
大きさはリコーダーの半分ぐらいですが、音はかなり大きいです。部屋中に響いていました。

その隣では先生と学生が舞いの練習をしていました。スローな動きなので、一つ一つの振りを美しく見せること、先生の動きに合わせることが難しそうでした。
舞を練習する教員と学生
動きの変化が美しいです
卒業式まであと少し・・・練習頑張って下さい。卒業式本番の演奏、舞が楽しみです。

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2009年3月16日

只今、図書館は蔵書点検中

図書館は現在閉館しています。3月中ずっと閉館なんて、長いなあ・・と思っておられる方もいるのではないでしょうか。もちろん、単に閉まっているのではなく、館内は蔵書点検の真っ最中です。
蔵書点検中のフロア
図書館に所蔵されている資料を始め、地下書庫の資料まで、全て点検しなければいけません。なんと、その数約32万件。図書で約23万件、楽譜で約4万8千件、映像・録音関係資料で約4万件もあります。本や楽譜など順番にバーコードを読み取り、その後書架整理をされます。
バーコードを読み取っている様子
この書架整理も大変です。きれいに並べ直したりするだけではなく、楽譜など枚数が足りているか?破損していないか?など丁寧に調べていきます。
保管袋から楽譜等を出して点検中
私が図書館にお邪魔したときには、いつも皆さんが利用しているフロアの点検は終了していて、書庫や貴重書庫と呼ばれている場所の点検中でした。
貴重書庫の様子
貴重書庫は、私も初めて入らせて頂きましたが、ウィリアムモリスなどの貴重な本が管理されています。もちろんこの部屋は温度管理もされていて、貴重な本をカビ等から守っています。ここで管理されている本には、バーコードを付けたシールを貼ることも出来ないため、バーコードの代わりにカードを本に挟み込むなどして、他の本とは別の方法で点検をされていました。
一冊づつカードを挟み込んでいる様子
今回「蔵書点検」を実際に見せて頂いて、如何に大変な作業か・・ということがよくわかりました。書庫の棚を見て、あまりの数に「これを全部点検するの?」と思っただけで気が遠くなりました。ほんとに根気のいる作業です。という訳で、今、図書館の方達はみなさんに気持ちよく利用して頂けるようにメンテナンスを行っています。4月1日から開館しますので、もう少しお待ちくださいね。
図書は、みんなの財産です。くれぐれも、利用規則は守りましょう。

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2009年3月13日

ジャズの聖地NY

国際部から、2008年度ジュリアードジャズセミナーの途中報告メールが届きました。
今回のセミナー参加者は音楽学科5名、通信教育学部音楽学科6名の11名です。
ジュリアードジャズセミナーは1週間の予定で、アメリカ・ニューヨークに滞在します。

NY地下鉄の改札

NYに到着した一行

到着翌日から、3日間ジャズの名門校ジュリアード音楽院にて終日研修をします。
4日目・5日目の2日間は、人種のるつぼニューヨークの市内観光です。
自由の女神、エンパイアステートビル、グランドゼロ、メトロポリタン美術館など。
5日目は終日自由行動といった行程です。
研修に観光にNYを満喫できるセミナーです。

<
国際部からの報告>
現地時間3月9日午後10時ごろにニューアーク空港へ到着し、ホテルに着いたのは11時を過ぎていました。しかし、長いフライトの疲れにも関わらず、学生全員初日から元気にセミナーを受けています。
ジュリアード音楽院ジャズ科の先生から1日みっちりレッスンやレクチャーを受け、本場のジャズを皆体感しているようです。初日のセミナーの後は、レストランでの歓迎夕食会に招待され、それぞれ交流を楽しんでいました。さらに、その後、ジャズクラブに演奏を聴きに行った学生もいました。

セミナー風景その1 
セミナー風景その2 
セミナー風景その3 
セミナー風景その4 
本場での研修は、学生にとって貴重な体験です。発見や感動、多くのことを学んで帰ってくることでしょう。そして、NYを訪れたことで、今まで以上にジャズが好きになったのではないでしょうか。

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2009年3月12日

ピカピカのミロのビーナス

学内にあるミロのビーナスを知っていますか?14号ホールの前の丘?みたいな所です。
通称この場所はアンドロメダ大草原といわれているらしいです。そこにあるビーナスの周りに足場のようなものが組まれていたので、どうしたのかな・・?と見に行きました。
ミロのビーナス修復作業中
遠くから見ていると何ともないように見えていましたが、実は塗装が剥がれて痛々しそうでした。作業中の方々にお伺いすると「野外に置かれているので、雨風にさらされ、石膏も剥がれているから、石膏を塗り、塗装や撥水作業を行います。」とのことでした。
石膏や塗装が剥がれ落ちたミロのビーナス
この日、また雨が降り出しそうなお天気だったので、石膏を塗り、ビニールをかけて作業は中断されました。
ビニールをかぶせられたミロのビーナス
あっという間に、修復作業は完了!ピカピカに輝くミロのビーナスに変身しました。
ピカピカのミロのビーナス
暖かくなったら、ビーナス像をデッサンしてみませんか?

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